<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2021/12/6 no.47---

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■土曜日に保育園から大量のお弁当のご注文。もう年末です。

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 ありがたいお弁当の注文にスタッフ増員で当たりました。肉巻フライとコロッケの盛り合わせです。配達のご要望にもできる限り応じておりますので、ご相談ください。主菜の内容の相談にも応じております。

■冬姿の「縮みほうれん草」

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 冬になって横に平に葉を伸ばすタイプの美味しいほうれん草が入荷しています。栄養満点、特に鉄分が豊富な赤い根が大きいのが特徴です。少し割高ですが、ぜひ冬の味を食べてみてください。シンプルにお浸しがお勧め。岩手県から。

八百屋オヤジの ひとりごと

 土曜日は韓国の女性研究者を招いて歓迎会。また韓国のどんぐり料トトリムックを作りました。彼女は先日の収穫祭でのトトリムックの写真をソウルのお母さんに送ったところ「おいしそう。うらやましい」といわれたそうです。味はともかく見栄えは本場の方にほめていただきました。日本のどんぐりは、関東のものはほぼ放射能汚染していますから食べないようにお願いします。今回は韓国の「ドングリ粉」を使いました。

◼︎野菜食堂のかんたんレシピ

★ブロッコリーの胡麻和え★

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 元気のいいブロッコリーが続いて入荷しています。小分けしてゆでたブロッコリー、茎も皮をむいて乱切りにしていっしょにゆでます。人参の粗い千切り、しめじもゆでます。すり鉢で白炒り胡麻をたっぷりすって、蜂密少々と醤油と味噌を混ぜて味を整えたら、ゆでた野菜を和えます。

★春菊の胡麻和え★

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 人気の惣菜、胡麻和の2品めです。埼玉の沃土会から香りのいい春菊が届いているので黒胡麻で和えました。春菊のお浸し、彩りの人参の千切りもゆでておきます。すり鉢で炒り黒胡麻をすって、醤油と蜂蜜で味を整えてから、ゆでた春菊と人参を和えます。

★根菜のピリ辛味噌煮★

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 寒くなってきたのでこの主菜に人気が集まります。里芋、大根、人参、ごぼうなどお好みの根菜類と丹沢高原豚のコマ切れを炒めてから水を入れて煮込み、みりんを入れてから味噌を中心にして醤油少々で味を整えます。豆板醤でお好みの辛味をつけてください。なければ七味でも。

★ある日のこども食堂定食★

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 またまだ需要が少ないこども食堂の食事。この日は来た子の好きな物を聞いて主菜を決めて、あとは栄養のバランスを考えて盛り付けました。もちろんご飯と味噌汁がついて300円。お金はいつでもいいので、ご飯が用意されていない子どもたちはぜひ来てください。家で食べたい子にはお弁当にします。

★ベジタブルカレー弁当★

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 最近はご希望があればカレーのテイクアウトにも応じています。以前は容器がなくて無理でした。最近つかっている紙製の弁当箱は深さが十分なので、サラダと分けて盛り付けることができます。このカレーは野菜たっぷりです。

★みさと屋こども食堂★

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 子どもたちを狭い店に呼ぶのは心配でしたが、コロナウィルスの様子もわかってきたので、あらためて子ども食堂から呼びかけます。給食がなくて困っているご家庭、急な残業などで夕食を用意できないご家庭は子ども食堂に300円の温かいご飯を食べに行くようにすすめてください。子どたちだけでのご来店をお待ちしています。お金は持っていなくてもだいじょうぶ。いつでもいいです。店内感染を防ぐ努力をしています。

■みさと屋・野菜食堂

みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

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 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 韓国の女性研究者に放射能から子どもたちを守る調布の会の方といっしょに採取してもらった調布のカニ山のどんぐりは、2.83 ベクレルのセシウム137を検出。先日の測定とほぼ同じ結果でし た。韓国では普通の食材であるどんぐりの汚染ですから、関心が高いだろうと考えたのです。これが当たりでした。10年たってもまだセシウムを吸い上げていることを証明できました。さて研究結果はどうなるでしょう。

book
http://Minnanods.net

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

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 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄