Subject: [Africa on Line 00000041] 第41号!

Mon, 13 Mar 2000 00:00:00 +0900

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 ■■■■■■■ AFRICA ON LINE   (1000部発行)
 ■■■■■■  アフリカ情報インターネットマガジン
   ■■■■  第41号 2000年3月13日発行
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□今回のもくじ
■アフリカからの話題
 ●モザンビーク洪水被害者に対する緊急支援のお願い
 ●ザンビアの国立公園での仕事 −野焼き−
■アフリカと出会えるところ
 ●アフリカ料理屋  『アビシニア』
■アフリカ関連イベント
 ●全国ツアー
 ●北海道
 ●関東・甲信越
 ●中部・東海
 ●九州
■人材募集
■今日のひとこと
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■Realtime Africa アフリカからの話題
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●モザンビーク洪水被害者に対する緊急支援のお願い
      byアンリ・ヘルシー 久我祐子TEL・FAX:044−855−1707

 南部アフリカのモザンビークは、1月中旬からの豪雨による大洪水に見舞わ
れ、大きな被害が出ています。洪水被害はほぼ全土に広がり、全人口約1740万
人のうち160万人以上の人々が直被害に遭っています。今までに確認された死
者は200人以上、家を失った人々は数千人にもなります。必死の救援活動が続
けられていますが、未だに10万人以上の人々が、建物の屋根や木の上で救出さ
れるのを待ちわびている状態です。まだ水が引かないため被害の全貌が掴めな
いそうですが、死傷者の数はさらに増えると予想されます。また、避難した人
々のあいだでは、栄養失調や伝染病の蔓延など新たな問題も出てきています。
 在日モザンビーク大使館は、被災者のための義援金を緊急に呼びかけていま
す。日本で集められる義援金は、「Instituto Nacional de Gestar de
Calamidads(INGC)」
 というモザンビーク政府管轄下の組織に送られ、食料、薬品その他被災者の
必需品の調達に使われる予定です。INGCは、ユニセフ、世界食料計画(WFP)
およびNGOと協力体制をとり、草の根の緊急援助活動をおこなっています。
 独立から内戦という時代をくぐり抜け、ようやく復興に向け再スタートを切
ったモザンビーク。それを阻止するかのような今回の災害です。しかし、水に
浸かった屋根の上で大きく手お振りながら救援を待つ人々、木によじ登って出
産したお母さんなど、現地の報告からは、負けずにがんばるモザンビーク市民
の姿が見えてきます。
皆様の暖かいご支援、どうぞよろしくお願い申し上げます。

<モザンビーク水害支援口座>
東京三菱銀行 内幸町支店 普通口座:3327868
名義:The Embassy of the Republic of Mozambique  Assistance to
Victims of the Floods in Mozambique
問合せ:モザンビーク大使館 TEL:03−5419−0973 FAX:03−5442−0556
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●ザンビアの国立公園での仕事 −野焼き−
                                        by 今栄@ウェールズ

 私は92年から95年まで青年海外協力隊員として、ザンビアのサウスルアング
ア国立公園で生態調査官として働いた。国立公園での仕事にはいろいろあるが、
今回は野焼きについてお話したい。

 野焼きは乾季の初めから中盤にかけて行われる。サウスルアングアの場合、
乾季は5月頃から10月頃までで、その年の雨の状況によるが、大体5月中旬か
ら7月上旬にかけて、川辺の平原や丘陵地帯の林内の乾いた草を焼く。焼いた
後の草原からはまた新たな草が芽吹いてきて、草を食べる動物達の食料となる。
乾季が進むにつれて緑が少なくなるので、新たに芽吹いてくる草は貴重な食料
だ。野焼きをしないと困るのは動物達だけではない。乾季終盤のカラカラに乾
いた季節に乾ききった草があふれていると、野火が発生しやすく、一度発生し
てしまうと火は瞬く間に燃え広がり、消しようがない。それを防ぐためにも、
乾季初めから中盤にかけての、草は乾いていて燃えやすいが樹木はまだ水分を
保持していて燃えにくい時期に、草だけを焼いてしまうのである。つまり、火
をコントロールしやすいタイミングを見計らって草を焼くことで、防火帯を作
っているのである。

 乾季終盤に野火が発生し、消火作業にあたったことがある。野火の消火に何
を持っていくかというと、斧である。野火の現場に行って、まだ葉っぱをつけ
ている枝を見つけては斧でぶった切り、その枝を持って火を叩き消すのである。
もちろんそうやっているうちに葉っぱが全部燃えてしまうから、そうなったら
また新しい枝を探すのである。それを人海戦術でこなすのだが、大変な作業だ。
気温はこの頃が一番高く、昼間は40度近くになる。昼間の消火作業は太陽と火
でむちゃくちゃ暑く、脱水症状を起こしやすい。しかも消したと思ってもすぐ
にまた燃え出してしまうので、あまり意味がない。よっぽどのことがない限り、
消火作業は夜に行う。夜には20度まで気温が下がり(内陸国なので日較差が大
きい)、昼間よりは火を消しやすい。それに、暗がりではどこに火がついてい
るかが一目でわかるので、消すのもまだ昼間よりは楽だ。

 夜の消火作業で怖いのは移動だ。できるだけ多くのスタッフをかき集めて、
車で野火の場所までできる限り近づくが、あるところからはやぶの中を歩いて
進むしかない。夜のやぶは非常に怖い。国立公園の中なので、野生動物は当然
いる。ライオンやゾウ・カバなどの危険な動物がいるかもしれないやぶの中を
歩くのは、いかに大人数とはいえ、緊張する。できるだけ物音を立てながら歩
き、いるかもしれない動物達に警告のメッセージを送る。先頭や最後尾を行く
人は銃を構えながら神経を尖らせている。サウスルアングアのスタッフは、こ
ういうとき非常に頼りになった。経験豊富で勇敢なスタッフが男性にも女性に
も多く、夜中でも現場に辿り着くルートを的確に見分け、また動物達の気配に
も非常に敏感だ。ある動物に気づくと、その状況に応じて、他の動物の鳴き声
を真似してみたり、皆でどんどんと足を踏み鳴らしたりして、動物を追っ払っ
てくれる。スタッフのこういう能力は現場経験を通して発達してきたのだろう。
非常に頼もしい。現場に着くと、チームに分かれて、火を消しにかかる。夜の
作業ではぐれないように、チーム毎にかたまって火消し作業を行う。各チーム
には銃を抱えて辺りを警戒しチームを守る係もいる。不謹慎な言い方だが、ひ
んやりした夜の空気の中で、汗をかきつつ、火を消しているのを気持ちいいと
感じることがある。仕事の結果がその場で見れる手応え、スタッフと一緒に過
酷な状況で仕事をしているという一体感、そのせいだろうか。

 とはいえ、野火の消火作業は非常にきつい仕事である。特に、昼間の消火作
業を経験したら、「来年は野焼きを完璧にやってやる!」と誓うこと間違いな
しである(経験者は語る)。野焼きの準備は4月頃から始まる。サウスルアン
グア国立公園の大きさは9050平方キロ(山形県とほぼ同じ)で、その中に、植
生や野焼きのし易さなどを考慮して、8本の野焼きラインが設定されている。
道路に沿ったラインでは、車で火をつけながら走ることができるので、割と楽
である。丘陵地帯の林を横切るラインは数本あるが、数日かけて、キャンプ道
具を担ぎながら徒歩で火をつけていくことになる。最初に焼くラインは川辺の
草原を突っ切る道路沿いなので楽だが、その時の草の燃え具合や樹木の乾き具
合などを見ながら、他のラインを焼くスケジュールを考えるので、大切なスター
トである。

 以下、日記調で書いてみよう。

 (5月3日)明日最初の野焼きをする。今日のうちに車に燃料を満タンに入
れ、マッチを4箱用意し、銃や斧も手配した。明日の野焼きは一日で済むから、
食料はスタッフ4人の昼食分だけでいい。鍋と鉄製の簡易コンロと炭は用意で
きたが、ミリミル(とうもろこしの粉、ザンビアでの主食になる)とカペンタ
(煮干、おかずになる)がなかなか手に入らなかった。倉庫番がいなかったか
らで、探し回ったが見つからない。同僚のAは「明日の朝また探せばいいよ。
彼はきっと朝には来るから。」と言う。またいつもの議論になると思いつつ、
「そんな事言って、もし彼が来なかったらどうするんだ?仕事ができなくなる
じゃないか。今日のうちに探しておかないとだめだよ。」と言い返すと、彼は
「しょうがないなあ」という感じで苦笑した。幸い倉庫番が見つかって、明日
の食料を手に入れることができた。食事用の水を20リットルのポリタンクに入
れて、明日の準備は完了だ。

 (5月4日)朝早くにスタッフ全員と出発した。午前10時ごろまでには焼き
始める地点に着いておきたい。雨季の間は閉ざされていた道路なので、状況が
心配だったが、幸い大きなぬかるみなどは無かった。動物達は久々に見る車に
驚いたようで、走り回っている。雨季に栄養あるものをいっぱい食べたせいか、
はつらつとして見える。10時少し過ぎに焼き始め地点に着いた。思ったほど乾
いていない。まあ、でも焼いてみよう。最初はあまり火が燃え広がらず、マッ
チを無駄にしていただけだったが、昼に気温が高くなってきたせいか、火のつ
きが良くなってきた。そのまま火をつけながら草原をゆっくりと突っ切って、
公園局のキャンプまで辿り着いた。ここは公園内に配置された小さなキャンプ
の一つで、ここを拠点に密猟対策のパトロールに出たり、公園に出入りする車
をチェックしたりしている。キャンプのスタッフと情報交換しつつ、昼食の準
備もさせてもらった。昼食を食べた後は仕事をしたがらないので、ここは焦ら
ずに1時間ほど休憩した。その後、キャンプを後にして通って来た道を戻り、
草の焼け具合をチェックした。うまく焼けていないところもあるので、防火帯
の穴を作らないように気を配って焼いた。動物達は火をあまり気にしていない
ようだ。インパラなど、火が近くまで来てはじめて、「めんどくさいなあ」と
いう感じでのろのろと移動している。火に慣れているのだろうか。このライン
はうまく焼けたようだ。スタッフと話し合い、次の低木の多いラインはまだあ
まり乾いていないだろうということで、 10日後に様子を見ながら焼くことに
なった。とりあえず、無事に第一段階をクリアしたようで、ほっとした。この
調子で進めていきたい。

次号(があれば)へ続く(国際協力メールマガジンから転載)
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■ Meet Africa アフリカと出会えるところ
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●アフリカ料理屋 『アビシニア』

前回に引き続きエチオピア料理屋さん。
青年海外協力隊エチオピア隊員OBが開いたお店でエチオピア人コックがいま
す。クィーン・シーバイに比べて、より現地の料理に近く、価格もリーズナ
ブルとのうわさも。エチオピアンコーヒーセレモニー の再現も行っています。

【所在地】東京都渋谷区宇田川町32-7シブヤチトセビル2F
【TEL】03-3770-2060
【営業時間】17:00〜23:00
渋谷センター街のパルコクワトロ横のビル2階
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■Event Guide アフリカ関連イベント
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●全国ツアー
○ラティール・シー&SUNU XELCOM(スヌ・ヘルコム)の
        アフリカンパーカッションライブ
◆東京
日時:3月30日(木)19:30〜
場所:音や金時(JR西荻窪駅徒歩2分 03-5382-2020)
チャージ:¥2,500(1ドリンク付)
お問い合わせ:音や金時 または オフィス・テランガ teranga@gol.com
             http://www2.gol.com/users/teranga

●北海道
○ジンベクラス
主催者:いいだともき i-da@qb3.so-net.ne.jp
会 場:札幌、小樽、釧路、帯広
*今月から帯広と釧路クラスが月2回になりました!!!
その他:日程と会場は主催者までお問い合わせ下さい。
     ジンベは余分にあります。
参加費:1,000円〜2,500円

●関東・甲信越
○キ・アフリカ3月の定例会
日時:3月18日(土)12:30-15:00
場所:APIC国際協力ブラザ講習室
         港区南麻布5-2-32 第32興和ビル1F
         TELl:03-5423-0561
        地下鉄日比谷線広尾駅下車
    (3番出口 右折徒歩5分 純心女子学園斜め前)
内容:前半約1時間半は、 アフリカ講座、後半は、スワヒリ語講座です。
今回のアフリカ講座は、西アフリカ ナイジェリア出身のヘンリーさんから
ナイジェリアの教育事情などについてお話ししてもらう予定です。
後半のスワヒリ語講座は、いつものタンザニアの先生におねがいしています。
参加費:1,000円(学生500円)
           但し、正会員・学生会員は無料です。
(紹介者:永棟敏夫さん)

○「アフリカン・フェスタ 2000 in 幡ヶ谷」
                  〜 アフリカと踊る、アフリカと語る 〜
 アフリカン・ダンスに音楽、アフリカについての面白いお話、と盛りだく
さんのイベントが3月26日(日)東京は幡ヶ谷で行われます(外務省主催、
渋谷区後援)。一昨年10月に開かれた第2回アフリカ開発会議を受けて、国
民各層のアフリカへの理解を深めるために今年度より始まった日本アフリカ
交流構想事業の首都圏での初の催しです(これまで福岡と名古屋で行ってい
ます)。
 別会場では「子どもたちにアフリカをどう伝えるか」というテーマでのパ
ネルディスカッション、加えて写真展も開かれますので、東京在住の皆様は
是非お出かけ下さい。行事の企画の詳細は次の通りです。
◆「アフリカントーク」
林 英哲さん(和太鼓奏者)がアフリカでのユニークな体験をお話下さいます。
◆ 「アフリカと踊る!」
 日アフリカ混成メンバーの「ハクナターブ」とタンザニアの伝統音楽演奏
家によるアフリカ音楽とダンスの公演です。
  場所:渋谷区幡ヶ谷区民会館(京王新線「幡ヶ谷」徒歩5分)
 日時:3月26日(日)15:30〜17:45
◆パネルディスカッション「子どもたちにアフリカをどう伝えるか」
    天野和広 相模原市立中央中学校教諭(元ニジェール派遣青年海外協力
隊員)、五十嵐浩司 朝日新聞外報部次長(元ナイロビ支局長)等によるパ
ネルディスカッション。
 場所:渋谷区幡ヶ谷社会教育館大学習室(区民会館斜め向かい)
 日時:3月26日(日)13:00〜15:00
◆ビクター・マトム写真展「マサカーネ(ともに築こう)」
    南アフリカのフォトジャーナリストがタウンシップの人々の日常を追った
写真展。マトム氏が指導する子ども達の作品も同時展示。
  場所:渋谷区幡ヶ谷社会教育館大展示室(2階)
  日時:3月26日(日)11:00〜16:00

いずれの行事も入場無料です。上記行事についてのお問い合わせは、日本ア
フリカ交流構想事務局(「グローバルシステムジャパン」内
TEL:03-5562-0592  FAX:03-5562-0648)にお願いいたします。

○ナポレオン テテ ソロライブ
日時:4月22日(土)
開場:19:00/開演:19:30/21:00(2ステージ入れ替え無し)
会場:アフリカ居酒屋 バオバブ
    千代田線千駄木駅 団子坂出口前横断歩道渡り
  直進100m 谷中小手前
 Tel. 03-5685-6648
料金(1ドリンク付):前売 2,000円  予約Tel. 03-5685-6648
    当日 2,300円
出演:ナポレオン テテ (ガーナ出身 アフリカンパーカッショニスト)
  Vocal, Kpanlogo(パンロゴ), Talking drum, Korokoto等
ワークショップ、CD販売等お問い合わせ:
agu@mvh.biglobe.ne.jp

○KATIKA SHOW MILLENIUM  Super Percussion Combination
日時:4月28日(金)19:30より
場所:GUILTY  渋谷区東3-14-19 JR恵比寿駅徒歩10分
       03-3486-8557
チケット:前売3300円、当日3800円
出演:B.B.モフラン&ビタシカ 東京ナンガデフ
主催:マム・プロダクション
チケット申し込み&問い合わせ:マム・プロダクション
               0474-76-9840(Tel&Fax) mamuprod@gol.com
B.B.モフラン&ビタシカのセントラルアフリカのリズムに
東京ナンガデフのウエストアフリカのビートが熱いアンサンブルを。
ダンスとパーカッション、モダンとトラッド、の融合が
アフリカンミュージックの新しい世界を開拓する試みです。
(紹介者:当間 典子さん)

○PARC自由学校
今年も5月からPARC自由学校が開講します!地域スタディのコースほ
か、グローバリゼーションや戦争論に関して学び、議論を広げるクラ
ス、写真、胡弓など技術を磨く講座、語学入門講座、各種ゼミ、ワー
クショップなど、40以上の講座をご用意しています。関心のある方
は、ぜひPARC(アジア太平洋資料センター)までご連絡下さい。後日
パンフレットをお送りいたします。

日程:2000年5月〜2001年3月受講料:30,000円〜45,000円
連絡先:PARC自由学校 
   〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-1 檜ビル3F      
    TEL:03-5281-0399 FAX:03-3292-2437 
    e-maill:parc@jca.apc.org
    HP:http://www.jca.apc.org/parc/

−主な講座−
●グローバリゼーションの中のアフリカ
2000年5月〜12月 隔週金曜日19:00〜21:00 全15回
● 受講料 35,000円
<講座の内容> 
◆ ムワタナンブエ・ミランガ=アフリカの債務は帳消しするべきか◆真島一郎
=西アフリカの市民と民族◆北川勝彦=アフリカと国際経済関係◆栗
本英世=国家と民族◆モリ・トラオレ=映画で表現するアフリカ◆福島
富士男=アフリカ文学の生命力◆津山直子=草の根国際協力の現場
から◆勝俣 誠=グローバル化のなかのアフリカ◆勝俣 誠=紛争と
開発◆稲泉博己=アフリカの食糧生産◆辻村英之=コーヒーからみえ
てくるアフリカ農村と日本の関係(タンザニア産コーヒー豆の流通構造
と農村協同組合◆舩田さやか=紛争と女性(モザンビークからみえて
きたこと)◆ラミアリソン・ヘリンザトブ・エメ=グローバリゼーションの波はサハ
ラ以南のアフリカに何をもたらすか?

●グローバリゼーションもナショナリズムも超える! 
 〜グローバルな社会運動を目指して
2000年5月〜11月 隔週土曜日 14:00〜17:00 全12回
受講料:35,000円
<講座の内容>
◆姜 尚中=コロニアリズム・ナショナリズム・グローバリズム◆小田 
実=なぜギリシャの人びとはコソボ空爆を許さないか◆板垣雄三=「イ
スラーム」から世界政治を見る◆岩田昌征=東西冷戦体制崩壊後の旧
ユーゴスラヴィア多民族戦争をどう見るか◆足立眞理子=グローバリ
ゼーションとジェンダー◆福富忠和=情報ネットワークは市民の武器に
なりうるか!?◆モジュタバ・サドリア=イランにうまれている社会運
動◆勝俣 誠=グローバル化のなかのアフリカ◆北沢洋子=国際政治
を動かすNGO◆狐崎知己=グローバリズムに抗する社会運動◆金子
勝=市場と経済

●国際NGO活動入門講座
 2000年5月〜2001年1月/隔週水曜日19:00〜21:00/全13回 
 受講料 35,000円
<講座の内容>
◆大橋正明(シャプラニール)=NGOとは何か、どう関わるのか◆大西
健丞(ピース ウィンズ)=地域紛争と人道援助 緊急援助の現場から
◆熊岡路矢(日本国際ボランティアセンター)=アジアの平和への構
想とアクション カンボジア〜北朝鮮まで◆佐久間智子(市民フォー
ラム2001事務局長)=シアトルWTO閣僚会議後の市民の課題
◆目加田説子(地雷廃絶日本キャンペーン運営委員)=地雷キャン
ペーン 国境を越える市民の連帯◆井上礼子(アジア太平洋資料
センター共同代表)=債務帳消し JUBILEE2000が実現してきたこ
と ケルンから沖縄へ◆北沢洋子(国際問題評論家=国際政治を動
かすNGO◆米倉雪子(オックスファム)=国際NGO、Oxfamの挑戦
◆マリーン・ビュイソニエール(国境なき医師団)=「忘れ去られた人
々」の医療ニーズに応える◆川崎 哲(平和資料共同組合)=ハーグ
平和会議 市民はどのように平和にアプローチするか◆武者小路
公秀(フェリス女学院大学)=NGOと国際機構ほか

●中部・東海
○"SEE YOU IN AFRICA"
Dance to African Music - mix with Lingala Reggae
毎月第一土曜日はAfrican Night!
リンガラやレゲエなどのBlack musicでフロアーは朝まで大ブレイク!
10月よりスタートしたばかり!
DJ.: Ras Yama, Charles
Presented by: Yuki Maeda (Lisanga)
場所:Elcoco(名古屋テレビ塔横タワービル6階)
時間:21:00〜05:00(翌朝)
料金:2,000円(2ドリンク付き)
問合せ:TEL:052-963-5066 (Elcoco)

●九州
○栗原氏のアフリカの野生動物に関するセミナー
<写真展示>
日時:3月28日(火)〜4月2日(日)
会場:アクロス福岡(福岡市天神1-1-1)2F メッセージホワイエ
入場無料
<講演>「アクロス・文化であい塾」
日時:4月1日(土) 14:00-15:30
会場:アクロス福岡2F・セミナー室
参加費:先着70名(無料)
問合せ:
栗原智昭  <tomo.kurihara@nifty.ne.jp3> 福岡県春日市
栗原のHP<http://member.nifty.ne.jp/TomKurihara>

○ 「九州・沖縄サミットへ向けたシリーズ企画第2弾−
           アフリカの声を聞こう!ウガンダと日本のNGOからの報告」
日時:年4月10日(月)18:30〜
場所:   福岡市内(未定。まもなく決まります)
ゲスト: ウガンダからのニリンギエ牧師
           アフリカ日本協議会の吉田昌夫氏両名を予定
主催:ジュビリー福岡
後援:福岡国際交流協会ほか(申請予定)

■人材募集
開発協力NGO
「ケニア事業地駐在スタッフ」募集

特定非営利活動法人アフリカ地域開発市民の会(CanDo)は、
ケニアの村落地域及び都市スラム地域において教育・保健・
環境保全の分野で開発協力活動を実施しているNGOです。
この度CanDoは、下記の通り、村落開発事業を調整する事業地
駐在スタッフを1名募集します。

(1)業務内容
    * 村落地域における総合開発事業の運営
     − 事業全般の運営管理(中でも小学校関連の事業が中心)
     − 地方政府、地域住民、および他の援助団体との折衝
     − モニタリングや事業形成のための調査
     − 助成金・補助金等の申請書、報告書の作成
(2)資格・条件
    *当会の活動原則や事業実施の姿勢について会報等で理解
      し、賛同して活動に反映させる意欲のある方
    *日本語および英語での業務遂行能力(交渉・文書作成)
    *途上国での実務経験(最低3ヶ月以上)
    *途上国の村落地域での生活に適応できる方
    *即日から3年間程度可能な方
    *資格・条件の一部が満たされない場合、インターンとし
      ての参加も考慮します。
(3)待遇 − まずはご連絡下さい。

応募に必要な手続きについては、下記の連絡先までEメールにて
お問い合わせ下さい。なお、応募の締切は特に設定しておりませ
んが、採用が決まり次第受付を終了いたしますのでご了承下さ
い。

<連絡先>
  特定非営利活動法人アフリカ地域開発市民の会(CanDo)
  Email:tam-tam@t3.rim.or.jp(担当:國枝)
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■今日のひとこと
春ですね。部屋で眠っているジェンベを連れ出して久々に公園で叩こうかな!
(Mao)
------[情報募集]-------------------------------------------
    あなたの身近なアフリカイベント情報募集しています!
掲載に必要な項目は、
イベント名称、日時、場所(住所よければ電話・FAX最寄駅等も)、参加費、
主催、問合せ連絡先(Tel、Fax、あればe-mail)
(紹介される方へのお願い)
*イベント主催者への情報確認、あるいは問い合わせの際に、紹介された方
のお名前が必要です。お名前・連絡先をお忘れなく。
*特にお断りがなければ、イベント紹介者も紙面に載せます。
よろしくお願いします。
○投稿先:mao-pole@bd5.so-net.ne.jp(奥田)
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AFRICA ON LINEはAJF会員有志を中心に編集・発行しています。
◆感想・投稿はmao-pole@bd5.so-net.ne.jp(担当:奥田麻緒)まで
◆アフリカ日本協議会(AJF)
      http://www5a.biglobe.ne.jp/~AJF
◆発行システム:インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
      http://www.mag2.com/
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