<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2023/11/20 no.44---

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■有精卵の生産者が変わって、卵価の値上げ、そしてまた値上です。

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 37年にわたって有精卵を供給してくれた千葉の佐藤さんが廃業されてから、山梨の佐藤さんに代った卵の生産者、交代とは関係なくやむをえない値上げとなりました。1個69円となりました。それでも同業他店では75円くらいで販売していますので、これでもぎりぎりの値段にしています。一般の卵よりは地場の野菜などのエサの割合が多いとはいえ、飼料代の高騰は円安が原因です。国産飼料を多く使うといっても、輸入飼料が高騰すれば全体が値上がりするのは当然です。1ドルが150円とは・・・。

八百屋オヤジの ひとりごと

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 ビートルズの「新曲」のレコードがあるのを発見した小学生が「聞かせて」といって、10人の仲間を連れて来店。みんなにこれがレコードだといって見せると「知らなーい」という声も。これから音が出るのだといってビートルズを聞かせましたが「新曲」への感想はなし。みんな静かに聞いてはいました。Now and Then はすばらしい曲なので、ご来店の際には、静かにおかけします。小学生たちにも、レコードで聞いたことが自慢できるのだといい含めました。

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 20年前に出会ったパレスチナ映画を見る会を2週にわたって開催しました。現在の状況の「発端」ともいえる難民キャンプ、DVDをお貸しします。

◼︎野菜食堂のかんたんレシピ

★春菊の黒胡麻和え★

春菊の黒胡麻和え

 

 先週は春菊を使った白和えについて書きましたが、美味しい春菊はなんといっても「黒和え」です。たっぷりの炒り黒胡麻をすり鉢ですって、蜂蜜と醤油で味を整えた和え衣で春菊のお浸しを和えます。人参や揚げもゆでて加えて彩にします。


★野菜たっぷり豆サラダのハーフ★

野菜たっぷり豆サラダのハーフ

 

 いつの頃からかお客様に広がったメニューにないサラダ。本来はランチセットの主菜のひとつとして大皿にたっぷり盛るのですが「半分にして」と頼まれて副菜としてご注文の方が増えたのです。メニューに無いのですから、お客様同士の目視で広がったのです。裏メニューなど作るつもりはないのです。表の半分です。

 

■みさと屋・野菜食堂

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みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

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 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 福島第一原発のALPS処理水といわれる汚染水の海洋投棄は、問答無用の状態で始められてしまいました。市議会に提出した中止要請の陳情は、文言を少し変えることになりましたが、そのまま提出。賛成5、反対23で不採択に。そればかりでなく自民・維新会派が提出した「処理水を汚染水と呼ぶような科学的知見に基づかない意見がある」等のひどい内容の意見書が同数で採択。とんでもない事実誤認があるので撤回を求めていきます。

book
http://Minnanods.net

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

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 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄