WAAFとは?

闘うアフリカの女性たちと手をつなごう


アフリカの女性たちがFGMを廃絶しようと声を上げたのは1980年代のことでした。 それまで「女子割礼」と呼ばれてきたこの慣習をFGM(女性性器切除)と呼びなおすことで、 その暴力性を指摘し、廃絶の必要性を訴えたのです。

1995年北京で開かれた「第4回世界女性会議」で、アフリカの女性たちはFGM廃絶のための国際的支援を強く世界に訴えました。 その声に応えて私たちは1996年に「FGM廃絶を支援する女たちの会」(Women's Action Against FGM, Japan ― WAAF)を設立しました。

FGMはどのようなタイプであっても、女性と子どもの健康にとって有害な慣習であり、女性の人権を侵害するものです。また、女性が心身の安全を侵されずに生きる権利は普遍的な人権です。2012年には、国連総会でFGMを禁止する決議が採択されました。日本にはFGMの慣習はありませんが、女に生まれただけで性器切除される子どもがこの地上にひとりでもいれば、ノー!と声を上げよう、私たちはそういう思いでFGM廃絶運動に加わっています。

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