WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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インタビュー

「ひろしま女性学研究所」の

高雄きくえさん

  • 2017.9.25
  • 聞き手…清水さつき
  • 撮影…藤岡亜弥

そんい・じゅごんさん

(C)藤岡亜弥

「女」と「ヒロシマ」にこだわり抜く

 

個性的なフェミニストが各地にいる。「ひろしま女性学研究所」の高雄きくえさんもその一人。人が集まるビルを持ち、出版社も運営する。人をつなぎ、フェミニズムに根ざして発信する高雄さんをもっと知りたいと、広島を訪ねた。

高校を卒業し、銀行に就職した。充足感のない日々だったが、進学した友人たちから学生運動などの興味深い話を聞いて、「私も経験したい」と退職し、大学へ。当時登場したての社会学を専攻し、大いに刺激を受けた。でもその頃の高雄さんは生きていく上の指針が見つからず、何かに飢えていたと言う。

「大学の同期の女性たちと議論したのは、20代女性に共通した悩みである就職活動の女性差別や、女は結婚がすべてのような言われ方。語り合う中で問題意識が膨らんでいった。ちょうど1970年代初頭のウーマンリブが花開いた時代とも重なる。

社会学を学んだ仲間とは卒業後も語り合い、女性差別が社会構造に根ざしていることに気づいた。当時はマスコミに対する「ミニコミ」が生まれた時代。触発されて自分たちが意思表明をする場をつくりたいと、女性3人で「序声」を創刊したのが73年。「書くのは初めてだったけど自分を問うことが重要だった」と言う。4年で解散したが、自分のメディアを持つこだわりへの第一歩になった。印刷所で写植を習い、写植機を買って27歳で独立。いよいよ自分のメディアをつくる土台ができた。

          続きは本紙で...


たかお きくえ

1949年広島県船越町生まれ。「家族社」「ひろしま女性学研究所」で女とヒロシマを発信する。12年間、本屋「ブックス家族」も運営した。近刊は『被爆70年 ジェンダー・フォーラムin広島「全記録」』。来夏、自由形式の同人誌を発行予定。趣味はクレヨンで絵を描くこと。

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