木村愛二の生活と意見 2001年4月 から分離

杉花粉症でへとへとなれど『憎まれ愚痴』奨励賞を出したり電話したり奮闘中

2001.4.7.(土)(2019.8.7分離)

 以下の2回の電子手紙は、2月初めから抗生物質1週間服用など、杉花粉症でへとへと状況の最中に発したものである。ただし、若干、手を加えた。

 また、この間、世界中で唯一、わが病原物質の杉花粉が飛散する劣等なる列島からの一時脱出計画は、別途、これまでにも記したように、3.31~4.3.ベイルート「歴史見直し論とシオニズム」を、あの、あの、憎っくき極右政治的シオニストが、その思想支配下の、あの、あの、憎っくきアメリカ帝国主義の、今後は「Biggass America」(さしずめ、「尻ったれ」か)と呼ぶことに決めた暴力国家の国務省まで動員した違法不当な圧力によって、中止に追い込んだので、見果てぬ夢のままに終わった。

 つまり、以下の2回の電子手紙は、非常に機嫌の悪い時期に、その怒りを、抑えに抑えて発したものである。

1.

送信日時 : 2001年 3月 21日 水曜日 10:55 AM
件名 : 森に不毛政治を分かり易くしたで賞授与

 森首相の原潜事故後の行動は、今や、アメリカの新聞で、彼が辞めたら誰がジョークのネタを提供するのか、などと書かれる始末、お粗末、最早、世も末。日本の旅券で海外に行くのも恥ずかしい状況ではありますが、そこは、誰にでも、取り柄はあるもの。民主主義とか称する不毛この上も無い政治詐欺の正体を説明するのには、絶好の生きた教材となってくれたのであります。

 具体的な経験を記すと、武蔵野市のプールで監視員をしている若者は、音楽を勉強しているとか称する金髪の優男で、政治的な関心は零に近いようなのですが、私と共通するのは杉花粉症で、結構、会話が成立します。その彼に、杉の枝打ちをしない政治への批判をしてみたところ、案の定、最初は眉をしかめて困った顔でしたが、「日本の政治なんて、あの原潜問題での森の」と言った途端に、ニッコリ笑って、「あっ、チョコレート」ときたもんだ、のホーイのホーイ。

 一方、関係官庁の担当者とも、昨年来の直撃取材で親しくなり、本音を聞くと、「国会の先生方が法律を作ってくれないと自分達は動けない」と言うのです。法律上は率先して研究し提言する義務があるはずなのですが、それを言うと沈黙してしまいます。そこで、本日から、各政党の電子手紙宛名を調べ、要望を送ることにしました。

 そこでまた早速痛感したのは、政党の窓口の優等生の阿呆振りでした。日本共産党は、その典型ですが、私が概略を説明すると、即座に、「専門家が研究しているでしょう」と、さわやかに、当方を見くびった態度に出ました。森と程度は同じです。

 日本列島(現沖縄県は琉球列島だから除外)脱出作戦も構えていますが、それは来年のことなので、それまでは、見放さずに、刺激してみます。

2.

送信日時 : 2001年 4月 7日 土曜日 11:36 AM
件名 : 杉花粉が照らす核心的争点を見逃す主観報道

 おこがましくも知的種(homo sapiens)とかまでを自称する人類こと、裸の猿が、おこがましくも知性的とか理性的とか悟性的とか称して、いかにも理論的であるかのように、厳かに語る時には、まず、眉にたっぷり唾をなすりこんでから、耳を澄まして聞き、裏に潜む本音、間違い、矛盾点を発見すべきです。

 さて、別にこの組織を目の仇にしているわけではないのですが、日本共産党発行、半頁型多色刷り大衆向け新聞、『しんぶん赤旗』日曜版(2001.4.1)18-19の2頁全面、「1300万人の国民病/花粉症」の部分を、わが電網宝庫読者から頂きました。

 前述のように、別にこの組織を目の仇にしているわけではないので、重症患者としては、一応、期待しつつ読み始めたのですが、豈図らんや、「もちろん花粉がなければ花粉症にはなりませんが」との記載はあるものの、攻撃の中心目標は、目下、某都知事が点数稼ぎと自動車工業界への補助金せびりの手先となって展開中の「ディーゼル排ガス」のみ。ああ、何と政治的で、勘違いで、しかも、財界の悪知恵に乗せられたままとあっては、非常に困るので、電話をしました。

 私の主張の中心点を簡単に言うと、杉花粉が飛ばない時期には、「ディーゼル排ガス」を吸っても、アレルギー反応は起きないのです。「ディーゼル排ガス」は、あくまでも従犯です。主犯の杉花粉の飛散が、年々増大していること、その政治的原因、杉花粉をなくすための「枝打予算」などなどを追及しなければなりません。電話に出た記者は、かなり熱心に聞いてはくれましたが、私が電網宝庫に詳しく入れていると言って、それとなく誘いを掛けても、私の名前さえ聞こうとしません。もしかすると美声で私の素性がばれたのかな。ともかく、電網検索力があるのでしょうか、ないのでしょうか、別に当てにせずに、様子を見ましょう。

 興味のある方は、わが電網宝庫を御覧下さい。編集長推薦頁に杉花粉症連載を挙げてあります。