自治労音協通信

 6面  NO42号/2001.1.1発行

ジョー&ピースフラワーズ初デビュー
2000年5月1日メーデーから衆議院議員選挙まで

自治労東京 小川典子

メンバースナップ

昨年「ジョー&ピースフラワーズ」としてデビューしたのは、中央メーデーでした。連合中央本部が主催するメーデーに、始めてコンサート現場が創られ、ここ十年間、メーデーで歌えなくなった東京中央や三多摩地区(メーデーは主にこの二会場で開催される)の私たちにとって、チャンスということで、周りの音楽仲間に呼び掛け、松井かおるさんと職場の仲間に協力していただき、晴れて出演させていただきました。
連合の教育文化協会主催のイベント地域労働者音楽交流会は若いバンドのかたがた中心のコンサートで関東レベルで開催されています。ある集会でその時の上位入選グループの演奏テープを流していたところ、とってもやかましくて、みんな耳を塞いでいましたが耐えきれず、組合員から苦情が入り、歌の意味も解らずあまりに音量が大きいので、日音協の音楽テープに変えていただいたことがありました。
私たちは、初デビューにそなえ、練習曲について話し合い、メーデー参加者に一緒に歌っていただける曲を選びました。浜口兵庫之輔さんの「バラが咲いた」と中村八大さんの「上を向いて歩こう」そして松井さんのバックナンバーから「ウェーブ」の三曲でした。
ジョー蒲地さんはプロのジャズピアニスト兼スタジオミュージシャンです。松井さんは御主人とその仲間と組んで多くのジャズ演奏をこなしています。大変な努力家で、英語の発音を勉強しこれまでに多くの曲を演奏してきました。ジャズの世界のことなら、こと東京における『えのけん』から始まるジャズの変遷を研究されています。
今年は、松井さんのジャズに関する連続ものを音協通信に掲載していただく予定ですが、音協会員のみなさんにもジャズファンが多くいらっしゃいます。時間が許す限り出前コンサート活動をされているお二人ですので、いろんなエピソードも書いていただけるでしょう。
さて、メーデーに出演後、連合の主催する女性集会にゲスト出演依頼があり「サマータイム」など、松井さんの演奏を中心に、やはり参加者で歌える曲目を演奏しました。
衆議院選挙でも連合東京女性委員会から駅頭で大道芸人などのイベントやバリアフリーーチェックと平行して、演奏を依頼されました。選挙で歌うのはちょっと気が引けましたが、自分達が応援している組織内女性候補ですか、なんとしても勝たせたいという思いで協力しました。「ウィーシャルオーバーカム」を候補者も一緒に歌ったことで、一気に盛り上がり、ビラ配布行動で参加していた女性部の役員さんや英語が得意な関係者の女性達から、自分も一緒にやってみたいといわれました。
連合中央の女性選対からもお呼びがかかり、新宿の歩行者天国での街宣行動で歌を依頼され、急な思いつきで「投票に行こうよpart1」を作って、ジョー蒲地さんに演奏を依頼して、テープに入れていただき当日間に合わせました。
新宿駅頭行動には女性部の仲間が一緒に歌ってくれました。そして、その日の内にスタジオで収録し、投票に行こうよの呼び掛けの宣伝用テープが全国の連合の選挙事務所に配付されたのです。音楽の著作権は私にありますが、聴いてくれた動員者の方々からも「優しい呼び掛けの歌ですね」といわれ、内心心配だったのですが、喜んでいただいてほっとしました。その後の行動でも歌と若い人向けの呼び掛けの台詞と合わせて、若い女性に協力していただき歌と台詞で、道行く人々に「投票に行きませんか?」と呼び掛けることが出来ました。
その時二つ目の詩を作ったのですが、選挙が終わってしまいそのままになっています。2001年も参議院選挙や東京都議会議院選挙が行われます。また歌う機会があるでしょうか?


『投票に行こうよ Part2』

代々木公園音楽堂で歌う「ジョー&ピースフラワーズ

詞=小川 典子

あなたの 声が届いていますか?
二十一世紀を創るあなたと
今求めます「チェンジザタイムズ」
行動するあなたの声をみんなに届けよう!
元気な政治を創るのはあなた!
だから投票に行こうよって呼び掛けます。あなたに!

あなたの元気が届いていますか?
十一世紀を担うあなたと
今かなえたい「チェンジザワールド」
暖かいあなたのハートをみんなに届けよう!
凍った政治を変えるのはあなた!
だから投票に行こうよって呼び掛けます。あなたに!


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