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2001.4.10.(火)パレスチナ自治区のアラファトPLO政権の公式放送でホロコーストの嘘を公然と批判

送信日時 : 2001年 4月 10日 火曜日 7:34 AM

件名 :[pmn 14276] アラファト政権公式放送でホロコースト嘘批判

 日本の大手メディアが、対米従属、腰抜け、特に現在の世界の紛争の焦点である中東問題については、アメリカにおいてよりも偽イスラエルにおいてよりも、腑抜け報道に陥っていることには、最早、これ以上言いたく無いほど、呆れ返っています。

 しかも、すでに早くから私が指摘し続けてきたことですが、日本赤軍のような半気違いの反省不十分暴力主義者を心情的に支持する旧来の日本のPLOアラファト関係者たちは、ユダヤ人で偽イスラエル支持のランズマンが作った政治的駄作、『ショア』の上映運動をするなど、常識的には理解しがたい行動を取り続け、私に対しても敵対的な言動を続けてきました。しかも、PLO自体が、湾岸戦争以後、日本の事務所を閉鎖しました。それらの事情のためか否か、詳しくは分かりませんが、ともかく、アラブ諸国で、ホロコースト見直し論が、燎原の火のごとくに燃え広がっている現状が、反体制の情報としてさえも、日本では報道されていません

 ところが、先に中止が発表された3.31~4.3.開催予定、ベイルート「見直し論とシオニズム」会議に関する情報が、アメリカの歴史見直し研究所の電網宝庫にも収録されるようになったので、実に面白い現象が生ずるようになりました。何と、偽イスラエルの大手新聞の記事の中から、パレスチナでの「ホロコーストの嘘批判」状況が分かるようになったのです。

 日本の自称平和主義者の中でも、特に「見直し論罵倒」勢力にとっては、大変困ったことになっちゃってしまっちゃったのですが、PLOを主流とするアラファト政権の下で、「公式」の放送局から、「ホロコーストの嘘批判」番組が放送されていたことが判明しました。

 次の記事の見出し、ANOTHER TACKは、普通の平凡な訳なら、「従来と異なるやり方」でしょうが、tackには、「[俗]くず、下らない作品」の意味もあるので、「手を変え品を変え下らない手品」といったような罵倒の意味を含めたのかもしれません。一応、「従来と異なるやり方/悪魔のような偽善行為」として置きます。全体としては、ホロコースト見直し論を遠回りに「ナチ」と決めつける粗雑な論調なのですが、その主張の根拠として一応は、パレスチナでの「ホロコーストの嘘批判」状況を、書かざるを得なくなるわけです。

 以下、「情報の裏を読む」演習として、記事の該当部分を紹介します。

Jerusalem Post March 29, 2001

ANOTHER TACK: Fiendish hypocrisy

By Sarah Honig

[中略]

[以下、なるべく原文の文脈に沿って訳し、註を加えた:木村愛二]

 昨年の11月29日、パレスチナ・メディア監視がアラファト政権の公式テレビの「教育放送特別番組」を録画した。ガザのイスラム大学の歴史家で、「ユダヤ教の専門家」として著名なイッサム・シッサレム博士が、「ユダヤ人が各所で殺されたとか、ホロコーストがあったとかいう説の嘘が表面化した。これらは確認されていない主張だ。ヘウムノも、ダッハウも、アウシュヴィッツも、[大量虐殺の場としては]存在しなかった。それら[大量虐殺を目的としたガス室と主張されている場所]は、消毒室だった」と熱心に主張した。

  Last November 29 the Palestinian Media Watch recorded an "educational broadcast special" on Arafat's official TV. Dr. Issam Sissalem, Gaza's Islamic University historian and reputed "expert on Judaism," contended that "lies surfaced about Jews being murdered here and there and the Holocaust. These are all unfounded claims. No Chelmno, no Dachau, no Auschwitz existed. They were disinfection sites."  

 彼は、ユダヤ人の嘘が、イスラエル国家の建設を容易にすることを目的にしていたと論じた上で、「この外来物は、われわれの国土に癌のように移植された。彼らは常に犠牲者を演じ、英雄的行為とホロコーストのための総合博物館を創った。誰の英雄的行為なのか。英雄的行為は、われわれのもので、ホロコースト[神話]は、わが民族に敵対するものだった」と、主張した。

  Jewish deceptions were intended to help establish Israel, "this foreign entity, implanted as a cancer in our country. They always portrayed themselves as victims and made a Center for Heroism and Holocaust Whose heroism? Heroism is ours and the holocaust was against our people."

 全文を御覧になりたい方は、次の中の「Beirut Conference 2001」のさらに中の 「The Jerusalem Post sees through Edward Said's condemnation of the Conference -- March 29, 2001」を御覧下さい。

アメリカの歴史見直し研究所
http://www.ihr.org


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