2008年04月30日

人権と報道・連絡会5月の定例会(予告)

 次回定例会は5月12日(月)午後6時から、水道橋の東京学院で。テーマは「三浦和義さん再逮捕とメディア」。
 2月22日、米警察がサイパンで三浦和義さんの身柄を拘束、「ロス疑惑」という警察・メディアの合作犯罪が再燃しました。15年近くも獄中生活を強いられ、裁判で無罪が確定した人を、なぜ米警察が再逮捕するのか。しかし、メディアは「一事不再理」原則を踏みにじる米警察の暴挙を批判するどころか、かつて「ロス疑惑」報道ででたらめをふりまいた人物を再登場させ、「疑惑報道」を再現しました。
 この逮捕・報道に対し、「三浦和義氏の逮捕に怒る緊急集会」が3月20日、都内で開かれたこと、その後の動きは前号・今号ニュースでお伝えした通りです。5月例会では、サイパンとロスで行なわれている「移送」と「逮捕状」をめぐる裁判状況などについて、旧弁護団の弘中惇一郎弁護士から報告していただく予定です(ただし、裁判の状況によっては出席できない場合もあります)。また、3月の集会後に発足した「三浦和義氏の逮捕に怒る市民の会」から、支援活動の状況・今後の取り組みについて報告していただきます。ぜひ、ご参加ください。

投稿者 jimporen : 記事リンク

第233回 富山冤罪事件の当事者から聞く真相

 人権と報道・連絡会の第233回定例会が4月14日、水道橋の東京学院で開かれ、約40人が参加した。テーマは「富山冤罪事件・柳原浩さんの闘い」。柳原さんは2002年に富山県で起きた強姦・同未遂事件で逮捕され、懲役3年の有罪判決を受けて服役した。しかし仮出所後に真犯人が逮捕され、昨年10月、富山地裁高岡支部で再審無罪判決をかちとり、逮捕から5年ぶりに冤罪を晴らした。
 しかし、再審判決は「でっちあげ」や誤判の原因・責任を問わず、無実の罪で苦しめられた柳原さんに謝罪もしなかった。柳原さんは「なぜ自分は逮捕され、服役させられたのか」を明らかにしようと、近く国家賠償請求訴訟を起こす。例会では、再審の過程で名前・顔も明らかにし、冤罪被害回復・再発防止のために闘っている柳原さんから、自白強要の取り調べ、無実の訴えに耳を貸さなかった弁護人や裁判所、メディアの犯人視報道などについて話していただいた。

投稿者 jimporen : 記事リンク

2008年03月31日

特報 3/20三浦和義氏の逮捕に怒る緊急集会

 2月22日、米警察がサイパン島を訪れていた三浦和義さんの身柄を拘束し、「ロス疑惑」という権力・報道の合作犯罪が再燃した。15年近くも不当な獄中生活を強いられ、裁判で無罪が確定した人を、なぜ米警察がもう一度逮捕するのか。刑事司法の原則「一事不再理」を真っ向から踏みにじる暴挙に対し、さまざまな冤罪事件で三浦さんの助言・支援を受けてきた人たちの呼びかけで「三浦和義氏の逮捕に怒る緊急集会」が3月20日午後、都内で開かれた。集会には約60人が参加、裁判で無罪を確定させた旧弁護団の弘中惇一郎弁護士も駆けつけて事件と裁判の経過を説明。各発言者が三浦さんの即時釈放を訴えるとともに、今後の支援活動について話し合った。

投稿者 jimporen : 記事リンク

第232回 「痴漢冤罪と実名報道」、あるNHK職員の場合

 人権と報道・連絡会の第232回定例会が3月17日、水道橋の東京学院で開かれ、約40人が参加した。テーマは「痴漢冤罪と実名報道被害」。
 昨年6月、都内に住むNHK職員Yさんが帰宅途中の電車内で眠り込み、顔が女性の頬に触れて「痴漢」扱いで逮捕される「事件」があった。Yさんは3日後に釈放されたが、新聞・テレビは釈放後に「NHK職員が痴漢行為で逮捕」などと実名報道し、不起訴になっても報道しなかった。Yさんの代理人は11月、報道各社に、①釈放後にもかかわらず、実名報道した理由は何か、②不起訴処分を伝えて名誉回復を図ってほしい、と申し入れた。その結果、NHK以外は「不起訴」を報じたが、実名報道については各社とも「非」を認めなかった。例会では、メディアへの申し入れなどに取り組んだ代理人・大山勇一弁護士が「事件」の概要と実名報道による被害、申し入れに対する各社の対応などを報告、討論した。

投稿者 jimporen : 記事リンク