Subject: [Africa on Line 00000034] 第34号!

Tue, 25 Jan 2000 01:00:00 +0900


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 ■■■■■■■ AFRICA ON LINE   (901部発行)
 ■■■■■■  アフリカ情報インターネットマガジン
   ■■■■  第34号 2000年1月24日発行
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□今回のもくじ
■アフリカからの話題
 ●コートジボアール:クーデタの背景と今後の危険
 ●バオバブの木 その3
■アフリカの紹介
 ●アフリカ紹介番組『東アフリカ・色と模様の世界』その2
■アフリカと出会えるところ
 ●アフリカ雑貨屋 『アフリカンギャラリー トンブクトゥー』
■アフリカ関連イベント
 ●全国ツアー
 ●北海道
 ●関東・甲信越
 ●中部・東海
 ●関西
■今日のひとこと
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■Realtime Africa アフリカからの話題
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●コートジボアール:クーデタの背景と今後の危険
                     by 空飛ぶアグチ

アビジャン1999年1月19日14時
情勢が落ち着いてきたので、今回のクーデタの背景と、今後の危険について
考えてみました。またまたながーいものになってしまったので、特に関心の
あるかたはご参考にしてください。

<長期的な転換点:クーデタの背景>
クーデタの背景として、私はコートジボアールが経済・社会・政治にわたる
長期的な転換点にあることに注目しています。それはカカオ経済の限界、人
口移動、土地問題の三点にまとめられ、三者は密接に関連しています。

コートジボアール経済は、独立以来カカオ栽培の拡大によって発展しました。
この発展は、中南部の森林開墾と、大規模な労働移動(国内および周辺国か
らの移動)による、ココア経済の外延的発展、つまり生産方法を改良するこ
となく、より多くの土地と労働を注ぎ込むことによって可能となったもので
す。

しかし80年代にはすでに生産過剰、開墾フロンティアの消失と労働力過剰が
問題となり始めました。具体的な表れは、ココア価格の下落と、土地問題お
よび移住者・移民(移民の半数以上はブルキナファソ人)との軋轢です。

<コートジボアール社会の危険な亀裂>
これらの問題は、ウフェボワニ元大統領時代には取り組まれず、先送りされ
てきました。後継者ベディエ前大統領は問題の解決をはかるどころか、政敵
ワタラ(RDR党首)排除のため、移民への反感をあおる排外主義キャンペーン
を繰り広げました。キャンペーンの骨子は、ワタラはブルキナファッソ人で
あり、北部ムスリムと外国人を率いてコートジボアールの乗っ取りをたくら
んでいるというものでした。

今回のクーデタの背景には、経済危機、統治の悪化などがありました。しか
し、最大の原因は、排外主義キャンペーンが、コートジボアール社会に深刻
な亀裂をもたらしたことだと思われます。

南西部地域タブー近隣農村における、1999年11月の事件は、これを象徴する
ものでした。アグロインダストリーとプランテーションに関する契約を結ん
だ村人が、該当する土地に住む移民を、武力で追放したのです。事件は5名の
死者と数千人の追放者を出しました。追放された人々の大半はブルキナファッ
ソ人でしたが、北部からの移住者も含まれていました。こうした事件は、コ
コア栽培地域である中南部では、どこで起こってもおかしくはない状況とな
っています。

<三つの転換>
今後、コートジボアールは長期的に三つの転換を必要とするでしょう。ココ
ア栽培からの転換、土地所有制の転換、移民政策の転換です。

* 限界に達したココア経済
コートジボアールは、将来ココア生産総量の削減を避けることができないで
しょう。コートジボワールは、世界最大のココア生産者ですが、他方ココア
市場は代替製品の増加に伴い、縮小傾向にあるからです。農民の少なからぬ
部分がココア栽培から撤退し、他の作物生産か、農業以外の経済部門に移動
しなければならないでしょう。今年ココア価格が大幅に下落したことから、
すでに農民は出荷を削減しています。

ココアに代わる収入の道を見つけることは、農民にも、国家にも焦眉の課題
となっています。しかし、転換の苦痛を緩和すべき国家財政は、破綻状況に
あります。

他方で、これまで非ココア生産地域であるがゆえに、軽視されてきた北部が、
政治的要求を強めています。北部出身者は、農業以外のセクターで重要な役
割を占めているからです。これまで、公的資源と雇用面で差別されたと感じ
ている北部は、公共投資の増加とより多くのポストを求めています。ワタラ
を党首とするRDRは、こうした北部の声を反映しています。

* 土地改革
コートジボアールの土地制度は、アフリカの多くの国同様、伝統的なもので
す。伝統的土地制度は、土地がまだ無制限にあると思われていた時代のもの
で、新規に開墾できる森林が消滅しつつある現在、機能不全に陥っています。
森林の消滅に従い、土地争いが各地で深刻な問題となっています。農民がい
きおい「異邦人」(他地域出身のコートジボアール人を含む)の追放に走る
可能性はどの村にもあります。伝統的土地管理においては、外来者の土地へ
の権利は制限されているからです。

他方で、伝統的土地利用から、私有制への転換を進める土地法が一部地域で
試行中です。しかし、新法の実施自身、社会的緊張を高めることは間違いあ
りません。土地所有制は民族の文化と社会の根幹に関わる問題であり、土地
制度改革は、きわめて困難な実験だからです。

* 移民・移住者の融合と統合
ココア生産の発展に伴い、二つの大きな人の流れが拡大しました。一つはコ
コアプランテーションの労働力としてやってきた、移民・移住民達です。こ
の流れは、周辺国および北部から、最初は中部に、そしてココア栽培の拡大
につれて西部、南部へと広がっていきました。彼らは農業労働者でしたが、
次第に定着して農民となって行きます。もう一つは中部住民の、西南部へ移
動です。土地が足りなくなると、中部の人々は西部・南部に移住し、森林を
拓いてココアを植えたのです。

80年代の経済の縮小は、一人あたり所得の減少と失業の増大を招きました。
こうした状況で、移民・移住者へのまなざしが冷たくなることは、欧米や日
本と同様です。

中部・西南部の人々は、多数の移民が定着しつつあることに反発しています。
外国人の人口は、今では総人口の30%を越えているといわれます。移民およ
び北部からの移住者の80−90%はムスリムですが、中南部の人々はキリスト
教徒が多数を占めています。現在ではムスリムはコートジボアール最大の宗
教(人口の40%弱)となり、キリスト教徒(20%)を圧しています。中南部
のどの町村にも移民・移住者の地区が発展し、モスケが増加を続けています。

他方、中部から西南部に移住したココア生産者達も、換金作物栽培をあまり
発展させてこなかった、元からの住民には時として「脅威」と映ります。

したがって、移民・移住者と昔からの住民との融和・統合のための政策が、
早急に求められています。なお移民政策は、西アフリカの地域統合協定の枠
組みの中で定められており、他の加盟国との議論が必要となります。

<転換に伴う危険>
これら三つの問題は、西アフリカの住民全体のコンセンサスをはかり、民主
的に、時間をかけてしか解決できない問題です。扱いを誤れば、コートジボ
アールは内戦の危機に晒されるでしょう。したがって、民政移管後の新しい
政府が取り組むべき課題でしょう。移行期政府は、この問題には直接に触れ
ることなく、選挙と憲法改正の準備に専念することが望ましいといえます。

しかし、ベディエ政権が作り出した対立の溝は深いようです。移行期の任務
である、新憲法制定、国民証明書発行、選挙人登録などは移民、国籍問題に
触れる点があります。

また政党同士の論争も、扱いを誤れば危険です。クーデタ前までは、二大野
党としてベディエ政権に対し共同戦線を張っていたRDRとFPIは、現在はそれ
ぞれ大統領候補を擁するライバルです。RDRは北部を、FPIは中西部を主な基
盤とします。また、クーデタによって全国的基盤尾の弱まった前与党
PDCI=RDAは、本来の基盤である中部ココア生産地方の地域色を強めつつあり
ます。政党間の対立は容易に地域・宗教対立に発展しかねません。

前回の大統領選時には、構図こそ違え、選挙戦が土地問題にからむ対立を引
き起こしています。このときは、政府が野党FPIに対し、強硬な弾圧で臨みま
した(RDRがPDCI=RDAから分裂するのは、さらに後のことです)。中央での政
争を背景に、1995年に中西部の住民と、中部から移住してココアプランテー
ションを拓いた人々が衝突、1万人以上が土地を追われた事件が起こりました。

<市民社会の重要性>
CNSP, 諸政党、市民社会および国際社会はこうした逸脱をさけるために大き
な努力を払うべきです。しかしCNSP, 移行期政府、諸政党は政治的なアクター
であり、社会を分断するファクターを利用しようとする誘惑に常に晒されて
います。すでに移行期政府組閣におけるFPIとRDRの中傷合戦は、対立の扇動
を感じさせるものでした。

前述したタブー近隣の事件では、地元の政治家の扇動が悪影響を及ぼしたと
いわれています。さらに、政治家、高級官僚、軍人は、エスニックな感情が
人一倍強いようです。人事や利権の配分が、地域やエスニックな人脈を通じ
て行われる傾向があるからです。

移行期を安全に終えるためには、コートジボアールの市民社会の役割がきわ
めて重要だと思われます。特に、マスメディア、市民活動型のNGOの活躍が期
待されます。自由なマスメディアは、90年代の自由化以来発展を続けており、
地方小都市まで民間の新聞、ラジオのアクセスが可能です。自立した報道機
関の働きによって、昨12月のクーデタ前後および現在まで、国民の多くは、
比較的豊富な正確な情報を得ることができました。

また、NGOは、周辺国に比べスタートが遅れたとはいえ、近年コートジボアー
ルでも急速に発展してきました。「プレスの自由と倫理監視機構」は、メディ
アをモニターし、中傷や危険なアジテーションに対し自制を呼びかけていま
す。

人権同盟は、軍事政権下でも、不当な拘留などに対する告発を続けています。

国内紛争の早期予防警戒ネットワーク作りに取り組んでいるNGOもあります。

1月22日には、「移行過程監視機構」が発足する予定です。残念なのは、彼ら
の活動が、資金難により制約されてることです。

<国際社会の役割>
国際社会は、コートジボアールの移行期に大きな影響を及ぼしています。援
助諸国・機関、OAU、ECOWAS(西アフリカ諸国経済機構)の経済的・政治的圧力
は、軍事政権や諸政党の動向の枠組みを定めているといっても過言ではあり
ません。今後も、国際社会の政策、特に適切な援助政策は、きわめて重要で
す。国際的に軍事クーデタが抑制されるためには、援助は削減・停止されな
ければなりません。

他方、移行期の政情を安定させ、選挙準備を円滑に進めるためには、積極的
な支援が必要です。こうした矛盾した要請にこたえるには、次の三つの方法
が考えられます。
- 選挙、憲法改正の準備・実施への支援を惜しまない。

- 民主化後の強力な支援を約す

- 市民社会への支援を大胆に行う
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●バオバブの木 その3(その1を読む その2を読む)

先週に引き続き、アフリカ開発メーリングリスト (P-Africa ML)でやりとり
されているバオバブ談議をお届けします。

尚、下記アドレスからMLへ登録できます。
○登録方法
※jambo-adm@y7.com (管理人)へ、自己紹介のメールを送り登録が行
われます。自己紹介の際には下記のフォームを利用してください。

なお、この自己紹介はメーリングリストに流されますのでご了承下さい。

===============参加申し込みフォーム================
【名    前(ふりがな)】:
【住んでいる所】:(詳しい番地等は必要なし)
【登録したいE-Mailアドレス】:
【別のE-Mailアドレスがあれば】:
【アフリカとのかかわり、関心を持っていること】:
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……………………・………………………
中島@清瀬です。

栗原さん、もんちゃん、みなさん、こんにちは。

 年末年始は、「20世紀映像の***」というようなテーマの番組が続い
ています。映像で社会事象を振返ろうという意図でしょうかね。

栗原さん:wrote
> タランギレ国立公園@タンザニアもすごいです。
●部屋に飾ってある、GIO'95 in Corporation 制作の「タランギレ・ナショ
ナル・パーク」の絵地図上にも"Mibuyu Mingi"(たくさんのバオバブの木)
というような記述があります。

栗原さん:wrote
>僕のHPにはこのバオバブをモデルにした短編小説が2編
>収めてあります。良かったら読んでみてください。
> http://member.nifty.ne.jp/TomKurihara/leon.htm
> http://member.nifty.ne.jp/TomKurihara/bigtree.htm

●たいへん興味深く読ませていただきました。NHKの「おかあさんといっ
しょ」の「にこにこぷんっ」に登場する木をイメージしました。生活を営ん
で行く上で長く受け継がれてきたものが、そこで生活する上での秩序を保ち、
それが持続可能な生産だったり、コミュニティ形成に大きな役割を果してき
た面もあると思います。今の日本では忘れられてしまった所が多く、かえっ
てこの面に関してはアフリカから学ぶことがあるのではないかと思うことも
あります。
 栗原さんの作品を読んで思ったのは、手塚治虫の「ジャングル大帝」や、
作者は忘れましたが「ジャングルくろべぇ」などが、子ども達および日本人
にどのように受け取られているか、気になる所ですね。

ところで、年明けからNTTグループのCMにバオバブの木が登場していま
す。俳優の片岡さんが枝に腰掛けていて、世界中のシーンが展開されるとい
うもの。最後は、バオバブの木の向うに雪を被ったキリマンジャロならぬ富
士山で終わります。
(注:今は富士山ではなく地球になっています)

バオバブがブーム?かと思い、「バオバブ」関連で検索してみました。
<日本でバオバブの観れる植物園>
■富山県中央植物園
http://www.cap.or.jp/fuchu/hana/han1024w.html

■京都府立植物園
http://www.pref.kyoto.jp/intro/plant/migoro/1108/110811/110811.html

<その他検索できたもの>
■聖剣伝説(とても人気のあるパソコンゲームらしい?)
情報提供のサイトあり。登場するモンスター図鑑やゲーム攻略の掲示板など
あり。モンスターのくくりで魔法生物系ということでいくつかのモンスター
がいるようです。そして、それらモンスターの宝物がひいらぎの木、バオバ
ブの木、ダークバニッシュ、黒壇。というような情報があります。
いかんせん、やったことがないゲームなので詳細を語ることができませんが、
ゲームの世界でも「バオバブ」「黒檀」などが神秘的・魔物的であるという
捉え方をされていて、多くのゲーム参加者に認識されているということは確
かなようです。

■メル友のクイズとして登場
■結婚写真撮影の会社名「バオバブ」
■声優のプロダクションの名前「バオバブ」
■プロバイダーの省略名称「バオバブ」
■通販の商品で、バナナの葉で作ったバオバブの木の置物
■バオバブの家(福祉施設の名前)
・弱肉強食の自然の厳しさの中でバオバブの木にはさまざまな動物が集まっ
てくる。強きも弱きも。そんなバオバブの木のように、「たくさんの仲間が
集まってくる拠点をつくりたい」という願いを込めて、私たちの拠点はバオ
バブの家と名付けられました。(コメントより)
■滋賀県JR瀬田駅前のイタめし屋「バオバブの木」
・「オリーブの木」に対抗しようとでもいうのでしょうかね。

この辺は、「語呂のよさと親しみやすさ」といった感じというところでしょ
うかね。

さらに、
■ニフティのインターポット
・ネット上の仮想空間で木を育てるというゲーム。架空の植物を育てるそう
ですが、登場する木は「バオバブ」に似ているように感じます。ニフティ会
員限定ですが、掲示板記入、メール交換などで参加者同士の交流もできるよ
うです。
 そういえば、昨年だったか、似たようなシステムであるNGOと企業が組
んで、仮想の木を育て、その参加費をNGOへ寄付されるというものもあっ
たようですね。

こうして見てみると、アフリカの木の代表選手である「バオバブ」というの
は、意外と日本の社会の中に既に入ってきているようですね。その認識のさ
れ方について、注意をしなければならないと思いますが、でも、アフリカを
伝える手掛かりにもなるのではないかと期待したいところです。
まあ、これら「バオバブ」に限らず、他にもたくさんあることでしょうけど
もね。
「アフリカ」をどのように伝えるかが課題ですが、その前に既に「アフリカ
」がどのように認識されているかを捉えてみたいですね。
……………………・………………………
中島さん、門さん、栗原さん、Pーアフリカのみなさん
Hongera Mwaka Mpya (スワヒリ語で明けましておめでとうございます)

くるみ@モシです。日本、アフリカ各地でのお正月はどんなもんでしょう?
ここモシでは、31日にちょっと珍しいことが起りました。それまでの青空
が急に真っ暗になり、雷がなったかと思うと、どしゃぶりの雨に続いて突然
ひょう(雹:氷塊)が降り始めたのです。0,5ミリ角くらいの透明な氷の固
まりが、ばらばら落ちてきたので娘はさっそく外に飛びだし、あ痛たたとい
いながらも大喜びで、氷の塊をひろい集めていました。

今年も変わらず中島さんの話題は豊富ですね。バオバブ関連の話、とても面
白かったです。日本の植物園にあるバオバブの木は大きいんでしょうか?中
が空洞のバオバブの年輪はどうやって調べるのでしょうね。

中島@清瀬さんwrote
>ご近所ごとに焚き火を囲んで踊り始めるようで、次々に
>あちこちから火の手があがり、ガンガン叩く音と叫ぶ声が
>聞こえてきました。

今年は家の近所では爆竹や花火の音が例年よりたくさん聞こえました。村に
ホームスティした野村さん、加藤さんの話では、たき火、踊り、歌、ガンガ
ン叩く音が明け方まで続き、それはそれは賑やかだったようです。野村さん
は日本から小さなテープレコーダーを持って来ていて、雨がトタン屋根にあ
たる音とかお祭りとか、生活音を録音していましたがいいアイディアだと思
いました。

門さんwrote
>ちなみに、セネガルではバオバブの実は『サルのパン』と
>呼ばれておりました。
>なんでだろう???

猿が食べるので英名を「monkey bread」というそうです。木や植物の学名は
難しくてなかなか覚えられないのですが、「痛風にかかった足」「ソーセー
ジの木」「天使のトランペット」など、英名の方は愉快な名前が多くてすぐ
覚えられますね。

ところでバオバブは各部が民間薬としても使われるなど、多目的に利用でき
る野生有用植物ですが、農村などを訪ねるとたくさんの野生植物が様々な用
途に使われているのを見ることができます。(バオバブのことを調べていた
ら、俄然おもしろくなって、本箱のすみに眠っていたTropical Plants,
Gardening in East Africa, Plants for Peopleをひっぱりだして読んでい
ます。住血吸虫対策に利用できそうな植物など、あっとおどろく情報が満載
です)
アフリカの有用植物のデータベースを京都大学アフリカ地域研究センターが
作成しているという話を聞いたことがあるのですが、どなたかご存じの方が
いらっしゃいますか?

>セネガルでは、「バオバブボンサイ」というネーミング
>そのままで、はちにうえられたバオバブが街中の売り子
>お兄さんたちの手で売られておりました。お友達になった
>台湾のODA派遣(?)の園芸技術者の方が「バオバブ
>ボンサイ」普及にはげんでおりました。

わぁ〜「バオバブボンサイ」ほしいですね。いったいどのくらいの年月で盆
栽になるんでしょう。ヨーロッパでは盆栽人気が高く、イギリスで暮らして
いたときに、「日本人なら盆栽ができるだろう」と聞かれて弱ったものです。
「バオバブボンサイ」というのは、セネガルに住む外国人向けに売られてい
るということでしょうか。それともヨーロッパ輸出向け?(でも気候が合わ
ないから、これは無理かな)
東アフリカでは見かけないですね。セネガルで人気があるのなら、こちらで
も売れる可能性がありますよね。ストリートチルドレンなどの施設に技術指
導するというのはどうでしょうか。
……………………・………………………
中島さん、栗原さん、みなさん、こんにちは。

楠田一千代@一宮、です。いつもいつも楽しく読ませていただいてます。
どうぞ今年もよろしくお願いします。

さて、バオバブについての話がいろいろと出ていますが、昨春訪問したセネ
ガルの首都ダカール市でおどろくものを見つけました。見つけたというか、
売られてました。ダカールは市の中心にある独立広場周辺に銀行が集まって
いるのですが、そこには路上物売り(よくバナバナと呼ばれています)が多
種雑多なものを売ってます。そこでバオバブの鉢植え(盆栽)も売られてい
たのです。植物検疫(鉢植えは土付きですからね)、重量を考えて購入はし
ませんでしたが、噂によると同じ物はパリでも売られているとか。

日本で植えてみた人は結構いるようで、一本細長ーく育ったものを見たこと
があります。マダガスカルから持ち帰った種を植えたとのことでした。
……………………・………………………
くるみさん、野田さん、楠田さん&その他の皆さん

栗原@福岡です。

バオバブ談義は飽きません。

くるみ@モシさん;
>ったです。日本の植物園にあるバオバブの木は大きいん
>でしょうか?中が空洞のバオバブの年輪はどうやって
>調べるのでしょうね。

バオバブはもともと年輪が発達しません。(日本で良く知られている物とし
ては、工作に使うバルサ材に近いのではないかと思います)。したがって、
中空でなくても年輪から樹齢を読み取ることは不可能なんです。

ただ、マラウィのガイドの話では、直径から樹齢を概算する方法があるよう
です。(細かい話しを忘れてしまいましたが、1mで200年、とかそのく
らいのオーダーだったと思います)

>野田@タンザニアさん;
>またバオバブの木は小さな頃からあんな格好になるので、
>ほっておいても盆栽らしくなります。

うぉ〜!見てみたいぃぃ!!

楠田一千代@一宮さん;
>日本で植えてみた人は結構いるようで、一本細長ーく育った
>ものを見たことがあります。マダガスカルから持ち帰った種を
>植えたとのことでした。

日本で育つバオバブ、これもぜひ見てみたいですね。

きちんと成長を観察したわけではない(当たり前か)ので定かではないです
が、バオバブはまず伸長成長で高くなり、ある程度の高さで伸長成長が止ま
り、同時に肥大成長で太くなる、という成長パターンのようです。もちろん
このような成長パターンは他の樹種にも多かれ少なかれ当てはまるんですが、
バオバブは少々極端ですね。
というわけで、人が種とか小さな苗木から育てたとして、その人が拝めるの
は、やっぱりヒョロ長いバオバブ、ってことになってしまうようです。大木
を拝めるのは曾孫の代かな?

ではでは
……………………・………………………
楠田一千代@一宮、です。

バオバブ談議楽しいですね。

> (バオバブの花ってどんなんでしたっけ???)
だいぶ前に作った自分のHPに写真があるのを思い出しました。

Baobabの皮で縄を作っている写真
<http://www.zzz.or.jp/~kazutiyo/cordon1.jpg>
Baobabの花と実の写真 <http://www.zzz.or.jp/~kazutiyo/FRUIT.html>

アクセス可能な方はどうぞ!(おわり)
……………………・………………………
とりあえず今回の連載はここまでですが、アフリカ開発メーリングリストで
はその後もお話が続いています。
機会がありましたらまたご紹介したいと思います。
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■ Africa a la carte アフリカの紹介
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●アフリカ紹介番組
『東アフリカ・色と模様の世界』その2   by野村 民夫

 通信講座の教材が送られてきました。
 1ヶ月ごとに、各々2つの課題の何れかを選んで1200文字以内でレポート
を提出するのですが、どれも難問です。添削して講評が返却されます。

 放送の第3回は現地ロケで、最初に、地域の風景、住居、放牧の様子、など
が紹介されました。
 それを見て、牛が大切な財産なので、個体識別をするために、色と形(模
様)を多彩に表現する文化が発達したのではないか、と思いました。
 続いては調査の紹介で、色カードを見せて、色を答えてもらい、色度図
(色相と彩度を2次元グラフで表したもの)上でグループ分けして認識を探
る、というものでした。
 面白かったのは、ライオンを意味する色の名前が色相を示すのではないら
しいということです。
 テキストには、番組では触れられなかった詳しい説明や分析がびっしり書
かれています。
 もう一つのキーワードは、文字がないことと記憶力の関係で、多分、次回
以降に触れられるのではないかと思います。アイヌの伝承と同じですね。

 ボディの人たちが自動小銃を持ち歩いていたのが、やりきれない思いです。
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■ Meet Africa アフリカと出会えるところ
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●アフリカ雑貨屋
    アフリカン ギャラリー トンブクトゥー

『トンブクトゥー』は、サハラ砂漠の南、ニジェール川沿いに昔栄えた王国
の中心都市。 この町は交易で栄え、周囲から黄金の都と呼ばれたと伝えられ、
ヨーロッパの探検家の憧れの地でした。
そして、ここ川越の『トンブクトゥー』は、(有)アフリカン スクエアー が、
アフリカ各地から収集してきた様々な美術品・骨董品・民芸品・民族楽器・
アクセサリィー・染色布・衣料品などを所狭しと展示販売している、アフリ
カ産品のファンにはこたえられない黄金郷です。 アフリカの大地の持つ豊か
なエネルギー、そしてそこで育まれてきた民族性豊かな品々を、是非堪能し
ていただきたいと思っています。
【所在地】〒350-1172埼玉県川越市増形3-2
【TEL】0492-41-9186【FAX】0492-48-5480
【e-mail】as@african-sq.co.jp【HP】http://www.african-sq.co.jp/
【営業時間】11:00〜18:00 定休日 (日)(祝) 
 西武新宿線新狭山駅から国道16号線に出て右に曲がり、シェルのガソリンス
タンドで左に曲がり、道なりに進んで中山畳店で右に曲がり、カーブミラーで
左に曲がり、突き当たりの左角。

(有)アフリカンスクエアーは、1992年 5月アフリカ専門の輸入販売の有限会
社として発足しました。 単なる営利目的の輸入販売のみではなく、アフリカ
各地の優れた商品の開発、生産地の紹介、NGOへの協力などの活動も行って
います。 主な取扱商品は、アフリカ各地の民芸品、美術品、骨董品、アクセ
サリー、楽器、繊維製品、オリジナル衣料品、等。 また、無農薬栽培ケニア
紅茶(日本ケニア交友会が輸入)、無農薬栽培「スーパーグレード」 ルイボ
ス・ティー(日本ルイボスティー本社が輸入)も、取り扱っています。

  本社 〒421-0302 静岡県榛原郡吉田町川尻1577
     TEL 0548-32-1600 FAX 0548-33-0529
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■Event Guide アフリカ関連イベント
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●全国ツアー
○ラティール・シー&SUNU XELCOM(スヌ・ヘルコム)の
        アフリカンパーカッションライブ
◆大阪
日時:2月25日(金)22:00〜
場所:Someplace Else(地下鉄心斎橋駅徒歩8分 06-6213-9100)
チャージ:¥2,800(予定)
お問い合わせ:LUCKY 06-6536-1860

◆京都
日時:2月26日(土)19:30〜
場所:Parker House Roll
(阪急四条烏丸駅徒歩10分/地下鉄五条駅徒歩3分 075-352-8042)
チャージ:¥2,600(前売り)¥3,000(当日) *共に1ドリンク付
お問い合わせ/チケット販売:
TAM TAM COMPANY 06-6241-5717/070-5654-4911

◆東京
日時:2月10日(木)+3月30日(木)19:30〜
場所:音や金時(JR西荻窪駅徒歩2分 03-5382-2020)
チャージ:¥2,500(1ドリンク付)
お問い合わせ:音や金時 または オフィス・テランガ teranga@gol.com
             http://www2.gol.com/users/teranga

●北海道
○ジンベクラス
主催者:  いいだともき(札幌市手稲区曙7-1-7-8)
      E-mail: i-da@qb3.so-net.ne.jp
                  Tel&Fax: 011-684-7553
<1月の日程>
小樽 19日か26日
釧路 26日
帯広 27日

参加費:1,000円〜2,500(レベルや会場によってことなります)
*時間や場所、その他の詳しい情報は、主催者までお問い合わせください。

○函南町文化芸術鑑賞会(真冬の祭典)
〜アフリカの熱い鼓動をあなたに!ようこそアフリカへ〜
「アクワバ&ママドゥ」コンサート
”パーカッション&ダンス&トーク”ライブ
日時:2月5日(土)開場17:30〜開演18:30
場所:函南町中央公民館・大ホール
入場料:一般,.000円  学生500円
その他:・全席自由席
     ・前売り券・当日券の区別なし
     ・入場券は函南町中央公民館窓口で取り扱っています。
     ・入場券の販売は、販売予定数量を完売した時点で中止しま
      すので、お早めにお求め下さい。
     ・駐車場スペースに限りがありますので、車でのご来場は御
      注意下さい。
問合せ:函南町教育委員会社会教育課 TEL:0559-79-1733 

●関東・甲信越
○ドゥンドゥン・ワークショップのお知らせ
アフリカン・パーカッション・グループ「WARABA」アフリカン・レゲエ・バ
ンド「SABOU」アフロ・レゲエ・バンド「NATTY・VIBE’S」 などで活躍中の
アブ―・ケンプ・カマラさんを講師にお迎えして、ドゥンドゥン・ワークシ
ョップを行います。

最新情報は
http://home.webnik.ne.jp/000429/index.html
にアップロードしています。楽しいワークショップにしたいと思っています。

連絡先:アブー: 090-84-890914  または
     Keiko Ishida:  03-5248-4480, kei-ishi@mail1.webnik.ne.jp
なお、持ちこまれる楽器はドゥンドゥンでもジャンベでも構いません。

○ナポレオンソロライブ(アフリカンパーカッション)
(Djembe, Talking drum, vocal, etc.)
◆日時:1月26日(水)21:00-21:40
場所:DJ Bar & Restaurant Breath
       横浜市西区岡野1-16-7   Tel. 045-314-4784
      横浜駅西口 東急ハンズ先の岡野町交差点渡りサンクスの裏を右折
ライブチャージ:無料
問合せ:Breath 045-314-4784

その他のライブ・ワークショップなどの問い合わせ:安喰 agui@sip.mt.nec.co.jp

○アフリカンミュージックの太鼓のリズムに合わせて踊ってみませんか?
日時 :2月5日(土)14:00〜17:00
場所 :板橋産文ホール    1階ホール
1部(14:00−15:00)  アフリカとケニアのお話し
       講師 : フローレンス マシュウコさん(ケニア大使館勤務)
      (15:00−15:30)  ケニア料理(試食程度)と飲み物(チャイ)
2部(15:30−16:00)  西アフリカのブルキナファソの紹介
     (16:00−17:00) ブルキナファソのミュージシャン、
             レイモントパレさんとその仲間による生演奏と踊り
特典: アフリカ民芸品の福引きもあります。(空クジなし)
参加方法: 電話申し込みによる先着80名まで、
参加費: 700円
申し込み先: 財団法人 板橋国際交流協会
           TEL:03-3579-2015
産文ホールへの交通:
       都営地下鉄 三田線 板橋区役所前 下車 5分
       東武 東上線  大山駅 下車 5分
(永棟敏夫さんの紹介)

○ガーナの太鼓「パラゴ」体験教室(初心者対象)
西アフリカ・ガーナにおける儀式、レクリエーション等で演奏されるパーカッ
ション「パラゴ」の音色やリズムを味わうとともに、ガーナ伝統の曲を練習し
て、アンサンブルでの1曲の完成を目指す。

日時:2/9、2/16、2/23、3/1、3/8全5回  19:00〜21:00、(全て水曜日)
場所: ひの社会教育センター
   東京都日野市多摩平4-3 (JR中央線豊田駅北口より徒歩10分)
内容:
第1回 ドラムに慣れる
第2回 基本のリズムを叩く−1
第3回 基本のリズムを叩く−2
第4回 アンサンブルを楽しむ
第5回 アンサンブルで1曲を通して演奏する
講師:橋本和典(青年海外協力隊ガーナOB)
対象:初心者(市外の方も歓迎)
定員:7〜14人
参加費:9,500円(消費税別)、 ドラム貸出料2,500円 (ともに全5回分)
主催: 日野市、(財)社会教育協会
問合せ連絡先:ひの社会教育センター   担当:岡島
     TEL042-582-3136、FAX042-581-0647
(ひの社会教育センターの紹介)

○アフリカン・パーカッション・コンサート“タンヌベール”
「タンヌベール」とは、セネガルの首都ダカールで毎夜繰り広げられる
熱狂のトランス・ビート・パーティーのことです。
今回はネーパル出身のインドラ・グルンをゲストに迎えて「サバール」と
「ジェンベ」の熱いパーカッションの共演をお送りします。

日時:2月13日(日) 開場18:00 開演18:30〜
会場:内幸町ホール  千代田区内幸町1-5-1  tel:03-3500-5578
   JR、営団銀座線新橋駅または都営三田線内幸町駅より徒歩5分
予約 2500円  当日 3000円
出演:アッサン・ジャバイ     ラティール・シー
    ユッスー・ンジャイ     バシール・ソウ
    オマール・ゲイ       アビ・ニャン   他
ゲスト:インドラ・グルン  他
予約・お問い合わせ
    03-3729-6330(安田) 03-3530-9706(三上)
(安田尚樹さんの紹介)

●中部・東海
○"SEE YOU IN AFRICA"
Dance to African Music - mix with Lingala Reggae
毎月第一土曜日はAfrican Night!
リンガラやレゲエなどのBlack musicでフロアーは朝まで大ブレイク!
10月よりスタートしたばかり!
DJ.: Ras Yama, Charles
Presented by: Yuki Maeda (Lisanga)
場所:Elcoco(名古屋テレビ塔横タワービル6階)
時間:21:00〜05:00(翌朝)
料金:2,000円(2ドリンク付き)
問合せ:TEL:052-963-5066 (Elcoco)

○AFRICAN CARNIVAL 2000
様々な分野で活躍中のパーカッショニスト、ダンサーが集まって西アフリカ
の伝統文化をベースに作曲アレンジしているグループのライブです。
出演:東京ナンガデフ
日時:2月13日(日)16:00〜
会場:パーソナルボックス ワンハーフ 
    静岡県島田市横井3-4-24
    TEL:0547-34-3755
料金:¥2,500(ワンドリンク付き)小学生まで無料
当日はアフリカンフード、アフリカンビールもあります。数に限りがありま
すのでお早めに。
チケット取り扱い:<島田>Blues'Bar、ハラダ酒店、 TALK<藤枝>すみや、
マオマオなど多数

主催:パーソナルボックス ワンハーフ

●関西
○第95回アフリカ地域研究会のご案内
日時: 1月 25日(火)15:00〜17:00 
場所:京都大学アフリカ地域研究資料センター
      新館3階共同講義室(京都市左京区吉田下阿達町46)
演題:「農村開発計画と政策立案に関するアフリカからの展望
              :ウガンダの事例より」
            (An African Perspective to Policy Formulation and Rural
     Development Planning : A Case of Uganda)
講師:エドワード・キルミラ(Dr. Edward Kirumira )
     アキレス・セワヤ(Dr. Achilles Ssewaya )
   (ウガンダ・マケレレ大学、社会学・人類学講座)
         (Department of Sociology and Anthropology,
            Makerere University, Uganda)
要約:ウガンダでは現在、農村部での貧困問題に対処するための開発計画が、
日本の国際協力事業団の支援によって進行中である。講師の二人は、その立
案と実施に深く関与しており、その経験をもとにして今後のアフリカでの農
村開発のあるべき姿を展望する。
連絡先:京都大学アフリカ地域研究資料センター、立川みお
Tel. 075-753-7821  Fax.075-753-7810
e-mail:tachikawa@jambo.africa.kyoto-u.ac.jp
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■今日のひとこと
また風邪を引いてしまった。今年は健康運がついていない。
厄払いしないと、、、(Mao)
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*イベント主催者への情報確認、あるいは問い合わせの際に、紹介された方
のお名前が必要です。お名前・連絡先をお忘れなく。
*特にお断りがなければ、イベント紹介者も紙面に載せます。
よろしくお願いします。
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