電子手紙の送信日付け順・注釈付き一般公開文書館 2001年6月

またまた「悪人」振りを発揮し「国際非暴力平和隊」を英米発「偽の友」と決然の批判発表

送信日時 :2001年 6月 16日 土曜日 9:40 PM

件名 :[pmn 15292] Re:転送情報「偽の友」に御注意

 またまた「悪人」振りを発揮せざるを得ず、困ったことですが、下記の運動[国際非暴力平和隊セミナー]の今のところ日本でただ一人の実践者、「大畑豊さん(元「国際平和旅団」メンバー)」は、それ以前に湾岸平和訴訟の仲間でした。いまも親しくしています。とても真面目な若者です。

 この運動の最初の大集会は、4月30日に開かれました。私は、大畑さんから二度も誘いを受けたので、まだまだ杉花粉の悲惨終末期なれど、すぐに銀行強盗に変身できる姿で、文京区まで行きました。

 私は、それ以前にも、大畑さんに対して率直に疑問を呈していましたが、当日は、会場内での質問用紙に記入して、湾岸戦争でも、ユーゴ戦争でも、国際平和旅団は、何もしなかったことを表明して頂きました。

 この運動の中心となっている国際平和旅団は、英米に発しており、財団など資金で活動しており、理屈から言うと、厳密な「中立主義」を掲げており、結局は、現在の世界を支配する英米の極悪暴力を阻止するのは不可能なのです。

 善意の皆様が、何か、自分でもできることをしたいと願う心は、貴重なのですが、私は、はっきりと、この種の運動を「偽の友」と批判します。

 ああ、悪人になり切るのは、結構、大変なのです。

From: comcom
Date: Sat, 16 Jun 2001 15:22:05 +0900
Subject: [pmn 15286] 転送情報
杉山です。
BCCでお送りします。

● 以下転送● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
国際非暴力平和隊セミナー 予防外交
>~私たちは紛争にどう関わるか~
日時:6月30日(土)14:00~17:00
会場:末川記念会館 1Fホール
立命館大学 衣笠学舎 
(京都駅 市バス50番/立命館大学前 下車)
講師:君島東彦さん (北海学園大学法学部助教授)
大畑 豊さん(元「国際平和旅団」メンバー)
特別ゲスト:安齋育郎さん(立命館大学国際関係学部教授)
司会:田村あずみ(立命館大学国際関係学部2回生)
小澤 愛 (立命館大学国際関係学部3回生) 
資料代:一般 500円 ・学生 300円

みなさんは、TVや新聞等で世界の紛争虐殺現場を見て、「何か自分にも出来る事はないか」と思ったことはありませんか?
誰にでも参加できる可能性のある手段の一つとして、NGOによる予防外交*の活動があります。
(*予防外交…紛争を未然に防ぐ方法で、現在、世界で注目されています。)
「国際非暴力平和隊」はそうした予防外交を実施するNGOとして、いま創設にむけたプ
ロジェクトが世界的に進行しています。日本でもサポートグループが昨年12月に結成されました。
今年4月に東京で説明会が行われ、好評を博した為、この度関西でも初めて説明会を開くことになりました。NGOでは予防外交は不可能だとお考えの方も含め、幅広い議論が行われることを望んでいます。
是非ひとりでも多くの皆様のご参加をお待ちしております。
主催「国際非暴力平和隊」日本サポートグループ
ウェブサイト http://www.nonviolentpeaceforce.org/
http://member.nifty.ne.jp/uwfj/hap/nonviolent/index.htm (日本サポートグループ)
連絡先 小林 善樹 PEE03105@nifty.ne.jp
    田村 あずみ ir013001@ir.ritsumei.ac.jp

●転送以上 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

杉山 百合子

2001.6.19.追記:以上の私の投稿の直後、転送者、杉山百合子さんからの以下の礼状が投稿された。杉山夫妻湾岸平和訴訟仲間であるだけでなく、わが争議時代からの旧知の仲である。

 木村さん、ありがとうございます。不勉強のうえ、外出できない身で無責任な情報転送になったかもしれませんが、ご批判をいただけるのも情報交換の結果だと思っています。大畑さんには伝えます。これからもよろしく

関連:➡『亜空間通信』465号


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