WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

  • HOME
  • >
  • ダイジェスト

ダイジェスト

「ふぇみん」3200号(2018/10/05)を発行しました。

目次
2…李信恵さん寄稿 「在日朝鮮人として、女性として」
3…「ヘイトスピーチ解消法」施行から2年
4…児童虐待が生まれるところ 東京・目黒区の虐待死事件から考える
5…新連載 女の自立支援を問い直す
6…DVD 『アバウト・レイ 16歳の決断』

1面 韓国文学の翻訳者  斎藤真理子さんSaito Mariko  
[韓国の打たれ強い生命力が魅力]

聞き手…栗原順子
撮影…落合由利子


さいとう  まりこ
1960年新潟県生まれ。翻訳者、ライター、編集者。著書に詩集『ひびき はばたき ふぶき』(思潮社)。訳書に、『誰でもない』(ファン・ジョンウン著 晶文社)、『すいかのプール』(アンニョン・タル作 岩波書店)、『羞恥』(チョン・スチャン著 みすず書房)ほか多数。

---

2面 ● 李信恵さん寄稿 対在特会・対保守速報裁判で勝訴
「在日朝鮮人として、女性として、生まれてきてよかったと思える社会を」

3面 師岡康子弁護士に聞く 「ヘイトスピーチ解消法」施行から2年 制裁のある人種差別撤廃法を 文●小林智香子

●FLASH
・国連日本審査の勧告を受けて 緊急報告集会開催 9月5日

・自衛隊のリアル、沖縄のリアル 「兵士になるということ」 9月15日
・さようなら原発全国集会開催 東京・代々木公園で 9月17日
・戦争法からまる3年 総がかり行動集会とデモ 9月19日


4面 ●ソーシャルワーカー・山岸倫子さん寄稿 児童虐待がうまれるところ ~東京・目黒区の虐待死事件から考える

5面-1 【連載】ジュゴンの里に暮らす(29) まきてーないびらんどー! 文●浦島悦子
5面-2 【新連載】ACW2連続講座「女の自立支援を問い直す」 第1回 後藤玲子さん

6面 DVD 『アバウト・レイ 16歳の決断』監督 ゲイビー・デラル 文●水島希(大学教員)
超豪華なキャスティングに注目。エル・ファニング(レイ)、スーザン・サランドン(ドリー)の存在感ある演技はもちろんのこと、ナオミ・ワッツ(マギー)のくよくよするシングルマザーぶりが良い 
アメリカ 2015年 Blu-ray 4800円 (税抜) DVD 3900円 (税抜)  発売元 ファントム・フィルム 販売元 ハピネット

【書評】10/5号の書評ページへ
『百年の女 『婦人公論』が見た大正、昭和、平成』酒井順子  著/中央公論新社2000円
『ギャングを抜けて。 僕は誰も殺さない』工藤律子  著/合同出版1560円
『フェイクと憎悪 歪むメディアと民主主義』永田浩三  編著/大月書店1800円

●books 日本政治の第一歩/まんがでゼロからわかる ブラック企業とのたたかい方/水道の民営化・広域化を考える/極秘公文書と慰安婦強制連行外交史料館等からの発見資料

●Gallery 竹内佐千子作 『生きるために必要だから、イケメンに会いに行った。』

7面 【連載】ゆりばら!(315)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「あなたのパンの味と行動力を忘れない」
●FORUM「民生・児童委員に思う」
●ふぇみんのお店から  第三世界ショップ ココア(無糖)(150g) 648円/鹿北製油 洗双糖(450g) 324円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


******************************************************************************

2面 ねこのひげ
●9月24日、核廃絶日本NGO連絡会(ふぇみんも参加)主催イベント「核なき世界へ向けて」が開かれ、俳優の吉永小百合さんがゲストで登場●原爆詩朗読の活動を長年行っている吉永さん。穏やかで柔らかい語り口で、「(昨年国連で核兵器禁止条約という)本当に素晴らしい条約ができた。(政府は)政策に合わないから批准できないと言いますが、私たちがもうちょっと大きな声を政府に届けて、なんとか批准して、核兵器のない平和な世界をつくっていくのが大事ではないでしょうか」と●長崎の被爆者・田中煕巳さんが核抑止政策の問い直しをと訴え、ナガサキ・ユース代表団の工藤恭綺さんが若者に核廃絶をリアルに伝える困難さについて報告があった。(登)

******************************************************************************


3面【フラッシュ】

・国連日本審査の勧告を受けて 緊急報告集会開催 9月5日
8月に国連人種差別撤廃委員会による日本審査が行われ、多くの未解決課題を日本政府は問われ、総括所見も出された。審査を傍聴したNGOによる東京の報告会(人種差別撤廃NGOネットワーク主催)では、包括的な人種差別撤廃法を制定すべき・「慰安婦」問題はあらゆる国籍の被害者を包摂すべき・在日コリアンへ地方参政権を付与すべき、など新たな内容を含む総括所見の概要が報告された。「慰安婦」問題のみ取りあげるマスコミは異常との主催者側からの発言も。


                                            ●

・自衛隊のリアル、沖縄のリアル 「兵士になるということ」 9月15日
戦場をリアルに感じるために、映像「テロリストは僕だった」(琉球朝日放送)が上映された。イラク戦争に従軍した元米兵が反戦反軍の考えを持つに至る姿を映したもの。大矢英代監督(『沖縄スパイ戦史』)は「兵士を暴力のコマ、使い捨てにしている米国の問題が見える」と語った。沖縄と自衛隊の現状を元自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄さんが、沖縄の状況を芦澤礼子さんが報告。主催は「沖縄スパイ戦史」を観る会TAMA。
                                                                                                                                               ●

・さようなら原発全国集会開催 東京・代々木公園で 9月17日
「いのちをつなぎ くらしを守れ フクシマと共に」と題して開かれた。主催は「さようなら原発1000万人署名の会」。「福島原発訴訟かながわ原告団」の村田弘さんは、避難者への住宅支援を2020年までに終わらせようとしていると国・県を批判、福島原発刑事裁判支援団の佐藤和良さんが裁判への支援を訴えた。集会には約8000人が集まり、集会後、原宿、渋谷をデモした。前日には御茶ノ水の連合会館で分科会があり、原発労働、避難者の現状などについて議論を深めた。

                      ●

・戦争法からまる3年 総がかり行動集会とデモ 9月19日
野党共闘発足も3年目を迎えたこの日、常連の立憲・共産・社民に加えて、無所属の会、そして国民民主党議員も檀上で顔を並べた。「戦争法廃止・安倍退陣・沖縄知事選勝利を!」と発言を揃え、満杯の会場が沸いた。「学者の会」の上野千鶴子さんは「今日は喪服で来た。民主主義が死んだ日だから。でも絶望していない。民主主義は不死鳥のように繰り返し生き返るものだから。皆さんがここにいるから。あきらめず一緒に歩きましょう」とエールを送った。


【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
このページのTOPへ