『亜空間通信』580号(2003/04/23) 阿修羅投稿を再録

目下最大の謎イラク主要閣僚と数十万の軍勢はどこに消えたかへの答えは地下か

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『亜空間通信』580号(2003/04/23)
【目下最大の謎イラク主要閣僚と数十万の軍勢はどこに消えたかへの答えは地下か】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 このところ、イラク戦局の急変を反映し、私は、未曾有の情報洪水の処理に、てんてこ舞いである。

 亜空間通信号外を発行し始めたり、英語だけの頁を作ったり、阿修羅戦争掲示板に直接投稿したり、まさに、講談の「見てきたような嘘を搗き」、岩見重太郎、傍らの岩をば掴み、千切っては投げ、千切っては投げ、さながらなり。

 しかし、「6日の菖蒲に10日の菊」、時期に遅れれば、情報発信の価値は激減する。

 そこで、この件は、以下の情報を羅列し、その中で、すでに述べた私見の根拠を強調する。

 以下が、最新情報である。「サダムが生きているとか、バグダッドに」いるとかいう情報は、些細な話である。

----- 引用ここから ------------------------------ 
主要閣僚、バグダッド潜伏か=米特殊部隊が捜索-イラク [時事通信]
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/727.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 22 日 23:07:27:

【バグダッド22日時事】米特殊部隊とイラク旧反体制派、イラク国民会議(INC)の軍事部門「自由イラク軍」は22日までに、フセイン政権下の主要閣僚数人がバグダッド市内に潜伏しているとの情報を得て、捜索を開始した。イラク情報筋が明らかにした。

http://www.jiji.com/
----- 引用ここまで ------------------------------

 その前に、以下の情報が出現していた。

----- 引用ここから ------------------------------
サダムは市街戦を指示していた、しかし、将軍達はそれを無視した 【ガルフニュース】
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/684.html
投稿者 ドメル将軍 日時 2003 年 4 月 22 日 15:52:13:cje0BUN7ztE2U

全てが計画通りに行ったなら、サダム・フセインの軍指導者は、体制を守るためにイラクの都市でゲリラ・スタイルの市街戦を戦ったことだろう。
サンデー・テレグラフが回収したイラク情報機関の文書(開戦前の最高幹部会議の「覚え書き」)によると、サダムは、軍事的優位にたつアメリカに如何に抵抗するかについて、的確な指示をだしていた。
しかし、戦いの最中に、サダムの将軍たちはそれを殆ど無視した。(以下略)

http://www.gulf-news.com/Articles/news.asp?ArticleID=84955

Dubai:Monday, April 21, 2003

Saddam called for urban war

Baghdad |By David Harrison | 21-04-2003

If all had gone according to plan, Saddam Hussain's military leaders would have fought a guerrilla-style urban war in Iraq's towns and cities to defend his regime.

"Every Iraqi house will be a place for fighting," he said in a speech that was recorded in a report entitled 'Notes' from a meeting with the President - but, in the event, was almost entirely ignored by his generals in the heat of battle.

According to a cache of Iraqi intelligence documents recovered by The Sunday Telegraph, Saddam issued precise instructions on how to resist America's superior military strength during a meeting of his most senior aides shortly before the war began.

Iraqi soldiers must not "chase the enemy with large numbers of troops when they are far away from us," Saddam instructed.
Instead, they should wait for the Americans to reach highly populated areas and use "simple, clever" methods - a reference to suicide attacks and other guerrilla-style tactics, according to military analysts.
But the generals, it seems, listened more keenly to another part of his address in which Saddam seemingly prepared them to flee rather than fight.
They should, he urged, keep fit, and learn new skills such as horseriding and motorcycling.
The report is undated, but Saddam refers to the failure of the United Nations to pass a resolution for war on February 14 - just over a month before the war began.
Many of Saddam's predictions about the Americans' conduct were spot on.
He told the inner circle of military and intelligence officers that American warplanes would target "leadership centres", and instructed senior aides to move out of their headquarters.
They should disperse instead "all over Baghdad, even on farms and under palm trees".
He cited the UN Security Council's failure to back the war and the anti-war prote-sts as evidence that Iraq was winning the "war of principle", and would go on to win the military and political war.
America might be the most powerful country but it was not the most able.
God was with the Iraqis because they were fighting for higher principles.
"The milk of our mothers is purer than theirs," he concluded.
----- 引用ここまで ------------------------------


 以上に私は、以下の「フォロー」をした。

----- 引用ここから ------------------------------
http://www.asyura2.com/0304/war32/msg/694.html
この新情報は、意外に真相に近いのではないか。軍部がアフガン戦士と意思統一し、ゲリラ戦への転換と、バグダッド南部への急襲、補給線寸断作戦を、急速に行った可能性あり。
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 4 月 22 日 18:17:52:

 私は、以下の既存情報、および関連のイラン、ロシア、パリ、バグダッド取材ロンドン方面発の諸情報を総合し、現状と照らし合わせて、どうやら、ソ連で教育を受けた職業軍人と、アフガン以来の戦士たちが、もともと軍人ではなくてアメリカの手先でもあったサダムとクサイから、主導権を奪ったのではないか、と推測していた。

 以下は、阿修羅戦争32掲示板情報である。

1)・・・・・・・・・
----- 引用ここから ------------------------------
クサイ氏と軍幹部が首都防衛で対立…早期陥落背景 [読売新聞]
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/581.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 21 日 17:33:45:

【カイロ=黒瀬悦成】エジプトの野党系週刊紙「アルウスブーア」(20日発売)は、イラク戦争で米英軍がバグダッドを電撃的に陥落させることができた背景には、イラク軍指導部の首都防衛を巡る路線対立があったと報じた。

 それによると、共和国防衛隊の実権を握るフセイン大統領二男のクサイ氏は、バグダッド空港での戦闘が激化していた4月初旬、陸軍首脳に対し、進攻してくる米英軍をあえてバグダッド市内に誘い込み、市街戦で勝機をつかむよう指令した。これに対し軍首脳らは、「敵は想像以上に強力だ」として、逆にバグダッド市外で米英軍を攻撃し、相手の補給線を断つ作戦を進言した。しかしクサイ氏はこれを拒否。軍部は、フセイン氏にも市街戦回避の決断を迫ろうとしたが、連絡がつかなかった。

 このため軍部は「敗戦は決定的」と判断。米英軍はクサイ氏の望み通りバグダッドに入ったが、イラク軍幹部に米軍への内通者がいたこともあり、バグダッド防衛部隊は組織的に抗戦できぬまま壊滅した。

(2003/4/21/02:41 読売新聞 無断転載禁止)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030420id27.htm
----- 引用ここまで ------------------------------


2)・・・・・・・
----- 引用ここから ------------------------------
亜空間通信号外03.04.20.(2)昨日午後8時放映のバグダッドTBSi電網動画報道がムジャヒディン情報と符合
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/490.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 4 月 20 日 07:42:48:

亜空間通信号外03.04.20.(2)昨日午後8時放映のバグダッドTBSi電網動画報道がムジャヒディン情報と符合

昨日午後8時放映のバグダッドTBSi電網動画報道がムジャヒディン情報と符合

 以下が「ムジャヒディン情報」

----- 引用ここから ------------------------------
バグダットの聖戦士指導者シェイク・アブ・イヤドからのメッセージ
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/466.html
(htmをhtmlに訂正)
[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------

 以下がTBSi電網動画報道。

----- 引用ここから ------------------------------
米軍、イラク計画省に砲撃加える [TBSi] (映像あり)
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/456.html
投稿者 ひろ 日時 2003 年 4 月 19 日 23:15:06:YfXbGWRKtGRPI

米軍、イラク計画省に砲撃加える

 イラクのバグダッドで 現地時間の19日昼前、アメリカ軍がイラク計画省に対して戦車から砲撃を加えました。

 これは、計画省横の共和国橋を渡っていたJNNの取材班が砲撃の様子を捕えたもので、建物には およそ5発の砲撃が加えられ、3階部分から火の手が上がって黒い煙が周辺を覆いました。

 アメリカ軍は既にバグダッド全域を支配下においていますが、民兵組織やアラブからの義勇兵がバグダッド市内に潜伏し、アメリカ軍へのテロ攻撃を企てているとみられていて、今回の攻撃は、その壊滅に向けたものとみられます。(19日 20:51)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye735030.html

[映像](Real/high)
http://news.tbs.co.jp/ram/news735030_5.ram
----- 引用ここまで ------------------------------


3)・・・・・・・・
----- 引用ここから ------------------------------
バグダットの聖戦士指導者シェイク・アブ・イヤドからのメッセージ
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/466.html
投稿者 ドメル将軍 日時 2003 年 4 月 20 日 00:07:35:cje0BUN7ztE2U

(ごく一部の抄訳)
イラク軍がバグダッドを含む全都市から撤退した理由を説明することから始めよう。
この撤退に伴って起きたことは全て、聖戦士指導部とイラク軍指導部との協議に従って起きた事だ。
[中略]
正規軍ではアメリカと戦えないと理解したイラクの指導部も、我々のシューラ(会議での決定)を受け入れた。
 [後略]
----- 引用ここまで ------------------------------


 以上の「バグダットの聖戦士指導者シェイク・アブ・イヤドからのメッセージ」に対して私は、以下の「フォロー」をしていた。

1)・・・・・・・・・・(2018.3.6追記:1)は上記2)とダブリ掲載)
----- 引用ここから ------------------------------
亜空間通信号外03.04.20.(2)昨日午後8時放映のバグダッドTBSi電網動画報道がムジャヒディン情報と符合
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/490.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 4 月 20 日 07:42:48:

亜空間通信号外03.04.20.(2)昨日午後8時放映のバグダッドTBSi電網動画報道がムジャヒディン情報と符合

昨日午後8時放映のバグダッドTBSi電網動画報道がムジャヒディン情報と符合

以下が「ムジャヒディン情報」

----- 引用ここから ------------------------------
バグダットの聖戦士指導者シェイク・アブ・イヤドからのメッセージ
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/466.html
このURLの尻尾のhtmlを、最初は手違いで尻尾を切っていまったものか、htmと誤記していたので、後に訂正)
[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------

 以下がTBSi電網動画報道。

----- 引用ここから ------------------------------
米軍、イラク計画省に砲撃加える [TBSi] (映像あり)
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/456.html
投稿者 ひろ 日時 2003 年 4 月 19 日 23:15:06:YfXbGWRKtGRPI

米軍、イラク計画省に砲撃加える

 イラクのバグダッドで 現地時間の19日昼前、アメリカ軍がイラク計画省に対して戦車から砲撃を加えました。

 これは、計画省横の共和国橋を渡っていたJNNの取材班が砲撃の様子を捕えたもので、建物には およそ5発の砲撃が加えられ、3階部分から火の手が上がって黒い煙が周辺を覆いました。

 アメリカ軍は既にバグダッド全域を支配下においていますが、民兵組織やアラブからの義勇兵がバグダッド市内に潜伏し、アメリカ軍へのテロ攻撃を企てているとみられていて、今回の攻撃は、その壊滅に向けたものとみられます。(19日 20:51)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye735030.html

[映像](Real/high)
http://news.tbs.co.jp/ram/news735030_5.ram
----- 引用ここまで ------------------------------
(ダブリ掲載ここまで)

2)・・・・・・・・・・
----- 引用ここから ------------------------------
ムジャヒディン情報のトンネルは、1989年、つまり、湾岸戦争の前に造られたものとなっている。バンカーとは違うものらしい。
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/485.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 4 月 20 日 05:20:40:

ムジャヒディン情報のトンネルは、1989年、つまり、湾岸戦争の前に造られたものとなっている。湾岸戦争の当時にも「地下要塞」の情報は流れた。イラン・イラク戦争の経験を考えれば、イラン・コントラ・ゲイトでアメリカから3000発のミサイルがイランに渡り、それでイラクは苦戦し、毒ガスを使い(クルド反乱鎮圧には使っていない)、双方が種類の違う毒ガスを使う悲惨な戦争になったのだから、地下要塞を造ったのは合理的である。ドイツ技師設計のバンカーとは違うものらしい。
----- 引用ここまで ------------------------------


 最初の「フォロー」は、以下であった。

----- 引用ここから ------------------------------
イラク軍指導部との協議の時期が不明ではあるが、基本的には、わが「焦土作戦」構想の線に沿っている。Re: バグダット聖戦士指導者メッセージ
http://www.asyura.com/0304/war32/msg/482.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 4 月 20 日 04:52:18:

(回答先: バグダットの聖戦士指導者シェイク・アブ・イヤドからのメッセージ 投稿者 ドメル将軍 日時 2003 年 4 月 20 日 00:07:35)

一部の誤訳訂正を含めて全部読みドメル将軍情報の実績を勘案し論理的と判断する。

イラク軍指導部との協議の時期が不明ではあるが、基本的には、わが「焦土作戦」構想の線に沿っている。

私は、すでに、残存しているはずの兵力を指摘し、可能性を広く考えるように示唆した。

可能性の一つは、シリアへの移動であったが、ほぼ平原地帯では、衛星に発見される。すでにシリアとの国境地帯への空爆強化が報じられている。

もう一つの可能性として、イランとの国境地帯からアフガニスタンに向かう場合には、イランにいるアフガン亡命政権などの協力だけでなく、イラン政府の暗黙の協力が必要であろう。

その点で、イラク内部のトンネル内潜伏説は、最も合理的である。

米海兵隊が陸軍と「交代」するとの方針が突如発表された裏には、米英軍が、この可能性を怖れ、気づき始めたことがあるのかもしれない。

すでに宗派を超えた市民の団結の抵抗だけでも、事態は急変し、国際世論を変えている。アラブ諸国の外相会議も、「イラク人によるイラク」の線で、石油資源に関してのアメリカの策謀を批判している。

これに純軍事的な反撃体制が加われば、すでに私が指摘した「イスラム教徒全体への宣戦布告」への世界各地での一斉反撃につながる可能性が出てきた。ともかく、事態の進展を見守る。
 ----- 引用ここまで ------------------------------

 さてさて、最後は、「バグダットの聖戦士指導者シェイク・アブ・イヤドからのメッセージ」の信憑性であるが、この「メッセージ」は、以下の情報を含む電網宝庫に収められている。

 以下には、イラクで訓練を受けている義勇兵の映像が掲載されているのである。ぜひとも訪問して、この命懸けの義勇兵たち、若者たちを拝顔されたい。

 私は、彼らと一緒に、私が「バスラの少女」(the little girl of Basra)と名付けた最初の犠牲者の墓に詣でることができる日が、一日も早くなることを願っている。

----- 引用ここから ------------------------------
http://worldofislam.info/tonline/mpn/article.php?sid=74

April 21, 2003

Pictures of volunteers trained in Iraq

Posted on Thursday, March 13 @ 21:14:52 EST By Taliban Online
These are the pictures of volunteers from different parts of the arab world in Iraq who are willing to die for Islam. The volunteers also include Pan Arabists[Nasserists] who have united with the Islamists in fighting the aggression of America.They are being trained by the Iraqi army , in this particular base in Baghdad.
It is Allah ta'ala that grants life and death to whom he wills. If these men are lucky enough to be martyred, then they will be victorious, and if they are lucky enough to live and defeat the americans, then they will be victorious.
Alhamdulilah for Islam, in both cases we will be victorious due to the infinate mercy from lord of the worlds to his slaves.
May Allah grant one of the victories we are promised to those that fight in his cause, and bring every oppresser shameful on his face to the fires of hell.
----- 引用ここまで ------------------------------

 以上。


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