フォーラム90とは

 「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム’90」(以下、「フォーラム90」)は、理由のいかんを問わず、死刑の廃止を願うすべての人達が一堂に会することができる出会いの広場を設定し、死刑廃止国際条約の存在とその批准を広く社会と政府に訴えるため、イーデス・ハンソン、瀬戸内寂聴、藤井英男、加賀乙彦、奥平康弘の各氏、アムネスティ・インターナショナル日本支部、死刑執行停止連絡会議、死刑を考える弁護士の会、犯罪と非行に関する全国協議会等の団体が呼びかけて、1990年に結成されました。現在、国会議員200名、弁護士500名、マスコミ関係者400名、宗教関係者300名を含む、約5000名の賛同人が参加しています。
 フォーラム90の活動はカンパをもとに、個人の任意参加による実行委員会によって運営されており、シンポジウムやイベント、死刑廃止を求める運動を展開するとともに、不定期にニュースレターを発行しています。
 フォーラム90は、(1) 過去及び現在を問わず、また運動に関わる関わらないを問わず、死刑の廃止を願うすべての人を掘り起こし、そしてみんなが一堂に会することができる広場を設けることによって、日本における死刑廃止の世論を顕在化させ、(2) 死刑の廃止が国際的にも国内的にももはや時代の趨勢であることを明らかにし、広く社会と政府に死刑廃止条約の批准を訴え、(3) 参加者が相互に出会い、そこで新たな人を発見することによって、死刑廃止へのより一層広い人間関係を形成していくことを目的としています。

あなたもフォーラム90に参加してみませんか。

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