現代企画室編集長・太田昌国の発言のページです。世界と日本の、社会・政治・文化・思想・文学の状況についてのそのときどきの発言が逐一記録されます。「20ー21」とは、世紀の変わり目を表わしています。
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1999年の発言
インタビュー「東ティモール多国籍軍評価をめぐって」(仮題)
書評:目取真俊著『魂込め』
チモール・ロロサエは国軍を持つというグスマンの言明について
ペルー大使公邸事件から三年
グスマンの「方針転換」について
私達にとっての東チモール問題
文学好きの少女M子、十七歳の秋
東チモール状況再論:若干の重複を厭わず
「おまえの敵はおまえだ」
東ティモール情勢を、PKF解除に利用しようとする日本政府と右派言論
書評:伊高浩昭著「キューバ変貌」
「ふるさとへ」
アンケート特集/若い人たちにおくる三冊
書評  田中伸尚 『さよなら、「国民」「「記憶する「死者」の物語』
傍観か空爆か。少女の涙と大統領の周到な配慮。
       他の選択を許さぬ二者択一論と欺瞞的な二元論の狭間
「ほんとうは恐いガイドラインの話」
裁判長期化批判キャンペーン批判
時代につれて変わる出会い方、そのいくつかの形ーーラテンアメリカと私
1998年の発言
北朝鮮「核疑惑騒動」の陰で蠢く者たち
目と心が腐るような右派言論から、一瞬遠く離れて
第三世界は死んだ、第三世界主義万歳!
時評「この国は危ない」と歌う中島みゆきを聞きながら
自称現実主義者たちの現実追随
伊藤俊也の作品としての『プライド 運命の瞬間』批判
98年度上半期読書アンケート
書評:市村弘正著『敗北の二十世紀』
「自由主義史観」を批判する〈場所〉
民族・植民地問題への覚醒
国策に奉仕する「〈知〉の技法」
「後方支援」は「武力の行使」にほかならない
ペルー日本大使公邸占拠事件とは日本にとって何であったか
個別と総体――いまの時代の特徴について
植民地支配責任を不問に付す「アイヌ文化振興法」の詐術
政治・軍事と社会的雰囲気の双方のレベルで、準備される戦争
書評:ガルシア=マルケス著『誘拐』(角川春樹事務所刊)
保守派総合雑誌の楽しみ方
1997年の発言
一年後に、ペルー大使公邸占拠事件を顧みる:天皇問題に即して
防衛情報誌「セキュリタリアン」の役割
血腥い物語:船戸与一著『午後の行商人』(講談社)を読む
現実にある政治的・思想的対立軸をなきものにする言動
『戦争の悲しみ』とバオ・ニンの悲しみ
過去のラーゲリと現在の強制収容所
武力「決着」後のペルーを見る五つの視点