今年製造分の出荷が終わり、こちらの駄菓子屋の在庫もわずかになりました。一番人気のブドウはもうありません。集計で3830本でした。昨年より少し減ったのは10円値上げされて90円になったからです。80円だったら、ちゅうちゅう食べてもまだ人気の、40円のくじ引きが一回できました。今年はそれをあきらめないと食べられなかったので、子どもたちは悩んだと思います。それでもこの数を配り切って、ほとんどのチューブの口を切り続けた駄菓子屋のおばちゃんの仕事は大変だったといわざるを得ません。切る場所もみんなに好みがあり、また1本を食べる間にも食べやすいように何回も「切って」と迫ってくる子もたくさんいます。この仕事をやりとげたのは偉業です。
小学生男子たちが駄菓子屋に自慢気に持ち込んできた「幼虫」。子どもたちはキアゲハだといっていましたが、正しいようです。田んぼに生えているセリなどを食草にするこの虫をどこで見つけて来たのか気になりますが久しぶりに虫を捕まえて自慢して、しかも知識も持っている小学生に出会いました。まだこのような子どもたちがいたんだという感動を覚えました。来週、地元の小学校2年生の、「町のたんけんインタビュー」が来るということで、事前に質問が届きました。中には「なんのためにはたらいていますか」という質問もあり、どう答えようかと思案中です。子どもたちの中には駄菓子屋の常連も必ずいますから、いいかげんなことをいうことはできません。毎日の駄菓子屋で会うのですから・・・・。
北海道の有機かぼちゃが入荷して毎日かぼちゃを使っています。グラタンは人気メニューで、これだけを目当てにご来店の方もいます。洋食専門店ではありませんが、ていねいにベシャメルソースを作 っているので好評です。かぼちゃが主役となってもソースとよく合うので美味しくできました。たっぷりのバターで小麦粉を炒めながら、牛乳を少しずつ加えてソースを仕上げていく地道な作業です。
山形県の米沢郷牧場の平飼い地鶏の手羽元を使った煮物です。薄くスライスした生姜といっしょに手羽元を炒めてから鰹ダシ汁を張り、大根、人参、ごぼう、椎茸などの野菜を乱切りににして煮込みます。味付けはダシ汁8に対して、みりん、醤油各1の割合を基本にします。野菜に火が通ったら一度冷ましておくと味がよくしみます。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
土曜日の夕方に突然やってきた小学生女子。「10円のコロッケください」というので「それはちがうよ。コロッケは130円。だがしや券120円をコロッケに使えば、10円だよ」「何コロッケがいいの?」「野菜コロッケ」ということで野菜コロッケをひとつ揚げて渡したら、その場で食べる子が多いのに持ち帰りました。「後で家族の分を買いにくるかも」といっていました。その言葉通りにしばらくして再来店。ひき肉コロッケ、豆腐コロッケ。野菜コロッケ。6個をお買い上げでした。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄