木村愛二の生活と意見 2001年2月 から分離

原潜ともなれば、1960年代初頭、横須賀の原潜寄港阻止闘争に遡る想い

2001.2.21.(水)(2019.6.20分離)


2001年 2月 17日 土曜日 11:03 AM

1960年代初頭、横須賀の原潜寄港阻止闘争

 私は、もともと、相手がアメリカ帝国主義となると、手が抜けなくなるのですが、pmn(民衆のメディア連絡会のメーリングリスト)では誰も、この問題についても、沖縄の「女々しい奴」暴言についても、応答しないどころか、しきりと、メディア報道への批判とは関係のないトンチンカンな暇潰しの議論ばかりしているので、心配になっていたところでした。

 別途、メディアとは直接の関係のないオンブズマン・ジャパンのメーリングリストでは、日本のメディアが森首相の追及ばかりで、基本的な責任者のアメリカへの追及が弱いと言う主旨の意見が出ています。

 [中略] 海上保安庁の広報官は、(原潜事故の過去のデータについて)「アメリカに聞いて下さい」と言いました。ふざけた奴ですが、月曜日に、アメリカ大使館に電話する予定です。花粉症でなければ、英語のキャスターの練習の街頭演説に出かけたいところです。

 なお、私は、1960年代初頭、横須賀の原潜寄港阻止闘争で、労組代表として冬場の現地のテントに泊まり込みに出掛け、一応は暖房のあるテントに入り切れずに、どこかの学校の宿直室で凍え死に仕損なったものでした。想いは深いのです。


2001年 2月 19日 月曜日 8:52 AM

米原潜はわざとぶつけた!?

 ついに出た!「驚愕証言/『あのジャップの船を驚かしてやれ・・・』/パールハーバー/米原潜はわざとぶつけた!?」(『週刊ポスト』2001.3.2)

 朝一番に開いた新聞の広告の一部ですが、困ったことに、この週刊誌、他のいくつかと同様に、私はまるで見たくも無い種類のカラー写真タップリのためか、近所の武蔵野市の中央図書館では備えていないのです。自腹を切る気はさらさらないので、チャリンコを飛ばして、武蔵野市の外れの西部図書館まで行くか、行かぬか、これから迷います。それにしても、発売直後には公開されません。誰かスキャナーで読み込んで広めてくれませんかね。

 で、とりあえずの関連情報ですが、米軍放送傍受によるABCポール・ハーヴェイのコメントでは、日本の潜水艦が30人を溺れさせた事故(なだしお)のせいで、この問題について、日本のメディアは「沈黙させられている」(muted)とのこと。事実とは少し違うものの、米軍批判の歯切れの悪さを、彼らの側の願望を込めて評したものかもしれません。もう一つは、公共放送の女性のアナウンサーが、原潜事故が、日本では「孤立した」(isolated)事件として理解され、米軍への抗議は起きていないと、解説していました。

 私は、その直前に公になった沖縄での事件の数々と司令官の暴言メールとに、この事件を関係付けて考えます。悪評紛々の最中での糞ヤンキーの居直りです。やはり、ゴーホームの声を高めるしかないでしょう。


2001年 2月 19日 月曜日 11:15 PM

ワシントン記念の休日を呪う真相暴露

 先に、海上保安庁の広報官が、原潜事故の1980年以前のデータはアメリカに聞けと、のたまわったことを報告し、月曜日にはアメリカ大使館に電話すると予告しましたが、忘れずに電話しました。しかし、録音テープで、「ワシントン・メモリアル・デー」とデーて、それデー、やっと、朝からの米軍放送にまるでニュースが無かった理由が判明したのでした。

 デー、こん畜生なので、ワシントンの悪口、もとい、真相を明らかにします。手許の平凡社『世界百科事典』にも、「伝記(1800年ころ)による桜の木のエピソードが広まり、誠実の士ワシントンというイメージが定着する」とあります。私ら敗戦国の少年が、腹ぺこの敗戦後に破れ校舎で教え込まれた美談は、真っ赤な嘘だったのです。

 しかし、この百科事典では、ワシントンの身分を「大農園主」としか記していません。具体的には、当時のアメリカなら当然のことですが、「黒人奴隷制の大農園主」だったのです。だから、アメリカの憲法は、奴隷制を禁止しなかったのです。

 つぎには、この事典にはまったく記されていませんが、ワシントンは、独立戦争の聖書の役割を果たした『コモン・センス』の著者、独立戦争の盟友、トマス・ペインが、フランスで議員となって、国王の処刑に反対し、獄中にあった時、救援を求める手紙を無視し、返事すら出しませんでした。

 こんな奴が、建国の父なのですから、やはり、碌な国では無いのです。


2001年 2月 19日 月曜日 9:06 PM

わざと説に加えて沈没は捕鯨船の米報道

 いやはや、今度こそは、本当に驚きました。アメリカって、本当に、無茶苦茶でござりますがな(故アチャコの決まり文句)。

 わが国際スパイ活動、兼、近未来のインターネットTV超辛口の英語キャスター訓練の基本、米軍放送傍受の方法は、朝の体操とか、別のことをしながら、録音をしておいて、何度か自宅で再生し、ながら視聴で耳を慣らし、最後の仕上げにチャリンコ・マンの同発音訓練となるのですが、このところ、忙しくて、本日、自宅で聞き直したのが、6日前の2.13日分でした。

 原潜事故の話だなと、飛び飛び、ながら視聴していたら、いきなり、「ジャパニーズ・ホエーラー」と聞こえました。

 昨年から、私は、捕鯨禁止運動の怪しさを追及しはじめていたので、エッとなります。巻き戻してみると、APです。間違い無しに、「ホエーラー」(whaler)と、二度も言ってます。それ以前にも、水産高校の実習船で子供が溺れたのに、単に漁船と言うのが多くて、面白くなかったのですが、誰かが捕鯨船と伝えたのでしょうか。

 そうだとすると、「わざと説」と合わせて、実に現実性のある物語となります。自称「嘘発見」名探偵としては、一言しないわけにはいかなくなりました。

 すでに明らかにされたように、民間人が操舵していたのですが、潜望鏡を上げて360度回転するのは、もっとも潜水艦らしい風景であって、これを手抜きするのは不自然極まりありません。船がいるのが分かったはずです。漢字の名前も見えたでしょう。その時、このところ、ハワイを聖地として展開されてきた捕鯨禁止運動に対して、日本の調査捕鯨船が逆らっている情報が、糞ヤンキーどもの頭を掠めたとすれば、捕鯨船と思い込んで、いっちょ、黄色い猿どもを脅かしてやれ、となっても不思議はありません。

 ともかく、艦長は即刻、更迭され、軍法会議を待つ身です。この手早い動きの背景に、「わざと日本の捕鯨船を脅した」という事実があるとしたら、大変なリメンバー・パールハーバーとなります。

 なお、2月22日に、沖縄問題とも合わせて、行動が設定されているとのメール転送もありました。アメリカの方の願望を裏切る盛り上がりとなれば幸いですが、私自身は、これもアメリカのツガの輸入の犠牲となって、売れずに荒れ果てた日本杉の花粉、それもどうやら、昨年分も含めた埃によって、目下、二重の濡れガーゼに二重のマスク、防塵眼鏡なしには、外に出られない熱っぽい症状になってしまって、ますます、アメリカ帝国主義への怒りが、ああ、溜まってしまって、ああ、頭の中まで消化不良になりそうなのです。

 皆さん、私の代わりに、などとは言いませんが、それぞれ勝手に、頑張って下さい。


2001年 2月 21日 水曜日 5:43 PM

米放送で民間人関与否定の嘘などなど

 あ、あ、あ、やはり、日本人を廃業したい。これは、いかにも醜い。IT(イット)が当たず、経済崩壊中、お先真っ暗の国の馬鹿首相が、これだけは一途(「いっと」の一発変換なれど「いちず」の方が政界、いや、正解)に励んでいたゴルフの裏表プレーの御陰様で、「『欧米メディアは連日のようにゴルフ問題を取り上げ』、『日本人の怒りは米原潜よりも首相に集中』などと報じる」(朝日2001.2.17)有り様です。

 いやはや、それにしても、ド馬鹿ばっかり、嘘っばかりの世の中ですが、わが国際的スパイ活動の基本動作、米軍放送傍受情報によると、2001.1.14日分では、男のアナウンサーが生真面目に「民間人は関与していない」と述べていました。これも真っ赤な嘘だったのです。

 ドイツの諺に曰く、「一度嘘をついたものは二度と信用してはならない」。

 それでもなお、諦めずに、すべての情報を疑いながら調べ直すのが、スパイ活動の基本であります。

 大手メディアのゴミ情報でも、比較検討すると、情報の矛盾が見えてきます。米大平洋艦隊司令官は、上院軍事委員会の秘密会で、「船は見えたはずだ。なぜ見逃したのか理解に苦しむ」(朝日2001.2.16)と証言したようです。

 さらに、「米国家運輸安全委員会(NTSB)のハマーシュミット調査官は16日、朝日新聞に対し、原潜による緊急浮上訓練前、海上に船舶が数隻いることを原潜側が認識していたとの証言があることを明らかにした。原潜乗組員からの事情聴取で得られたもの」(朝日2001.2.18)だそうです。

 この「原潜乗組員からの事情聴取」情報の中に、『週刊ポスト』「驚愕証言/「あのジャップの船を驚かしてやれ・・・」/パールハーバー/米原潜はわざろぶつけた!?」が入っていた可能性が、非常に高くなりました。「驚愕」の真相解明まで、あと一息です。


2001年 2月 21日 水曜日 6:31 PM

ソナー記録まであった原潜「事故?」

 ただ今、『日本経済新聞』(2001.1.21.夕)落手。ワシントン発、「米CNNテレビ は20日、複数の国防省高官の話として、原潜の水中音波探知機(ソナー)が、えひめ丸との衝突の約1時間前にえひめ丸の存在をとらえていたと報じた」そうです。

「隠すより顕わる」と言いますが、これだけボロボロとなると、米軍そのもののデ タラメ振りを問うべきでしょう。

 なお、これも、日本の大手メディアが報じているかどうか、ともかく私には分からないのですが、14日分の米軍放送傍受情報によると、月曜日、つまり、12日には、まさにハワイはオアフ島で、米軍のヘリコプターが2機、衝突して、7人が死んでいます。

 30機のヘリコプターに約1,000人の米軍兵士が加わった演習中の事故だそうです。

 沖縄の暴言の背後にも、士気が乱れて、どうしようもない米軍兵士の状況がありました。そこへ、原潜「事故?」、ヘリコプター事故、相次ぐ不祥事に、「民間人の関与を否定した真っ赤な嘘」と、これだけ続いて、まだ、日米安保条約とか、それへの「思い遣り予算」とか、馬鹿も、いい加減にせよ!

この馬鹿!
ゴルフ場に穴でも掘って、自分を埋めろ!
馬鹿!

 実は、すでに外務省に電話して、原潜担当者に、森は、もう、お終いだから、森抜きでアメリカと戦えと、檄を飛ばしておきました。それでも、まだ、気がおさまりません。