『亜空間通信』976号(2005/02/25) 阿修羅投稿を再録

西岡が攻撃された基本的原因はイスラエル建国の狂信を暴かずガス室の嘘を動機なき犯行とした点

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『亜空間通信』976号(2005/02/25)
【西岡が攻撃された基本的原因はイスラエル建国の狂信を暴かずガス室の嘘を動機なき犯行とした点】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 阿修羅戦争掲示板で、わが「ホロコーストの大嘘」説への執拗な攻撃が続き、好事家の希望で、さる2005年2月21日に、以下のような「管理人さん」の告知で、ホロコースト掲示板が新設された。

ホロコースト1を起動しました
http://www.asyura2.com/0502/holocaust1/msg/100.html
投稿者 管理人さん 日時 2005 年 2 月 21 日 00:52:47: Master

 ホロコースト関連の話題の投稿はこちらにお願いいたします。

 資料調査と議論の前提として、最も重要な点を指摘しておくが、ホロコーストの狂信も、半信半疑も、その判断の狂いの基本的な原因は、大量死体映像による病理学的な意識の混濁にあるのである。

 意識が混濁すると、目に見えることの表面の認識も定かでなくなるが、論理的な思考が不可能になり、感情に左右される。

『マルコポーロ』廃刊事件の当事者、西岡昌紀は、神経内科の医師であるが、医者であるにも関わらず、この病理学的な意識の混濁症状を呈した。いわゆる「医者の不養生」である。

 西岡が、『マルコポーロ』記事の執筆者として、攻撃された原因は、イスラエル建国の狂信を暴かず、歴史オタク的に、ガス室の嘘だけに限り、ガス室の嘘を、動機なき犯行としてしまったからである

 しかも、ナチスドイツが、ユダヤ人を迫害したとか、虐殺したとか、世間の先入観に迎合し、結果として、矛盾だらけの記事を書いたからである。これでは、ガス室の嘘は、まったくの「動機なき犯行」になってしまう。

 さらには、彼は、アラブ人への連帯の意をも表明していなかったから、彼の執筆の意図も、その「動機」が不明になった。

 だから、世間は、彼を、ナチを擁護する気かと、執拗に攻撃したのである。

 さらに重大なことには、10年後の今になっても、いまだに、彼は、この決定的な自分の弱点が、まったく分かっていないのである。

 私自身は、1995年2月号が掲載した西岡昌紀の記事による『マルコポーロ』廃刊事件発生の前年、1994年9月号の『噂の真相』に、以下の記事を寄稿した。さらに、その3年後、冒頭に「1998年5月20日開設」と記載された以下の電網無料公開記事のヒット数は、まもなく7年を経過するが、25005年2月28日現在、4,454になっている。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/swindler.html
『噂の真相』(94.9)
映画「シンドラーのリスト」が訴えた
“ホロコースト神話”への大疑惑
 レポーター・木村愛二(フリージャーナリスト)

その1:「美談」の間   「美談」のメッセージにも疑問符
その2:ドイツの間    ドイツ議会と裁判所で連続の逆転劇
その3:イスラエルの間  イスラエル建国の基礎を揺るがす!?
その4:左翼、ユダヤの間 左翼、ユダヤ系学者による研究
その5:チクロンBの間  殺虫剤チクロンBで人を殺せるか
その6:発疹チフスの間  発疹チフス予防のための各種措置

その7:シオニストの間  シオニストとナチの共生関係

 最後に提出する問題こそが、「発言の禁止」という異例の立法案への最大の疑問となる。

 ヒトラーの腹心、ヒムラーが使った「アウスロッテン」という単語が、一番はっきりと「抹殺計画」を示すものとされているらしい。この単語は英語で「皆殺し」を意味する「エクスターミネーション」と訳されている。ところが、同じゲルマン系言語同士の語源からいうと「アウスロッテン」は「アップルート」と訳すべきであり、こちらには、「(人を)《住みなれた土地・環境などから》追い立てる」という意味があるのだ。

 ヒトラーは確かに「ユダヤ人問題の最終的解決策」という表現をしている。しかしそれは、文書という物的証拠によるかぎり「民族的抹殺計画」ではなくて、「東方移送計画」だったのである。

 しかも、この「東方移送計画」に関しては、イスラエル建国を意図するシオニスト指導部とナチ党幹部との間に、奇妙な共生関係があった。日本語の資料としては、『ユダヤ人とは何か/ユダヤ人?』(三友社)がある。

 ナチ党が政権を獲得した直後の1933年、世界シオニスト機構の議長代理だったヨアヒム・プリンツはこう書いていた。

「強力な勢力(ナチズム)がわれわれの支援に訪れてくれ、われわれを改善してくれた。同化論は敗れた」

 当時のユダヤ人社会の中には、西欧文化に「同化」しようとする人々と、「異化」してイスラエル建国を目指すシオニストとの対立があった。狂信的なシオニストにとっては、ユダヤ人の排斥を政策とするナチズムは「敵の敵」の論理で味方だった

 ナチ党の側でも、理論的指導者のアルフレッド・ローゼンバーグが1937年に「シオニズムを積極的に支援すべきである」とし、「相当数のドイツのユダヤ人を毎年パレスチナに向けて送り出すべきだ」(以上、同書)と論じていた。

 シオニストとナチ党とは、ウルトラ民族主義と、暴力的手段の行使の2つの主要な柱で一致し、奇妙な共生関係を保っていたのだ。

 もしも、「ホロコーストはなかった」という趣旨の「発言そのものの禁止」という立法案の真の目的が、このようなシオニズムの歴史的事実の隠蔽にあるとしたら、それはそれでまた、もうひとつの怖い話である。

 以上の内、最も重要な指摘は、「シオニストとナチ党」の「奇妙な共生関係」である。

 このような指摘をする材料が、すでに、1994年の当時に、公刊されていたのである。私は、そういう資料を採集するのに、それほどの時間を使ったわけではない。要するに、問題は、「目の付けどころ」なのである。

 西岡昌紀の文章を根拠にして、私を攻撃するのは、「お門違い」なのである。私に対する意見は、少なくとも、上記の電網無料公開、『噂の真相』(94.9)記事、「映画「シンドラーのリスト」が訴えた“ホロコースト神話”への大疑惑」を読んでからにすべきである

 以上。


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