木村愛二の生活と意見 2001年2月 から分離

原潜問題、杉花粉症問題も含めて、ついに、アメリカ大使館前での独自行動を決意!

2001.2.25.(日)(2019.6.20分離)

アメリカ大使館前での独自行動を決意!
杉花粉を防ぐ「透明ビニール仮面」の新案特許

 まず、準備作業です。『鉄仮面』と題する小説がありました。最近にも、我が家の近所の団体役員の某氏に、この渾名が付いていることが判明しました。無表情で、無礼で、傲慢で、破廉恥で、官僚的な、つまり、悪口です。

 私は、どんな意味の渾名になるか、気にもせず、現在、「透明ビニール仮面」を作っています。杉花粉を防ぎながら、アメリカ大使館前で演説するための新案特許です。昨年、アメリカ大使館前でも使用した携帯用の立て看板こと、古い映写幕利用、雨除けにビニール張り。そのビニールの余りがあるので、これを丸く筒状にして、マスクと防塵眼鏡の代用とし、上に白いシーツを2枚重ね、通気を確保するのです。

 杉花粉症に関しても、昨年からアメリカ帝国主義批判を、わがホーム頁で展開していますが、これを最初にしゃべります。杉の花粉が激増したのは、アメリカの原始林の高さが70メートルにもなる米ツガの輸入が優先されるので、日本の植林の杉が放置され、林業が崩壊し、杉が荒れ果て、花粉を付ける枝が茂りっぱなしになっているからです。アメリカでは、環境派の市民運動が、原始林の伐採に反対しているのに、一方では捕鯨禁止に血の道をあげるアメリカが、生産コストがゼロの大木、もとはといえば銃で奪った大陸の自然の恵みを、貿易摩擦と称する押し売りの商品にしているのであって、実に許しがたい野蛮極まりない暴虐行為なのであります。

 今、寝ても覚めても、これらの英語演説の台詞が、submarine,wimp,marine,..... 杉はjapanese cederで間に合いそうですが、米ツガは今のところ、長い学名しか分からないので、大使館の阿呆どもに通じるかどうか、心配です。

ツアーの「民間人」と招待者の正体が判明

 さて、原潜問題そのものも、情報が溢れて、困っています。私が決定的に重要と評価する新情報のみを、指摘します。

 元艦長が、軍規もあらばこそ、安全確認もあらばこそ、いそいそと身を粉にしてまでの歓待の過剰サービスに、あいこれ勤めましたる御相手のツアーの「民間人」御一行の正体は、『朝日新聞』(2001.2.22)によると、「退役した海軍高官の招待客だったとされる」のでしたが、これまた、ボロボロと、真相が漏れ出しました。

 操舵をしたホール(52)は、『しんぶん赤旗』(2001.2.20)ワシントン発記事によると、「ニューヨーク・タイムズ17日付けのインタビューで、原潜への体験乗船に先立ちホノルルの『戦艦ミズーリ保存会』(名誉会長・ブッシュ元大統領)に7,500ドル(約87万円)寄付したことを明らかに」していたのでした。

「退役した海軍高官」については、これまた、驚愕の新事実であります。『しんぶん赤旗』(2001.2.21)ワシントン発記事が紹介する「ロサンゼルス・タイムズ19日付け論評」の中で、「チャルズマン・ジョンソン日本政策研究所所長」が、「今回の事故で原潜に民間人を試乗させる手配をしたのが、1995年の少女暴行事件で暴言を吐いて更迭されたリチャード・マッキー元米海軍大平洋艦隊司令官であることは『日本人の怒りをさらにかきたてた』と指摘」しているそうです。

「戦艦ミズーリ」は、日本が降伏調印した戦艦で、ブッシュ元大統領を最高司令官とする湾岸戦争に使われてから「退役」しました。ブッシュ元大統領は、日本軍に撃ち落とされた飛行機乗りの元軍人でした。沖縄での暴言野郎ともなれば、直前に暴露されたwimp(女々しい奴)暴言野郎の大先輩です。そいつが招待した成り金の下品な連中が、一緒に酒を飲んでから真珠湾で試乗したとなれば、まさに、「ジャップ奴!」の気分満々、そこへ捕鯨船と間違えたとなれば、鯨ジャンプで脅かしてやれ、となるのは当然の帰結となります