<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2023/10/9 no.38---

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■土曜日の昼食。小学生女子バドミントン選手が子ども食堂に。

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 前日から「お肉が食べたい」とのご予約の子ども食堂。3人でやってきた小学生女子。バドミントンのラケットを持っています。練習帰りです。食堂のおばちゃんは生姜焼きと朝から決めていました。来たのがランチ営業の一番忙しい時だったのにもかかわらず、スムーズに子ども食堂をできたのは、朝からの気持ちの準備があったから。3人は「お肉チョーおいしい」といって完食。その後で駄菓子屋で2時間近く遊んでいきました。

八百屋オヤジの ひとりごと

 子ども食堂で食事をした3人の間からおばちゃんの顔が見えていて、小学生女子たちを見上げています。この子たちはたいへんなバドミントン選手になるのではないかという予感。みさと屋の生姜焼きの味を覚えていてくれたらうれしいです。日本代表の有名な女子バトミントン選手も近くのホテルに宿泊した時にお弁当でこれをご指定になった一品です。保育園児と赤ちゃんだった頃にによくご来店だった姉妹、久しぶりに来てくれたら、中学3年と4年生になっていました。長く店をやっているとうれしいことが起きるものです。

◼︎野菜食堂のかんたんレシピ

★かぶと人参の和え物★

かぶと人参の和え物

 

 人参不足にあえいだ先週の野菜食堂ですが、ここには惜しげなく人参の千切りを投入。薄切りのかぶは塩をふっておいて水気を切ります。みかんジュース、塩・コショウ、酢を少々で味を整えます。元気のいい小かぶが群馬県から出荷されています。

★揚げ出し豆腐の野菜あんかけ★

揚げ出し豆腐の野菜あんかけ

 

 値上をしないでがんばっている元気屋さん。豆も揚げの油も大幅に値上げされているのに・・・。これが当店がランチ価格を値上げしていない理由のひとつです。水抜きをした元気屋さんのもめん豆腐に片栗粉をまぶして高温の油で揚げてから、特製の野菜あんをかけます。みりん・醤油各1、鰹ダシ汁6を基本にしたダシに、玉ねぎ、人参、きのこ類などをたつぷり加えて煮込み、これに水溶き片栗粉でとろみをつけます。写真は人参不足で色合いが地味です。

★野菜食堂のお惣菜★

野菜食堂のお惣菜

 

 営業中はお惣菜の大皿が並べてあります。これを100gから買っていただくことができます。この値段も変えていません。ランチで食べてから「美味しかった」といって買っていただくことも多いです。主菜の一品のお持ち帰りもできますので、お申し出ください。主菜はその都度に造るのでお弁当と同じように少し時間がかかります。並んだお惣菜は小松菜の煮びたし、かぼちゃのハーブソルト炒め、蓮根とツナの味噌マヨ和え、かぶと人参の和え物、春雨サラダ、ツルラサキの煮びたしなどです。

■みさと屋・野菜食堂

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みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

bento

 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 福島第一原発のALPS処理水といわれる汚染水の海洋投棄は、問答無用の状態で始められてしまいました。市議会に提出した中止要請の陳情は、文言を少し変えることになりましたが、そのまま提出。賛成5、反対23で不採択に。そればかりでなく自民・維新会派が提出した「処理水を汚染水と呼ぶような科学的知見に基づかない意見がある」等のひどい内容の意見書が同数で採択。とんでもない事実誤認があるので撤回を求めていきます。

book
http://Minnanods.net

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

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 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄