WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3202号(2018/10/25)を発行しました。

目次
2、3…特集 種はだれのもの?
4…PTAっていったい何なの?? 黒川祥子さんに聞く
5…連載 在日3世、4世を生きる⑨
5…劇団態変 相模原・やまゆり園事件を問う舞台を、再び
6…music 汝、我が民に非ズ

1面 『オレは絶対にワタシじゃない』著者  遠藤まめたさん Endo Mameta
[「らしさ」って、ろくなことがない]

聞き手…竹内絢
撮影…落合由利子

えんどう  まめた
1987年埼玉県生まれ。活動家。トランスジェンダー当事者として10代からLGBTの子ども・若者支援に携わる。7月に『オレは絶対にワタシじゃない トランスジェンダー逆襲の記』(発行=はるか書房、発売=星雲社)を出版。

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2面 【特集】種はだれのもの? 「種子法」廃止で、種と農家が企業に支配される 文●●印鑰智哉
●ねこのひげ

3面 「北海道たねの会」代表  久田徳二さんに聞く「種は自分たちで守る」運動を

●FLASH
・憲法・原発を一緒に考える 東京・府中平和まつり前夜祭でトーク
・築地市場を解体するな 築地の営業は続く 10月10日
・きれいな水といのちを守ろう! 岩手で合成洗剤追放の集会 13、14日
・英国の性暴力被害者支援 日本が学ぶべきこと 10月14日

4面 『PTA不要論』著者、黒川祥子さんに聞く! 強引な役員決め、過重な労働…
PTAっていったい何なの??

5面-1 【連載】在日3世、4世を生きる⑨喜びを願い続ける150日 文●そんい・じゅごん
5面-2 劇団態変 金滿里さんに聞く 相模原・やまゆり園事件を問う舞台を、再び 

6面 music 言葉の律動が魂をかきたてる 文●岩崎眞美子(ライター)
『つらい思いを抱きしめて』汝、我が民に非ズ 3000円(税込み) REND-0006 Ren'dez-vous

【書評】10/25号の書評ページへ
『不道徳お母さん講座私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか』堀越英美  著/河出書房新社1550円
『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』小川たまか  著/タバブックス1600円
『学校に行きたくない君へ』全国不登校新聞社  著/ポプラ社1400円

●Books 地球を脅かす化学物質/増補版 Q&A朝鮮人「慰安婦」と植民地支配責任 あなたの疑問に答えます/農と土のある暮らしを次世代へ 原発事故からの農村の再生/沖縄詩歌集 琉球・奄美の風
●Gallery ビジュアル版『女性の権利宣言』

7面 
【連載】ゆりばら!(317)竹内佐千子
●voices「沖縄県知事選を闘って」「多様な考えがあっていい」
●FORUM『沖縄への熱い思いを胸に』
●ふぇみんのお店から 第3世界ショップ  ミルクチョコレート、ビターチョコレート、       エクストラチョコレート(各100g) 648円 ヘーゼルナッツチョコレート(100g) 756円 ウィンターチョコレート(100g) 810円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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2面 ねこのひげ
●オウム事件死刑囚13人の執行が行われて3カ月。10月13日、フォーラム90が「響かせあおう死刑廃止の声2018」を開催。麻原元死刑囚の弁護人の安田好弘さんとジャーナリストの青木理さんが対談●10人が再審請求中、1人は恩赦を申し立て中。心神喪失状態での執行も異例で「これは処刑を超えて虐殺」と安田さん●死刑執行を決めた人たちが執行前日、宴会を開いていたことを、人の命を奪う刑罰であることへの恐れや躊躇がなくなっていると青木さんは語る●大逆事件での執行には石川啄木や徳冨蘆花らの厳しい批判があったが、それでも検察が権力を強め戦争への道につながったという●いま、メディアでも大量執行の是非を含めて十分に語られてはおらず、無関心のはびこる「つるっとした状況への危機感」を感じるとも●この執行がさまざまな意味で時代を画するものだったと後悔はしたくない。もっと議論と批判を。(い)

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3面【フラッシュ】

・憲法・原発を一緒に考える 東京・府中平和まつり前夜祭でトーク
10月6日に開かれた前夜祭のトークライブで、おしどりマコ・ケンが原発事故の現状について多面的に報告。汚染水タンクの解体作業による労働者の被ばくが大きいこと、外国人労働者が増えていること、農作業による農家の被ばくについて、福島農民連が国に放射線対策を求めたが、対応がなく自己責任にされているなどと伝えた。また福島県や栃木県で進められようとしている放射性廃棄物(汚染土)を使う実証実験は、安全性が問題と述べた。主催は同実行委員会。


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・築地市場を解体するな 築地の営業は続く 10月10日
東京・豊洲市場の営業開始を前に、都庁記者クラブで「築地市場営業権組合」が記者会見をした。営業権組合の仲卸業者は、東卸組合による閉場強行に納得できず営業権組合を立ち上げたと訴え、熊本一規明治学院大学名誉教授は、仲卸業者は営業権を持つので、意向を無視した閉場と解体は違法であると語った。翌11日、組合と「築地女将さん会」、支援者らが築地に残る業者を応援しようと市場に出向き、買い物と視察を行った。17日、都は正門等を封鎖した。
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・きれいな水といのちを守ろう! 岩手で合成洗剤追放の集会 13、14日
記念講演で盛岡市上下水道局特別参与の平野耕一郎さんが盛岡市の緩速ろ過を説明し、機械や電気設備がほとんど不要な強みと、きれいな原水と広大な土地も必要なことを力説し、自然はできるだけそのままに手を加えないほうがいいと。また特別報告では「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の永田文夫さんが「六ヶ所村再処理工場からはすでに大量の放射性物質が海に放出された。絶対に動かしてはならない」と訴えた。

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・英国の性暴力被害者支援 日本が学ぶべきこと 10月14日
刑法性犯罪の2年後の見直しをめざす団体Springが、英国の民間支援団体や政府系の支援機関、病院や裁判所などを視察した報告会を開催。英国では性暴力被害者中心の司法と支援が進む。性犯罪法で「不同意性交」が明確に規定され処罰されること、性犯罪専門の警察組織がありロンドン市内では250人が従事すること、支援が医療機関のほか学校や地域なども関わり手厚いこと、子どもに特化した支援もあることなどが、画像を交えて報告された。

【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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