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Мир и права человека Чечене!

ロシアによる対チェチェン軍事侵攻と占領が続いています。
このサイトは、侵攻に反対し、平和的解決を求める立場から情報を収集しています。

Japanese information site for peace and human rights on Chechnya.


NEWS

チェチェンニュース Vol.22 No.53(#524) 2022.12.02

【動画公開】チェチェンニュース発行500号記念講演会~チェチェンを通して何を考え、思い、今活動しているのか~

 大富亮です。11月19日に開催されました講演会の動画が公開されていますので、紹介します。

 大勢の方の前でお話するのは久しぶりだったので、つっかえたりしていますが、参考になる部分もあるかと思いますので、どうぞお時間のあるときにお聞き下さい。

 ウクライナ議会によるチェチェン主権承認について、日本で最初のレクチャーだったかも知れません。重要な話なので、今後、よりわかりやすく説明したいと思います。

 チェチェンと並行して、個人的にも右往左往してきたこの20年間についてお話しました。主催者の林さんはじめ、チェチェン関係のなつかしい方々にお会いできたのも良かったし、最近情報発信を始めている方々との新しい出会いがあったことも嬉しい機会でした。今後ともよろしくおねがいします。

 また、「ウクライナ関係のフェイクニュースにどう対抗するか」という部分で、質問者の方との間で、興味深い質疑応答ができたと思います。これにインスパイアされる形で、図書館学を応用したフェイクニュース対策というものを考えましたので、今後少しまとめて、紹介したいと思います。ざっくりした内容は、この動画でご覧ください。

林克明チャンネル:チェチェン戦争を知るとウクライナ戦争がよく見えてくる
https://youtu.be/nmG4mpdrIbc

チェチェンニュース Vol.22 No.51(#522) 2022.11.11

チェチェンの若者を中心とした人権運動「ワンアダート」とその弾圧

 チェチェンでは、2007年以降、ラムザン・カディロフによって多くの人権活動家が弾圧されてきたが、言論の自由と人権がなく、チェチェン独立を求める人だけでなく、その家族も容赦なく弾圧されている状況には、やはり水面下で反発が大きいようだ。

 ここ2、3年の間、そういった不満を吸収してきたのが、「ワンアダート(1ADAT)」というテレグラム(ロシアを中心に活用されているSNS)上の匿名コミュニティで、チェチェン当局による犯罪と虐待についての深刻な報告や、カディロフツィを風刺する面白い動画が混在している。両方のコンテンツのために、このチャンネルは北コーカサスの若者の間で非常に人気があり、投稿者も自然に増えている。

 また、2006年にロシアに殺害された野戦司令官シャミール・バサーエフや、他のチェチェンのイスラム主義者への支持を表明するものなど、急進的な投稿も多い。ワンアダートはチェチェンの独立も呼びかけている。

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チェチェンニュース Vol.22 No.50(#521) 2022.11.11

 チェチェンニュースが500号超えということで、講演会を開いていただくことになりました。 ぜひご参加ください。会場でお待ちしております。(大富亮)

第150回草の実アカデミー
「チェチェンニュース発行500号記念講演会
~チェチェンを通して何を考え、思い、今活動しているのか~」

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チェチェンニュース Vol.22 No.48(#519) 2022.10.31

講演映像:戦禍のウクライナから、ウクライナ人によるウクライナ報告

先日チェチェンニュースでご案内した、オクサーナ・ピスクノーワさんによるウクライナ報告の内容が、youtubeの「林克明チャンネル」で公開されました。どうぞご覧ください。

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チェチェンニュース Vol.22 No.47(#518) 2022.10.19

ウクライナ議会がチェチェンの主権を確認

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チェチェンニュース Vol.22 No.43(#514) 2022.10.07

「メモリアル」がノーベル賞受賞、プーチンは誕生日、アンナ・ポリトコフスカヤの命日

 今日は、記念碑的な一日になりました。各種報道によると、ノーベル平和賞には、ベラルーシの人権活動家アレシ・ベリャツキー氏、ウクライナの人権団体「市民自由連合」、そして、ロシアの人権団体「メモリアル」に授与されました。授賞理由は、「戦争犯罪や人権侵害、権力の乱用を記録し続けた」ことだそうです。

 「メモリアル」の活動は、第一次チェチェン戦争からずっと継続しており、グローズヌイにも事務所を置いて、人権侵害に苦しむチェチェンの人々を記録し、法的側面からサポートしてきていました。また、2009年には、所属していた人権活動家ナターリア・エステミーロワが暗殺されるなど、大きな犠牲を払ってきました。

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チェチェンニュース Vol.22 No.41(#512) 2022.09.23

ウクライナで戦う独立派チェチェン人たち
カディロフツィ、チェチェン人を脅迫してウクライナに連行

〈記事について〉

 今回は2つの記事を紹介します。ひとつ目は、「ウクライナで戦うチェチェン人たち」。ウクライナ側に所属して戦うチェチェン大隊についての話題です。前回のニュースでは、ウクライナで残虐行為をするカディロフツィの問題を取り上げましたが、今回はウクライナ側に立って戦うチェチェン人です。

 安全上、あまり多くのことは語れない独立派チェチェン人たちですが、チェチェン独立の大義名分をかけて戦う人々が何百人もウクライナにいることは、注目していきたいです。チェチェン戦争の責任はロシアにありますが、傍観してきた私たちのあり方も問われると思います。

 2つ目の記事は、「カディロフツィ、チェチェン人を脅迫してウクライナに連行」です。ウクライナ侵略のために、9月21日にプーチン政権が動員を開始したことは、みなさんご存知と思います。これによってロシア側の劣勢が挽回できるかというと微妙で、おそらく多くのロシア国民が政権を見限るきっかけにはなると思います。

 ところで、ウクライナへの動員については、すでにチェチェンが3ヶ月も先行していたという報道を見つけました。親ロシア派指導者カディロフは、強制的に若者を志願させて、ウクライナに送り込んでいたのです。逆らえば家族を誘拐し、人質化するという常套手段を使っています。

 また、記事によればカディロフに反抗的な者を選んで戦場に送り込んでいるようで、これでは懲罰ですから、そんな軍隊が強いはずもありません。しかし、反カディロフの前途ある若者たちが、ウクライナの民間人を虐待する役割を押し付けられているとしたら、あまりの残酷さに声も出ません。ロシアでも、反動員のデモに参加した若者が、警察に拘束されたとたんに召集令状を渡される例があるようです。好戦的かつ抑圧的なプーチン・カディロフ体制の倒れる日は近いと信じたいところです。

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チェチェンニュース Vol.22 No.39(#510) 2022.09.22

ウクライナにおけるカディロフツィの真の役割

〈記事について〉ウクライナでのカディロフツィの動きについて知りたかったので、比較的最近のアル・ジャジーラの記事を訳してみました。カディロフツィが怖いのは見た目だけで、軍事的にはそれほど意味がないようですが、戦線後方での残虐行為にはかなりコミットしている可能性があります。この記事ではその一端がわかります。(大富亮)

アル・ジャジーラ 2022年8月18日

 ウクライナ侵略が始まったばかりの2月27日に、虐殺の舞台となったブチャに進入した34台の装甲車に乗っていたロシアの軍人のほとんどは、チェチェン人だった。

 彼らは、チェチェンの親ロシア派の指導者ラムザン・カディロフにちなんで「カディロフツィ」として知られている。彼らはあごひげを生やしてがっしりした体格で、真新しい制服を身にまとい、ライフル銃を携え、戦争の3日目にウクライナの首都キエフに入ろうとしていた。

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チェチェンニュース Vol.22 No.38(#509) 2022.09.11

ウクライナ左翼からの訴え:「人々はウクライナのためだけでなく、プーチンを打倒するために戦っている」

 ウクライナをめぐって左翼の混迷が続いています。どのような意見を持とうと自由ですが、ウクライナに関して発言する限りは、当事者であるウクライナ人と常に対話しているという緊張感をもって発言すべきですね。そういう意味ではウクライナ人左翼がじっさいに置かれている状況がよくわかるこの論文をすべての人に(ロシアもウクライナも両方悪いと考えている人にも)読んでほしいと思います。(久下格、元国労)

2022年9月2日(Links International Journal of Socialist Renewal)

 ロシア大統領ウラジーミル・プーチンの侵攻から半年、
・ウクライナのレジスタンスはどうなっているのか?
・停戦交渉とNATOに関して、ウクライナの一般的な雰囲気はどうなのか?
・そして、この戦争は進歩的勢力にとって何を意味するのか?

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ブックリスト

ロシア・チェチェン戦争の628日(カフカスの小さな国 チェチェン独立運動始末の増補版)
林克明 著/清談社Publico/2022/06/15

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チェチェンニュースの主な記事

#315 「ロシアへの愛がなければ」

#300 殺されたのは私たちだ

#299 ナターリヤ・エステミローワが殺された!

#297 アンナ裁判の動向/イングーシ大統領殺害未遂

#285 北方領土、チェチェン、歴史認識ーー3冊の本を通じて

ロシア・チェチェン友好協会潰される!

何がアンナ・ポリトコフスカヤを殺したのか?

北オセチア学校占拠事件、真実はどこに?

「放たれた毒」アンナ・ポリトコフスカヤ

チェチェンに50箇所以上の大量遺体遺棄現場がある親ロシア派政府当局者が認める


声明

チェチェン人人権活動家の連続殺害事件について

プーチン首相を逮捕せよ!


アーカイブス

ハサブユルト合意
ロシア・チェチェン平和条約
ハズブラートフ「チェチェンは主権国家」
ロシア連邦-チェチェンにおける強制失踪と正義の実現[2007/5 amnesty](PDF 568KB)
チェチェン難民報告書[2003/2 UNHCR](PDF310KB)
チェチェン難民報告書(PDF470KB)[2005/5 NRC]

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