『亜空間通信』859号(2004/09/06) 阿修羅投稿を再録

911謀略説脅しブッシュに怯え民放労連メディア総合研究所『放送レポート』虚名人唖然類型批判

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『亜空間通信』859号(2004/09/06)
【911謀略説脅しブッシュに怯え民放労連メディア総合研究所『放送レポート』虚名人唖然類型批判】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 まずは、「虚名人類型批判」の一罰百戒の始めに、わが古巣、民放労連のメディア総合研究所が発行する『放送レポート』に巣食う虚名人の唖然たる状況を、厳しく叩く

 自分の足元、関係者を抜きにして、一般的な批判をしてみても、覚悟が伝わらないから、私は、以下のように率直に批判する。

 私は、民放労連のOBとしての義務感もあり、年会費として1万円を納め、民放労連が後ろ盾のメディア総合研究所が発行する今は隔月刊の雑誌、『放送レポート』を郵送で受けている。

 911事件は、メディア、特にテレヴィ放送を利用した戦争挑発の謀略である。ところが、これほど明確な事実を分析した記事が、『放送レポート』には、この3年間、まったく掲載されなかった。

 私は、この『放送レポート』の前身、タブロイド紙の『おしゃべりアンテナ』の創始者だった。民放労連の関東甲信越地連の放送問題と共闘の担当執行委員として、折からのヴェトナム戦争下の言論弾圧との戦いのために、この新聞を、命を削る想いをしながら、発刊し、関連の集会に出掛けて、自分の手で売った。

 その経験から考えると、『放送レポート』の堕落振り、著名人、いや、虚名人らの実に下らない原稿、座談会、集会の討論の再録記事は、最早、見るに耐えない。

 これらの虚名人は、以下のようなブッシュの脅しに怯えているのである。

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http://www.whitehouse.gov/news/releases/2001/11/20011110-3.html
President Bush Speaks to United Nations
Remarks by the President
To United Nations General Assembly
U.N. Headquarters

New York, New York

We must speak the truth about terror.
Let us never tolerate outrageous conspiracy theories concerning the attacks of September the 11th; malicious lies that attempt to shift the blame away from the terrorists, themselves, away from the guilty.
To inflame ethnic hatred is to advance the cause of terror.

 われわれはテロについて真実を語らなくてはならない。9・11攻撃に関する許し難い謀略説を断じて容認してはならない。それは、犯罪者、テロリスト、彼ら自身から、犯罪への非難の矛先をそらすための悪意に満ちた嘘なのだ。民族間の敵意を煽ることは、テロの目的を推進することに他ならない。
─ジョージ・W・ブッシュ(2001年11月10日、国連総会での大統領演説より) 
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 次は、前レバノン大使として、外務省に逆らって、実質的な解雇、一応、まだ、虚名とは言わない著名人、天木直人への批判である。

 私は、一昨夜、旧知の彼に、「木村愛二です。以下、緊急事態に鑑み、率直な意見です。」として、以下の阿修羅戦争59掲示板への投稿のやり取りを、送信した。

1)------------------------------------------------------------
天木直人・メディア裏読み 9月4日 ロシアの学校占拠事件の悲劇に思う ほか
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/545.html
投稿者 天木ファン 日時 2004 年 9 月 05 日 09:43:31:2nLReFHhGZ7P6

[中略]

 ロシア軍撤退を要求するチェチェンの武装集団の抵抗とこれを徹底的に押さえつけようとするプーチン政権の強権政治はついにここまでの悲劇を生むことになった。静止できない残酷さである。あらゆる論調は抵抗組織の愚挙を非難し各国政府もまたプーチン政権のとった措置に理解を示す。

しかしそれが正しいのか。

私は敢えて異を唱える。

[中略]

フォローアップ:

「天木直人・メディア裏読み」不勉強の裏読み批判  木村愛二 2004/9/05 10:41:55 (2)
全文を確認せり。やはり「優等生」作文でしかなかった。 木村愛二 2004/9/05 12:22:32 (0)
Re: 「天木直人・メディア裏読み」不勉強の裏読み批判  天木ファン 2004/9/05 12:20:31 (0)

2)------------------------------------------------------------
「天木直人・メディア裏読み」不勉強の裏読み批判
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/547.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 9 月 05 日 10:41:55:CjMHiEP28ibKM
(回答先: 天木直人・メディア裏読み 9月4日 ロシアの学校占拠事件の悲劇に思う ほか 投稿者 天木ファン 日時 2004 年 9 月 05 日 09:43:31)

 上記の投稿の「ファン」が本物のファンで、これが全文だとすれば、これは大変に「不安」な状況である。

 私は、いかに超多忙中でも、「天木直人・メディア裏読み」の不勉強の裏読みをして、厳しく批判せざるを得ない。

 旧知の天木直人は、所詮、いわゆる暗記秀才のエリートでしかなかったのか。

 学校でも外務省でも教えていなくても、ここ、阿修羅戦争掲示板を見れば、チェチェン紛争の背後に、アメリカ、CIA、もしくは、その雇い主の石油財閥のカスピ海石油資源強奪が潜んでいることぐらいは、簡単に分かる。

 なぜ、それが出てこないのか!
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3)------------------------------------------------------------
全文を確認せり。やはり「優等生」作文でしかなかった。
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/555.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 9 月 05 日 12:22:32:CjMHiEP28ibKM
(回答先: 「天木直人・メディア裏読み」不勉強の裏読み批判  投稿者 木村愛二 日時 2004 年 9 月 05 日 10:41:55)

 一応、チェチェン関係の記事を調べた。至極残念だが、がっかりすることもない。たいていは、こんなものである。
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4)------------------------------------------------------------
Re: 「天木直人・メディア裏読み」不勉強の裏読み批判
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/553.html
投稿者 天木ファン 日時 2004 年 9 月 05 日 12:20:31:2nLReFHhGZ7P6
(回答先: 「天木直人・メディア裏読み」不勉強の裏読み批判  投稿者 木村愛二 日時 2004 年 9 月 05 日 10:41:55)

 木村愛二さん、私の投稿に対しご批判、ありがとうございます。

 わたくしが、天木氏のメディア裏読みをここに転載させていただいている意味をお察し下さい。天木氏と旧知でいらっしゃる愛二さん、どんどん直接、天木氏に愛二さんの見解、批判をお伝え下さい。

 失礼ですが、メール先は、下記のホームページに載っております。
http://www.amaki.info/
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5)------------------------------------------------------------
天木直人さんには率直な批判を送ります。彼の位置付けは重要です。
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/558.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 9 月 05 日 12:51:29:CjMHiEP28ibKM
(回答先: Re: 「天木直人・メディア裏読み」不勉強の裏読み批判  投稿者 天木ファン 日時 2004 年 9 月 05 日 12:20:31)

 天木直人さんには率直な批判を送ります。

 彼の位置付けは重要です。

 私が、67歳で、季刊『真相の深層』創刊を決意したのは、こういうことが、実に頻繁に起きるからである。

 似非紳士、朝日新聞の記事や、国営放送、NHKのスペシャル何とか程度の知識で、国際政治を論評し、CIA謀略を見逃す「論客」は、他にも沢山いる。

 新聞通信界の「重鎮」、「大御所」、原寿雄、しかり。その他大勢である。
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 この元共同通信社長、原寿雄も、『放送レポート』が珍重する虚名人の代表格である。

 だから、もちろんのこと、『放送レポート』も、チェチェンの背後のアメリカ、CIAのことなどは、知らぬ存ぜぬ、触れもしない。

 ところが、私は、今から5年前のユーゴ戦争に際して、以下の記事を発表しているのである。

 端的に言えば、『放送レポート』も、天木記事も、「ヘアも掲載」の週刊誌、『週刊プレイボーイ』に劣るのである。どうじゃ。

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http://www.jca.apc.org/~altmedka/play-s2.html
(総括編2.最終回)「空爆」は世界に何をもたらしたのか?

 今回で『週刊プレイボーイ』のユーゴ戦争連載は終了となるが、この間、Web雑誌『憎まれ愚痴』で百本ほどのユーゴ戦争特集を執筆し続けた私でさえも、主に日本の若者を読者対象とするこの「ヘアも掲載」の週刊誌が、総計で15回もの連載の力作を続け得るとは予想していなかった。プロの商業雑誌編集者がやっている仕事なのだから、読者の期待があってのことと思う。「出版社系の週刊誌までが牙を抜かれた」と言われ始めて久しい今、そして、心情左翼の読者を対象とする自称「総合雑誌」がますます薄味、調査不足、発表報道のオタク記事でごまかし続ける白痴的現状の中で、まだまだ日本人も捨てたものではないと思い直すための唯一の手がかりをえた気分である。

 この最終回では、ロシアの年末年始にかけての政変、エリツィンの辞任、チェチェン攻撃で支持率を高めつつあるプーチン首相の大統領への道、などの事態急変の裏の裏を解明してくれるかのような、実に興味深い情報と分析が示されている。多くの読者が驚くのは、このところアメリカが「テロリスト」として指名手配の筆頭に挙げ続けているオサマ・ビン・ラディンが、実は陰でアメリカ秘密情報筋と繋がっているとの観測であろう。私はすでに、アフリカの2カ国のアメリカ大使館が爆破された事件に際して、疑惑を投げ掛けておいたのだが、その時のmailの処理先を探し出せない。要旨は、事件を解く鍵は常に利益を得た者は誰かにあり、あの爆破とそれに次ぐアメリカの「報復爆撃」で一番得をしたのは、当時国際的に窮地に追い込まれていたイスラエルだという分析だった。カスピ海石油をめぐる「イスラム原理主義者」の動きについても、石油の買い手がなければ、説明が付かないという説を、昨年夏には、ユーゴ問題の運動関係者に話していた。それらの疑問への回答が、ここで示されているのかもしれない。

 ともかく、ユーゴ戦争は、ベルリンの壁崩潰、湾岸戦争などの継続として見る時、初めて、その歴史的意味が理解できるのである。

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『週刊プレイボーイ』(1999.11.21/28)
《迷走のアメリカ》総括編・最終回
「空爆」は世界になにをもたらしたのか?

イラクもユーゴも結局、なにひとつ問題は解決していないのではないか…。

クリントン政権の〈戦略なき世界支配〉を総括する!

[中略]

カスピ海周辺の天然資源をめぐる戦い

 そのきっかけとなったのがユーゴ空爆だった。エリツィンはIMFからの融資と引き換えに、いとも簡単に友邦国であるユーゴを見捨てた。これが彼らの面子を著しく傷つける結果となった。さらに追い打ちをかけるように空爆終了後のNATO軍によるコソボ進駐ではロシアは完全に無視され、強引にプリシュティナの空港を占拠することでやっとロシア軍はKFOR(コソボ平和維持部隊)に加わることができた。

 そして、軍部がこの屈辱から立ち直る前に今度はチェチェン紛争が再燃。首相のステパーシンはまったく有効な対応策をとることができず、紛争はダゲスタンに飛び火する。ステパーシンの無能さもさることながら、この紛争は軍部と諜報部にとって絶対に見過ごしにできないものだった。なぜなら、チェチェン・ゲリラの背後にはアメリカがいたからである。

 説明しよう。

 北カフカス地方、またウズベキスタンやキルギスタンといった中央アジア諸国のイスラム原理主義者たちはアフガニスタンのタリバンに支援され、訓練もアフガニスタンで受けてきた。そして、彼らに資金援助を与えてきたのはタリバンのスポンサーであるサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)だった。

 サウジとUAEは、アフガン戦争の時にはアメリカの意向を受けでムジャヒディン・ゲリラに、そしてソ連軍撤退後はタリバンに姿金援助してきた国である。これまでのやり方が踏襲されたわけだ。このオペレーションを統括してきたのは他でもない、アメリカから世界最悪のテロリストとして指名手配されているあのウサマ・ビン・ラディンだった。先月、彼の身柄引渡しに応じないタリバン政権に対して経済制裁が加えられたが、それは表の世界の話である。裏ではまだ彼はサウジ情報部を通じてアメリカとつながっているのだ。

 ビン・ラディンはこの夏、数ヵ月間にわたってチェチェンに潜入した。しかし、指名手配されているはずの彼がアフガニスタンを出国してもアメリカはなんのアグションもとらなかったことからも、それがわかる。それどころかアメリカは、チェチェン入りした彼へのインタビューに成功したヨーロッパのジャーナリストが執筆した記事をもみ消してまでいるのだ。

 80年代、サウジ情報部のアフガニスタンにおける現地責任者としてCIAのオペレーションを援助してきた彼の持っているゲリラ支援のノウハウと経験をアメリカはまだまだ必要としているということだ。

 北カフカスでアメリカがゲリラを支援する目的は、莫大な石油と天然ガスを埋蔵するカスピ海周辺からロシアの影響力を削ぐことである。ロシアとしてはユーゴでやりたい放題にやられた上、自分の裏庭まで引っ掻き回されたのではたまったものではない。すでにエリツィン派はアメリカに対して強硬な態度をとるつもりも、その能力がないことも証明されていた。そして、この現状を打破するために軍と諜報部を代表して政権内部に送り込まれたのがプーチンだったのだ。アメリカの迷走を止めるのはアメリカしかない…

 順を追って説明しよう。

 エリツィンがステパーシン首相を解任し、その後任にプーチンを指名したのは8月9日である。その数日後、ステパーシンは記者会見で、解任を申し渡された時、その場にエリツィン以外の人間がいたと述べ、暗に自分の解任は何者かの意向が働いていたことを示唆した。

 次にプーチンの首相指名が議会で承認された直後から、IMFからの融資金も含まれるといわれる100億ドルのマネー・ロンダリング事件、スイスの建築会社マベテックスからの収賄事件、また、アエロフロート社の資金横領事件など、それまで下火になっていたエリツィン派のスキャンダルが一気に再燃する。

 これはプーチンがエリツィンとボリス・ペレゾフスキーに代表される取り巻きの新興財閥勢力を無力化するために仕掛けたものだった。そして、検察の捜査によって彼らを身動きのとれない状況に追い込んだ後、プーチンは時間をかけて各地から精鋭部隊を集結させ、チェチェン進攻に打って出たのだ。

 ロシアのアメリカに対する態度が180度転換したのが明らかになったのは、先月初旬に開かれたオスロ会議の場においてだった。そこでプーチンはロシア軍によるチェチェン進攻に警告を発したクリントンを、アメリカには関係のないことだと突っぱねたのである。これは、もうお前たちの好きにはさせないというロシア側の宣言だった。

 これに慌てたのはエリツィンである。彼は急遽、休暇を返上して帰国したプーチンと会見した。が、彼にはもう軍部をバックにしたプーチンを抑える力はなかった。翌日、プーチンのチェチェン政策を支持する声明を出し、チェチェン進攻作戦を指揮している軍人たちに「ロシアの英堆」という国家勲章を授与したのである。

 軍と諜報部による静かなるクーデターが完了した瞬間だった。

 ソ連崩壊以来、アメリカは旧ソ連諸国の資本主義化を外交政策の要として推進してきた。だが、これが無惨な失敗に終わったのは、すでに衆目の一致するところだ。結局、資本主義化政策はロシア経済をマフィア化させただけだった。世紀末を迎え、アメリカの外交政策は今、大きな転換を迫られているのだ。

 問題は、現在のアメリカに、この混沌とした世界の現状をよりよい方向に牽引していく能力はあるのかということである。この連載では90年代にアメリカが軍事力を行使したイラクとユーゴ情勢を検証してきた。が、イラクでは行き当たりばったりの政策しかとれず、問題を引き延ばしていくアメリカの姿しか浮かび上がってこなかったし、ユーゴでは目的を達成するためなら手段を選ばない凶暴なアメリカの素顔が曝け出されただけだった。

 アメリカのポリシー・メーカーたちを弁護するとすれば、冷戦時代の二極間構造とは違い、外交戦略の目標を立てる際、いたって不明僚なピクチャーしか描けないということだろう。これはどの国がアメリカの立場に立たされても同じである。

 今のアメリカに長期戦略があるとすれば、それは世界唯一の超大国というポジションを維持し続けるということだけである。が、その長期戦略から出てきたものがイラクやユーゴで行なわれたことであるならば、今後、世界はさらに不安定化していくのは必至だろう。

 アメリカの迷走を止めるのはアメリカにしかできない。もしそれができなければ、21世紀に入るとともに世界は血で血を洗う文明の衝突の時代に突入していくことになるのだ。(了)

●長い間のご愛読ありがとうございました
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 以上。


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