次回定例会等予告

滋賀県の湖東記念病院で2003年に患者を殺害したとして、殺人罪で12年間服役した後、無実を訴えている元看護助手西山美香さんの再審開始が今年3月23日に最高裁で確定した。この事件では、西山さんの父親が16年、西山さんが和歌山刑務所から両親へ送った350余通の手紙を中日新聞記者に提供。秦融(はた・とおる)編集委員と角雄記(すみ・ゆうき)記者らが西山さんとの文通、専門医による獄中での精神鑑定などをもとに、「西山美香受刑者の手紙」「私は殺してません」などを連載した。

毎日放送も報道。井戸謙一弁護士らも取材に協力し、報道が再審開始を後押しした。秦氏らは捜査段階で取材した自社の記者にも取材し、有罪確定までの報道が捜査情報だけで行われていたことを知った。西山さんの再審公判を巡る三者協議が4月23日、大津地裁で開かれ、検察側は改めて有罪立証する方針を明らかにした。
今年中に開かれる再審裁判で、権力によるでっち上げの構造が裁かれる。例会では秦氏が西山さんの冤罪を明らかにした経緯を報告する。