<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2021/10/11 no.39---

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■田んぼでは脱穀作業のために集合、でも突然の雨で避難・・・。

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 乾燥した稲にシートをかけて雨を防ぎました。そのハザの間が子どもたちの雨宿りの場所になりました。緊急事態が明けてやっとみんなで集まったのに、延期に。脱穀できないうちに台風が来たらたいへんです。

八百屋オヤジの ひとりごと

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 田んぼでの脱穀作業のために校長先生が用意した秘密兵器「足踏み式脱穀機」です。これまでは脱穀の歴史を語った後で借りてきたガソリンエンジンのコンバインで作業をしてきましたが、どうしても手作業の脱穀を子どもたちに体験させたい校長がネット検索で見つけてきたものです。なんと昭和初期の頃の機械で「福島懸須賀川町」と書いてあります。3組の親子が挑戦したところで雨が強くなって中止となりました。
 夜の店にはお酒やワインを一杯飲みながらお食事のお客様が少しずつ戻ってきました。

◼︎野菜食堂のかんたんレシピ

★野菜の味噌炒め★

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 メニューに困ったらこれ、便利な野菜料理です。お惣菜にも主菜にもなります。なす、人参ピーマン、大根、エリンギなど野菜をぶつ切りにして胡麻油で硬そうなものから炒めていきます。味噌に醤油、みりん、醤油を混ぜた合わせ調味料を作り、野菜に火が通ったところで合わせていきます。味見をして、醤油などで味を整えてください。炒める時ににんにく、肉を加える、七味や豆板醤で辛味をつける、などのオプションが多数、工夫次第でお好みの味になります。

★大根とツナの和え物★

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 かんたんですが、消化を助ける美味しくて健康的なあえ物です。大根を千切りに。彩りにキュウリを薄切りに。ツナ缶をまぜて、ポン酢で味を整えます。胡麻油で香りを加えます。大根の消化酵素をたっぷり食べていただけます。ツナ缶はみさと屋のものが美味しいです。

★アジの天日干しセット★

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 夜のメニューに時々出るアジの天日干し。これが好評で必ず食べてくださる方が何人もいます。やはり日本人の好む味ということでしょうか。他にベジタリアンメニューも定番で用意しています。

★ある日のこども食堂定食★

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 またまだ需要が少ないこども食堂の食事。この日は来た子の好きな物を聞いて主菜を決めて、あとは栄養のバランスを考えて盛り付けました。もちろんご飯と味噌汁がついて300円。お金はいつでもいいので、ご飯が用意されていない子どもたちはぜひ来てください。家で食べたい子にはお弁当にします。

★ベジタブルカレー弁当★

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 最近はご希望があればカレーのテイクアウトにも応じています。以前は容器がなくて無理でした。最近つかっている紙製の弁当箱は深さが十分なので、サラダと分けて盛り付けることができます。このカレーは野菜たっぷりです。

★みさと屋こども食堂★

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 子どもたちを狭い店に呼ぶのは心配でしたが、コロナウィルスの様子もわかってきたので、あらためて子ども食堂から呼びかけます。給食がなくて困っているご家庭、急な残業などで夕食を用意できないご家庭は子ども食堂に300円の温かいご飯を食べに行くようにすすめてください。子どたちだけでのご来店をお待ちしています。お金は持っていなくてもだいじょうぶ。いつでもいいです。店内感染を防ぐ努力をしています。

■みさと屋・野菜食堂

みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

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 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 100万人にひとり発生する小児甲状腺ガンが、福島の原発事故被災地で260人、すでに219人が手術を受けました。福島県はこれを「過剰診断」の結果だとして検査を縮小しようとしています。チェルノブイリでも同じようなことが起きて「風土病」だとされて手遅れになった子が犠牲になりました。過剰診断論の撤回・検査拡充をもとめる悲痛な署名依頼が福島から、署名は以下で。
https://chng.it/x5MbJKs6LB

book
http://Minnanods.net

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

takagi

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄