わたしの雑記帳

2009/11/17 NPO法人ジェントルハートプロジェクト主催、第4回目「親の知る権利を求めるシンポジウム

2009年11月15日(日)、東京・田町にあるキャンパス・イノベーションセンター(CIC)の会議室で、NPO法人ジェントルハートプロジェクト主催、第4回目「親の知る権利を求めるシンポジウムが行われた。

当初、民主党の参議院議員千葉景子さんが、シンポジウムにいらしてくださるということだったが、直前になり、スケジュールの都合から、午後は出席できなくなったということで、午前中の総会に来てくださった。
千葉議員は、法人が2003年に設立したときからの会員で、今までもたくさん応援していただいた。総会やジェントルハートプロジェクトのコンサートにも、ご自身もしくは秘書の方が来てくださっていた。
今年もぜひいらしていただけるよう連絡をとってはいたものの、法務大臣となられて超多忙の今、総会に来ていただくのは無理とあきらめていた。それが、スケジュールの合間を縫ってわざわざいらしていただき、心のこもったごあいさつまでいただいた。
当初、来られてもせいぜいが5分か、10分程度と秘書の方にお聞きしていたが、30分を超えて、総会にいてくださった。
大臣になられても変わらぬご厚誼に感謝、感謝!

そこで、午後のシンポジウムで発言いただく、4人の被害者の親御さんたちも、直接、それぞれの事件事故の資料をお渡しすることができた。

午前の総会と午後のシンポジウム・多くのマスメディアに知らせたが、事前広報もなければ、当日もわずか数社、知り合いを中心に参加してくれただけだった。この問題に対するメディアの関心のなさに、毎度、がっかりする。
一方、民主党議員・首藤信彦氏の秘書さんが、シンポジウムにいらしてくれていた。

午後から、最初に2009年9月15日に、文部科学省の「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議」にジェントルハートプロジェクトが呼ばれて、小森美登里さんと、武田さち子が当日、話した内容を中心に、これまで、文部科学省に対して、法人としてどのような働きかけをしてきたかを説明。(学校事故・事件の当事者と親の 「知る権利」参照)
その後、バレー部合宿中の死亡事故・草野恵さんのお母さん、いじめ自殺したの中井佑美さんのお母さん、いじめ自殺した近藤絢(けん)くんのお母さん、奈良中学校、柔道部顧問による傷害事件のお母さんから、親の知る権利の現状について、報告していただいた。

当日、感想アンケートはとくに取らなかったが、「想像していた以上だった」「まるで、小説のなかのできごとのようで、現実にこんなことがあるなんて信じられない思いだった」などと、何人かの知人から声をかけていただいた。

なお、奈良中柔道部傷害事件の資料のなかに、検察審査会に提出した書類があり、そこにはご両親の思いがあふれていたので、サイトに掲載することの許可をいただいた。(041224参照)




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