2000年8月分
| 8.4(金) | 「長大で急峻な古典的登路」黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳2967米頂上を極め生還! |
| 8.9.(木) | 「オンブズマン」廃号と「武蔵野市・野人1号」商標登録宣言の弁 |
| 8.22.(火) | 国鉄闘争で中央批判の日本共産党員メールに『しんぶん赤旗』論文が返答? |
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国鉄闘争で中央批判の日本共産党員メールに『しんぶん赤旗』論文が返答?
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本日は、中野ゼロ映写室に赴き、ビデオプレスのヴィデオ(発音にこだわる表記)販売を手伝い、二次会に参加する約束をしていたのだが、揺れに揺れた挙げ句の果てに、断わりの電話を留守録音した。おそらく、ビデオプレスの松原明さんは、常時携帯のはずのポケットベルとかで留守録音の存在を知り、ヴィデオ上映の合間に廊下の電話で自分の事務所に電話を掛けて、私の短い詫びの台詞を聞いてくれるだろう。
振り上げた拳のおろし場所に困る奇妙な気分
なぜ、約束を翻したかと言うと、別途、わがホームページの「元日本共産党『二重秘密党員』の遺言」(その20)で紹介した「国鉄闘争に関する中央批判の日本共産党員メール」に答えたかのような『しんぶん赤旗』(2000.8.19./20.)連載論文が出現したからである。
私は、国鉄闘争に関する日本共産党員有志の「さざ波通信」中央批判メールを受け取るや否や、国鉄闘争を継続取材し続けている松原明さんに転送した。さらに、それをA3判裏表に押し込め編集し、リソグラフ印刷の1000部で1万2千円也の出費をした。わずかに欄外に、わがホームページにも転載記事ありとアドレスを記して、「広告費」出費と納得している。これを本日の『国労冬物語』と『7.1.国労臨時大会』ヴィデオ(私は両方とも見てしまった)のリピート上映会に集まる人々に配り、紙の印刷物による「さざ波通信」メールへの呼応とする予定だったのだが、上記『しんぶん赤旗』論文の出現で、いわば、振り上げた拳のおろし場所に困る奇妙な気分に襲われた。しかも、このところ多忙で疲れが溜まっている。何も私が一人で必要以上に力むこともあるまいと思い定めたのである。争議団先輩の「偲ぶ会」の流れでも上記ビラ活用予定
上記のA3判ビラ作成の主要配付目標は、実のところ、きたる8.26.開催の松本勇先輩の偲ぶ会に集まる予定の昔の争議団の仲間たちだった。ほとんどが共産党員か支持者である。私も昔は同じ立場だった。彼らと松本勇先輩の葬式で会った際、最早10年以上も前のことになる労働戦線の「右傾化」時代の話になり、その当時の日本共産党の方針の「誤り」について、私に「書け」と言う声が大勢を占めた。
現在の全労連に至る「左派分裂」に関する日本共産党の「引き回し」の誤りについては、争議団の当時に侃々諤々の議論をしたのである。争議団の仲間は、「我々の意見の正しさが現在の状況によって明確に証明された」と考えているのである。その状況の一部でもあり象徴でもあるのが、国鉄闘争である。労働戦線の分裂の結果、総評の中心的存在だった国労は、JR全体の中でも少数派になっただけでなく、「右」の連合にも「左」の全労連にも参加できずに、全国段階では全労協という極少数の全国組織に所属しているのである。
昔の仲間が私に「書け」と言うのは、私が「ものかき」だからでもあるが、最近の改称のごとくに「野人」でもあるからである。いかなる権威にも屈することなく、自我を貫く私なればこそ、えへん、このような期待が掛けられるのである。なんて、良い気になって、まあぞろ敵を増やすのだろうか。ああ、しんど。
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「オンブズマン」廃号と「武蔵野市・野人1号」商標登録宣言の弁
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「野人」は「家畜人」の対極でもあるが、手元の安物辞書の「野人」の項の説明は、つぎのようになっている。(1)いなかの人。「田夫……」(2)礼儀作法もわきまえない人。また、教養のない人。ぶこつもの。(3)在野の人。民間人。
このほど私が、「武蔵野市・野人1号」を名乗る気になったのは、普通の言葉に直すと、あくまでも「個人」の資格と責任で物を言うことの確認である。「武蔵野市・野人1号」としたのは、少なくとも隣接の三鷹市に、「野人弁護士」を自認する「冤罪の後藤昌次郎」弁護士がいるからである。
以下は、すでに、わがホームページ上の『武蔵野市民オンブズマンの城』所収、「武蔵野市不祥隠し事件独自捜査シリ−ズ(その11)」で発表した記事の冒頭部分である。
「武蔵野市・野人1号」の商標登録を宣言する
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別途、メーリング・リストの「オンブズマン・ジャパン」でも宣言したが、私は、本年8月6日付けで、「武蔵野市民オンブズマン」と、その後の略称「武蔵野オンバー」をも廃号とし、「武蔵野市・野人1号」の商標登録を申請する。ただし、登録手続きは、わがホームページで記すのみで終了である。改号の理由は、いとも簡単である。
第1は、日本全国に「オンブズマン」から、果ては、いかにもゲルマンの同系部族語とはいえ、スウェーデン語に英語を継ぎ足して「オンブズパーソン」などと、長々しい自称男女同権論者気取り風に至るまでが、雨後の竹の子のごとくにニョキニョキと増殖し、安売りから権力擦り寄りに至るまでの自称革新政党並みの醜態をさらけ出し始めたこと。
第2は、上記の第1と密接不可分の関係にあるが、スウェーデン語の「オンブズマン」は「代理人」の意味であり、詳しくは「住民の委任を受けた代理人」なのである。それを勝手に名乗るのは、いささか傲慢ではなかろうかと、名乗り初めの当初から「流行語悪乗り」の軽率さに気付いていた内心忸怩の思いが、俄かに沸騰し始めたこと。
第3は、その間に、このような哀れむべき悪乗り風潮に、さらに悪乗りした「英語第2公用語」論までが、「家畜人ヤプー」の間に蔓延し始めたこと、である。
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以下は、本日、新しく書き下ろし、旧稿の内の「家畜人ヤプー」に関わる部分を継ぎ足したものである。
ついに奇書NO.1『家畜人ヤプー』を読む羽目に陥る
さる6.15.下記酒場、ロフト/プラスワンにて、「1960年安保闘争40周年記念激論:右も左も掛かってこい」を企画・出演の折、同期生・康芳夫と再会した。来春は卒業40周年でもあり、下記「暑気払い」企画に同期生の総結集をも呼び掛けている。
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9.2(土)19:30〜23:00歌舞伎町討論酒場・ロフト/プラスワン
[演題]:「希代の国際怪物プロデュサーの仮面を剥ぐ」
[宣伝文句]……「今明かされるモハメッド・アリ招聘、ネス湖探検、獣人オリバー、家畜人ヤプー etc....の真相」……
[出演]康芳夫(暗黒プロデュサー)、高取英(月蝕歌劇団)、室井佑月(作家)、三坂知絵子、鈴木邦男ほか、客席にも大物(被害者?)多数。
[企画、司会、ヴィデオほか映像紹介、学友代表]木村愛二
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となると、現在上演中の『家畜人ヤプー』の原作も見ないわけにはいかない。仕方がないから、武蔵野市の中央図書館の稚拙で動きの鈍いコンピュータ検索機を使ったところ、吉祥寺の図書館に(上、中、下)が所蔵されており、いずれも貸出中となっていた。貸し出しの期限を過ぎても返さない例が多いので、心の底では、そうなるのを願いながら注文したら、何と、珍しいことに、翌日、「ご用意できました」の留守番録音が入っていた。受け取りに行くと、いずれも「オッパイ丸出し」その他、図書館員に見られたら一目で意味の分かる俗悪表紙が付いていた。ああ……
すでに、上記の「高取英(月蝕歌劇団)」から、目下上演中の『家畜人ヤプー』を客席から撮影したアマチュア・ヴィデオを受け取っていた。劇場の舞台芸の録音は客席からでは到底無理である。騒音が入り、音が「ワウリ」(業界隠語)、使い物にならない。それでも、原日本人を白人女性に仕える「家畜人ヤプー」に仕立てた状況の一部が面白く描かれていた。白人女性(女優は日本人なので想像力が二重に必要になる)が「オシッコ」と叫ぶと、キムタクみたいな日本人の男優が扮した「家畜人ヤプー」が顔を上げて小水を、ジャーと口に受けるのである。
ところが、原作では「標準型肉便器(スタンダード・セッチン)」などとなっていて、キムタクどころか姿そのものが「便器」に近い形に改造されているのである。これを舞台芸で見せるのは至難の技である。奇書NO.1『家畜人ヤプー』への入り口の入り口程度の仕事であるが、それでも画期的と言わざるを得ない。
『家畜人ヤプー』(下、太田出版、1993)には、匿名の著者、沼正三の「あとがき」がある。その最後に康芳夫に対する謝辞が記されているので、その部分だけを紹介する。………………………………………………………………………………………………………
[前略]康芳夫氏(現ノアの方船国際調査委員会全権プロデュサー)にも、ここで感謝の言葉を贈りたい。氏は『血と薔薇/第4号』(昭和44年6月刊、都市出版社版に先立ち、正編を一部掲載)以来、終始この作品刊行への蔭の仕掛人的存在だったばかりでなく、正編出版本に対し「国辱的であるから出版を中止せよ」と難を付けた右翼が凶器持参で都市出版社に乗り込んだ来た時にも、矢牧一宏氏とならんで毅然たる応対をされるなど、この作品の出版を廻る多事多難の思い出を私と共有する方でもある。ここに『決定版』を上梓するに当たり、改めて「お世話になりました」とお礼申し上げる。[後略]
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さて、果たして『家畜人ヤプー』が「国辱的である」か否かについては、9.2.当日の激論に譲るが、ああ、またしても、わが人生の清流は、しがらみに阻まれ、濁流の土砂を交え、新しい道草の迷路に迷い込むのではあるいまいか。ああ……
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「長大で急峻な古典的登路」黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳2967米頂上を極め生還!
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7.27.発、2泊3日で、南アルプスの甲斐駒ヶ岳登頂を果たし、7.29.無事生還!私は別に、登山家でも、ワンダーフォーゲルでもなく、人並みの体力しかない。水泳はやるが、これも、高校の水泳部で対抗試合の際、リレーのメンバーにも入れて貰えなかった程度の、お遊び級である。しかも、水泳では足に体重が掛からないから、登山の訓練にはならない。若い頃に一応は名の知れた高山に登ったのは、富士山と八ヶ岳だけである。しかし、3000米級の北アルプスの高山に登ってみたいと願ってはいた。
3000米級の高山のすべての頂上を極めたか?
南アルプスは愚か、北アルプスについても、普通以下の知識しかなかった。槍、穂高、ぐらいの名前しか知らなかった。それも、ナイロン製のザイルが切れて云々という粗筋の井上靖の新聞連載小説を読んで知った程度である。
50歳を過ぎて争議が解決し、新しい人生に挑むことになった際、翻然と決意した。まずは体力の作り直しをと心掛け、水泳と同時に「日本の3000米級の高山のすべてに登る」のだ!
穂高には、前穂高、北穂高、奥穂高と、3つも別の頂上があることも知らなかった。細部は省くが、槍、穂高(奥、北、前)のすべての頂上を極めた後、これで、ひと区切りと安心した。当時は57歳、以後は軽い山歩き程度の健康法へと転換する気になっていた。夏山でも高山は、きつい。登りよりも下りの方が、結構、きつい運動で、生還しても4,5日は足が腫れたままで、水泳でもビートが効かなくなるからだ。
ところが、今から6年前のその時期、ある市民運動の集まりで、それらの山の名前を挙げて指折り数え、「これで日本の3000米級の高山のすべてに登った」と無邪気に自慢したところ、若い女性が、スットンキョウな声を上げた。
「木村さん、北岳、知らないんですか。北岳が日本で2番目に高い山なんですよ」
「エッ」となって、調べると、確かに、南アルプスの北岳は、「日本第2の高峰」(山と渓谷社『アルペンガイド』)となっている。3192米である。「エイッ、毒食わば皿まで」と登り、ついでに還暦祝いで2度目の槍登頂。勢いを駆って、富士山、八ヶ岳にも2度目、その他。そして本年、3000米より少し低いが、3000米級に属する甲斐駒ヶ岳2967米頂上を極めた。もう、これ以上は、いかにスットンキョウな声を出されても無視する。登山路・山小屋の整備の予算請求
もっとも、来年になると、またぞろ、新たな毒が欲しくなる可能性もある。そこで、将来に向けて、今回、黒戸尾根の7合目、七丈小屋の主から聞いた話を記す。
登山路の整備は、国と県の予算なのだが、申請しても着工まで時間が掛かる。道理で、「長く厳しい登りが続くことから敬遠されがちな黒戸尾根」(同上)の整備状況などは、特に悪いわけである。山小屋も、最初の建造には、わずかな補助金が出るが、その後は、まったく自力で運営しなくてはならない。私などは、腰痛持ちでもあるので、せめて「蚕棚」型の個人別の寝床にしてもらいたいのだが、当分は、叶わぬ夢である。その癖、「生涯体育」「生涯学習」などと、もっともらしい部とか課とかを作っては、税金にたかる蠅のような高級官僚を、はびこらせているのだから、胸糞の悪い話である。
文部省に電話すると。担当は「生涯スポーツ課」だという。カタカナ語で、またもや胸糞悪い。だから、ことらもカタカナ語で、「インターネット雑誌編集長」を名乗って聞くと、「登山が趣味」と称してペラペラ答える課員は、結局のところ、「ゾロゾロ山に登って自然を破壊する勝手な連中」としか考えていない。それでも、「沖縄サミットの800億円と比較されれば、ご不満でしょう」などというのだから、別に気違いではないらしい。でも、疲れる。ああ……
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