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ものづくり職人列伝


 ものづくり職人列伝グループでは、
  • 人と物、人と人とのつながりの大切さを、訴えたい
  • 廃れてしまうかもしれない技を、何らかの形として残したい
  • ものづくりのあるべき姿を、提案したい
  • 職人(つくる人)と消費者(使う人)の橋渡しをしたい

こうした想いを込めて、定期的に京都のものづくり人を紹介していきます。

西陣織プロジェクト「綜絖」見学会富坂綜絖店 富坂 儀一郎さん(2000年11月18日取材)

「好きなものへの追求!まだ、道なかば!梅染研究所 山本 晃さん(2000年6月10日取材)

「染と織 嵯峨石田」を訪ねて(2000年5月7日取材)

「春紅園」を訪ねて(2000年4月29日取材)

草木染めは命の色 「砧工房」佐武将章さん (2000年2月27日取材)


ミーティング議事録

列伝W/Gミーティング議事録(11月12日)

列伝W/Gミーティング議事録(9月15日)

12月10日(日) 列伝ミーティング

職人列伝W/Gでは、定例ミーティングをおこないました。
前回の見学の反省と、今後の西陣織プロジェクトの進め方などについて話をしました。
今回は新しいメンバを迎え、その思いを聞かせてもらいました。実際に綴織りをしているので、その世界にもずいぶんと精通しています。これからの活動への大きな力となってくれそうな予感です。
職人列伝としての今年の活動はこれまでで終了です。
来年は西陣織プロジェクトを進めます。もちろん、それだけでなく、他の分野でものづくりをされてる方の思いを伝える仕事もしていきます。活動の成果は随時、ホームページで紹介していきますので、みなさん、楽しんでくださいね。また、いっしょに見学して、記事を書いてくださる方を募集しています。興味のある方は、お気軽にものづくり塾までご連絡ください。(やっち)


11月18日(土) 富坂綜絖店さんで列伝見学会

ホームページでもおなじみの富坂綜絖店で西陣織「綜絖(そうこう)」の見学をさせていただきました。
「綜絖」とは、西陣織の織機(しょっき)の心臓部を組み立てることです。
西陣織の織機では、たて糸に対して、横糸を組み合わせながら模様を作っていきますよね。その組織をどのようにつくるか、どう糸を通せば模様が作れるかという情報を紋紙というものから受けとって、織機を制御していきます。その、制御する部分を組み立てるのです。織機の綜絖板や筬(おさ)に一本一本の糸を通していくのは、ほんとうにすごい技です。
綜絖職人として西陣織にかける思い、クラフトを通じて和のつながりをつくっていくこと、そして、西陣織の良さを世界に伝えること...とてもいいお話を聞かせていただきました。
詳しい活動報告は列伝のホームページに掲載しました。こちらもご覧ください。(やっち)


11月12日(日) 職人列伝ミーティング

職人列伝W/Gが、新たにプロジェクトを立ち上げ、大きく動き出しました。その名も、「西陣織プロジェクト」です。
西陣織というのは、糸をつくるところから、織機(しょっき)で織るところまで、また、織機をつくっているひとやその設定をする職人さんなど、さまざまな工程に分かれています。それぞれの高い技術を持った職人さんたちが、分業してひとつの帯をつくっているのです。
その各工程をきちんと説明したものって、ないんですよね。それを、職人列伝では、各工程に関わる職人の方にお話を聞きながら、その思いをみなさんに伝え、わかりやすくその仕組みを紐解いていきたいと思います。
近年、不景気で新しいものづくりのあり方が問われている西陣の現状をみなさんに伝えて、これからのあるべき姿を探っていきたいと思います。
まずは18日(土)に、ホームページでもおなじみの富坂綜絖店さんに取材をさていただくことになりました。これからが楽しみです。(やっち)


10月8日(日) 職人列伝W/Gミーティング

今回はホームページを見てメールを下さった方を交えて、 次回の見学先について話をしました。
今度は、西陣織シリーズで、各工程に携わっていらっしゃる方にスポットをあてて、 取材活動をしてみてはどうかという意見がありました。
それぞれの方の仕事をつないでいったら、こんなふうに西陣織ができますよ、という ふうにしめすことができれば、ホームページを見てくださった方にもおもしろいと 感じてもらえるのではないか、という意見がありました。
また、生け花や茶会を開催して、和の心の勉強をしましょう、という話もありました。
これから、新しい分野での活動がしていけそうで楽しみです。(やっち)


9月15日(祝) 職人列伝W/Gミーティング

今後の職人列伝W/Gの方向性を確認しようと、ひさびさにミーティングをおこないました。
これからは1ヶ月に1回の定例ミーティングを持ち、職人さんや見学予定などに関する情報を共有していきたいですね、という話をすることができました。
今までの問題点を見なおし、「継続して取材させていただけるところがあればしていきたい」ことや、「各メンバがそれぞれ、専門性を持って」やっていくことなど、議論することができました。これからも、実りのある活動をしていきたいと思います。
また、いっしょに見学会や取材に行ってくださる方を募集しています。興味のある方は、MONODUKURI@jca.apc.orgまでご連絡ください。
また、ミーティングの議事録はこちらをご覧ください。(やっち)


6月17日(土) 列伝取材 藍染め見学会

列伝WGは、京都の藍を使い、栽培から取り組み、純粋な天然藍だけで染められている 藍友禅職人である橋詰清貫さんの工房に訪問しました。
工房では、橋詰さんから天然藍の素材の良さや、藍染めの魅力などを聞きながら 塾生も白いハンカチで藍染め体験をしました。各自、思い思いに絞った模様は、 出来上がると個性が出て面白かったです。
体験の後は、橋詰さんのこれまでに制作されてきた作品などを見ながら 藍友禅の奥の深さを教えていただきました。
そして、橋詰さんを囲み塾生とで酒を飲みながら、職人の生き方などを夜遅くまで語 り合いました。(たっくん)

6月10日(土) 列伝取材 梅染見学会


本日、列伝WGは北野天満宮の梅を使い、梅染めをされている 山本さんの工房に、塾生6名と立命館大学の学生さん5名で訪問しました。
飾らない人柄で、梅染めを始めたきっかけから、歴史的背景まで話をしていただきました。 職人として、40年近く仕事をしておられ、梅染めをやり出したのは約20年前からです。 常に前向きに取り組まれており、大変研究熱心な方でした。
天然の染料は、何度やっても同じものが作れないしまた、染める人の性格によっても変わる デリケートなものです。取材では、山本さんと徒弟制度のあり方や、職人としての生き方などを 塾生と立命館大学の学生さんも交えて議論しました。(たっくん)

4月29日(土) 職人列伝取材
大内春紅さん今日は「GRACE SALON織宝」渡辺さんの紹介で、大内春紅先生と工房「春紅園」の見学・取材を行いました。 大内先生は染色図案家のとしての技術を、新しい分野に活かした作品を制作、発表しておられます。
完成した図案や、商品化された照明器具やグラス、さらには空間丸ごとプロデュースした例を見せて頂きました。 その上品な美しさに、思わず感嘆の声が!また、着物業界の抱える問題や、今後の展開についての お話を聞き、京都ものづくり塾は何ができるのか、改めて考えさせられました。
なお、取材の結果や考察は、後日列伝グループのページに掲載します。こちらもぜひ、ご覧下さい!(かつら)

4月9日(日) ものづくり職人列伝W/G ミーティング
お花見もかねて、職人列伝W/Gのミーティングを岡崎美術館横でしました。
前回の佐武さんところの取材のときの取り組みをもとに、これからの運営方針について、 グループ長のかつらから案をもらったので、みんなで検討しました。
1ヶ月に1件くらいのペースで取材、原稿作成、公正、インターネットへの掲載を やっていうことになりました。
いろいろと忙しいですが、こちらもだいじな仕事。がんばりましょう。(やっち)

2月27日(日)  染め体験と列伝MAP取材
砧工房の佐武さん列伝MAPグループのメンバが砧工房(千本出水)の佐武将章さんところへ染めの体験と列伝MAP取材に 行ってきました。残念ながら、私は参加できなかったのですが、参加したかつらさんのくれた メールを報告として下に転載します。(やっち)

高度な職人技だと思っていた染めが、(出来不出来は別として) 案外手軽に体験できると知り、驚きました。
宙にぶら下げられた白生地に、大きな刷毛で好き勝手に色を 重ねていく作業は本当に楽しかったです。
一心不乱に絵を描いた幼い頃に戻ったような心持ちがしました。

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