お知らせ 次回定例会等予告

2012年05月20日

次回定例会予告 2012年6月

 次回定例会は6月29日(金)午後6時30分から、水道橋の「スペースたんぽぽ」(千代田区三崎町/ダイナミックビル4階)で。テーマは、「東住吉事件・再審開始決定と報道」。
 1995年7月、大阪市東住吉区で小学生女児が焼死し、母親・青木恵子さんとその夫・朴龍晧さんが「保険金殺人」容疑で逮捕・起訴されました。2人は裁判で無期懲役が確定しましたが、その再審請求審で大阪地裁は3月7日、再審開始を決定しました。例会では、逮捕直後から無実を確信し、弁護活動に取り組んできた主任弁護人の斎藤ともよ弁護士から、事件と裁判の経過、再審決定の内容について報告していただきます。
 この事件で2人は逮捕直後、犯行を認めるかのような虚偽自白を取られ、青木さんは「保険金目当てに娘を殺した鬼母」などと報道されました。2人は、裁判では一貫して否認。弁護団は「火災の原因は放火ではなく、車庫内で車から漏れたガソリンに風呂の種火が引火した事故」と主張しましたが、一~三審は自白をほぼ唯一の証拠に有罪と認定しました。弁護団は昨年、数百万円を投じて大規模な火災再現実験を行い、ガソリン漏れによる出火を立証。大阪地裁も事故の可能性を認め、再審開始を決定したものです。大阪地検が即時抗告し、再審開始にはまだ少し時間がかかりそうですが、福井女子中学生殺人事件に続く再審開始決定は、北陵クリニック事件などの再審請求にも弾みを与えそうです。

投稿者 jimporen : 記事リンク