WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3176号(2018/01/15)を発行しました。

目次
1、2…早稲田文学「女性号」責任編集 川上未映子さんに聞く
3…伊方原発の運転差し止めを命じる画期的な決定
4…新連載 記憶の現場 フランス・オラドゥール村
5…ポーランドという鏡(下)   中絶禁止法案に立ち上がった女性たち
6…film 『スリー・ビルボード』

1面 早稲田文学「女性号」責任編集、作家  川上未映子さん Kawakami Mieko
[今、「女性」と「書く」ことを探る]

聞き手…柏原登希子
撮影…杉本文

かわかみ  みえこ
1976年大阪府生まれ。2007年『わたくし率 イン 歯ー、または世界』で早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞受賞。08年『乳と卵』で第138回芥川賞受賞。10年『ヘヴン』で紫式部文学賞、13年短編集『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、16年『あこがれ』で渡辺淳一文学賞ほか多数受賞。

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2面 ●川上未映子さんインタビュー
「詩人、フェミニスト、小説家」
●ねこのひげ

3面-1 伊方原発運転差し止めを命じる、画期的な広島高裁決定
火山大国日本はすべて原発立地不適地 文●哲野イサク(伊方原発広島裁判・事務局、本訴原告及び仮処分抗告人)
3面-2●近藤亨子さん(八幡浜・原発から子どもを守る女の会)に聞く  原発なしで暮らしたい

●FLASH
・もんじゅ廃止は本当に可能か 作業複雑で問題山積み  12月19日
・共謀罪とプライバシー セキュリティー講座 12月20日
・北朝鮮に「安心供与」を 自衛隊を活かす会シンポ  12月25日
・安保をなくせとコール 800回目の街中デモ 1月1日


4面-1 【連載】学校どうよ?!③平日昼間に「日本ノ伝統ト文化ヲ学ブ」 文●UMEKO
4面-2 【連載】記憶の現場①フランス・オラドゥール村 虐殺の現場をそのまま遺す 文●稲塚由美子

5面 ポーランドという鏡(下)妊娠中絶禁止法案に反対、勝利した草の根の女性たち 文●室田元美
 
6面 film 『スリー・ビルボード』監督  マーティン・マクドナー 文●向後友惠(放送作家)
2月1日より、東京・TOHOシネマズシャンテほか全国公開 配給 20世紀フォックス映画

【書評】1/15号の書評ページへ
『ジェンダー研究を継承する』佐藤文香、伊藤るり  編/人文書院4800円
『若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ』奥田みのり  著/発行  熊本日日新聞社 発売  熊日出版1500円
『サフラジェット  英国女性参政権運動の肖像とシルビア・パンクハースト』中村久司  著/大月書店2000円

●Books 中国・北朝鮮脅威論を超えて 東アジア不戦共同体の構築/戦時下の絵本と教育勅語/市民とつくる調査報道ジャーナリズム「広島東洋カープ」をめざすニュース組織

●Gallery 絵本『こどもキッチン、はじまります。』

7面 
【連載】ゆりばら!(291)竹内佐千子
●voices「ふぇみん台湾ツアーに参加して」
●FORUM『標的の島  風かたか』を上映
●ふぇみんのお店から第3世界ショップチョコレート (すべて100g)
 ミルク、ビター、エクストラ 各648円/ヘーゼルナッツ 756円 ウインター 810円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌

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●ねこのひげ
●睡眠導入剤等の薬物を使ったレイプ事件が増えている。昨年伊藤詩織さんが告発し、性暴力被害者の救援センターでも被害の増加を確認●昨年12月11日、警察庁が薬物の使用が疑われる性犯罪への対応を求める警視庁や各県警等への「事務連絡」を発した●警察庁は、薬物の使用が疑われる被害申告を受理した場合、速やかな証拠保全と、「薬物性の健忘症」にも十分留意すること、全警察職員への指導の実施、採尿等の適切な証拠保全を求めている●性暴力被害者支援団体等が中心になり警察庁等へ適切な対応を求めた緊急要望書や質問状の提出、意見交換会の開催などによる成果だ。被害者の告発とともに、国会議員連盟の発足も影響した●「性暴力禁止法をつくろうネットワーク」共同代表の周藤由美子さんは、「この事務連絡によって、現場の警察でのレイプドラッグへの対応が実際に変わっていくことを期待している」と語った。(さ)


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3面【フラッシュ】

・もんじゅ廃止は本当に可能か 作業複雑で問題山積み  12月19日
日本原子力研究開発機構は、高速増殖炉もんじゅの廃止措置計画の認可申請書の概要を安全監視チームに説明した。廃炉完了まで今後30年、費用も3750億円というが、炉内の燃料取り出しは複雑だ。放射能を帯びていない2次冷却系ナトリウムの抜き取り完了を18年度中と計画するのに対し、委員からは可能性への疑問や、申請書が大雑把すぎるという意見も出た。今後の廃炉の技術開発や検討課題が山積みで、日本原子力研究開発機構にできるのかは疑わしい。


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・共謀罪とプライバシー セキュリティー講座 12月20日
共謀罪法のある社会では、ネットのセキュリティーはどうなるのか。監視や盗聴が他人事と考えてはいられない。批評家の小倉利丸さんが実践的な講座で、市民や市民団体が萎縮しないで活動するための考え方を話した(主催は共謀罪NO!実行委)。情報を守るためには、暗号化などパソコンのセキュリティー強化、利用するメールやメーリングリスト、ブラウザの再考は必須。加えて名簿や会計管理も注意が必要。身近なところで学習会を開き、工夫をと語った。
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・北朝鮮に「安心供与」を 自衛隊を活かす会シンポ  12月25日
「自衛隊を活かす会」の主催で「北朝鮮の核・ミサイル問題にどう臨むか」の討論会が開かれた。富山大学の今村弘子さん、共同通信の太田昌克さん、柳澤協二さんらが問題提起。今村さんは、北朝鮮は経済制裁の影響で貧富の差が拡大しているが、体制を揺るがすまでにはいっていないと説明。太田さんは、金正恩はカリスマ性がなく、軍も掌握していないので、核を手放さないとし、日米韓中は「安心供与」を創出して不要な武力衝突と核戦争を回避すべきと発言した。

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・安保をなくせとコール 800回目の街中デモ 1月1日
「安保をなくせ!ちょうちんデモの会」のデモが1月1日で800回目を迎えた。ベトナム戦争に反対してデモを始めた1967年から、かつては毎月1日と15日に、ここ10年ほどは1月1日と毎月15日にデモをしている。「安保条約を平和条約に」「軍事費は高齢者や子どもたちの福祉に使え」「北朝鮮と対話せよ」などとシュプレヒコールをしながら、東京・吉祥寺から三鷹駅前の商店街まで1時間ほどのデモをした。

【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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