冤罪事件 ロス疑惑
2008年07月03日
【特別報告】三浦さん問題の現状について国会議員会館で集会
三浦和義さんが2月22日、サイパンで身柄拘束されて4か月経った。日本の裁判で無罪判決が確定した人が米国で同じ罪状で逮捕され、その「逮捕状の有効性」をめぐる審理の間も身柄を拘束され続けるという異常な事態。これには「一事不再理」の原則がなぜ適用されないのかという問題、「犯罪」と「予備行為」を切り離して処罰する米国の「共謀罪」が大きく関連するとともに、日本政府の「邦人保護責任」の問題も問われている。
こうした事態を打開し、三浦さんの早期解放を実現しようと、「三浦和義氏の逮捕に怒る市民の会」の呼びかけで6月9日午後、「一事不再理と共謀罪を考える院内集会」が衆議院第二議員会館会議室で開かれた。集会では、ロス・サイパンの弁護士と連携して三浦さんの解放に取り組む弘中惇一郎弁護士、「一事不再理と共謀罪」の法的問題で積極的に発言してきた新倉修・青山学院大学法科大学院教授、1984年の「ロス疑惑」報道以来、メディアの「報道犯罪」を指摘・批判してきた浅野健一・同志社大学教授の3人が、それぞれの専門の立場から問題提起した。また、共謀罪反対運動に取り組んできた社民党の保坂展人衆議院議員も集会に参加、共謀罪をめぐる国会の議論の現状を紹介するとともに、三浦さんの身柄拘束問題に大きな関心を寄せていると話した。以下、院内集会で行なわれた討論の概要を報告する。
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2008年03月31日
特報 3/20三浦和義氏の逮捕に怒る緊急集会
2月22日、米警察がサイパン島を訪れていた三浦和義さんの身柄を拘束し、「ロス疑惑」という権力・報道の合作犯罪が再燃した。15年近くも不当な獄中生活を強いられ、裁判で無罪が確定した人を、なぜ米警察がもう一度逮捕するのか。刑事司法の原則「一事不再理」を真っ向から踏みにじる暴挙に対し、さまざまな冤罪事件で三浦さんの助言・支援を受けてきた人たちの呼びかけで「三浦和義氏の逮捕に怒る緊急集会」が3月20日午後、都内で開かれた。集会には約60人が参加、裁判で無罪を確定させた旧弁護団の弘中惇一郎弁護士も駆けつけて事件と裁判の経過を説明。各発言者が三浦さんの即時釈放を訴えるとともに、今後の支援活動について話し合った。
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