WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3171号(2017/11/15)を発行しました。

目次
2、3…特集 選挙後とわたしたち
4…2018年カレンダー
5…ポーランドという鏡(上)
5…連載 安全保障法制とジェンダー②
6…film 『わたしは、幸福(フェリシテ)』


1面 『ヤズディの祈り』の著者、フォトジャーナリスト  林典子さん Hayashi Noriko
[声を上げられない人々と伝えたい]

聞き手…石田貴美恵
書き手…栗原順子
撮影…宇井眞紀子

はやし  のりこ
1983年神奈川県生まれ。2011年の名取洋之助写真賞をはじめ、数々の賞を受賞。著書に、パキスタン、キルギスのほか、3.11直後の被災地、カンボジアのHIV感染者の取材・撮影も含む『フォト・ドキュメンタリー 人間の尊厳 いま、この世界の片隅で』(岩波書店)など。

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2面 特集・選挙後とわたしたち ●憲法 市民の輪広げ、改憲阻止を 文●大束愛子(ふぇみん平和部会)/●原発 原発関係者の動きが活発に? 文●伴英幸(原子力資料情報室)/●沖縄 「オール沖縄」の民意を今こそ 文●浦島悦子(稲嶺市政を支える女性の会)
●ねこのひげ

3面 特集・選挙後とわたしたち ●女性議員 増加の背景に草の根民主主義 文●三浦まり(上智大学教員)/●女性政策 女性視点の政策合意を日頃から 文●竹信三恵子(ジャーナリスト・和光大学教員)

●数 114位
●FLASH
・戸籍へのマイナンバー導入 学習会で考える 10月26日
・危ない!国民投票「幻想」 改憲発議を封じよう 10月28日
・放射能濃度上昇の原因は?施設監視・評価検討会 10月30日
・国会開会日に安倍政権へ 疑惑追及と退陣要求を 11月1日

4面-1 2018年カレンダー
4面-2 熱気が充ち満ちた「おおよそ70の女たち」 文●岩崎眞美子

5面-1 【連載】ポーランドという鏡(上)右傾化する国の姿 文●室田元美
5面-2 【連載】安全保障法制とジェンダー② 軍事強硬主義的女性政治家が生み出される構造とは 文●海妻径子さん/女性の安全を脅かす安保法制 文●清末愛砂さん

6面 【Film】『わたしは、幸福(フェリシテ)』 監督  アラン・ゴミス 文●向後友惠(放送作家)
12月16日より、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開 配給ムヴィオラ TEL03(5366)1545

【書評】11/15号の書評ページへ
『韓国で起きたこと、日本で起きるかもしれないこと 日本人が目撃した韓国市民革命』高木望  編著/彩流社1600円
『未来にツケを残さない フードバンクの新しい挑戦』糸山智栄、石坂薫、原田佳子、増井祥子  著/高文研1700円
『種子が消えれば  あなたも消える』西川芳明  著/コモンズ1800円

●Books 核大国ニッポン/六市と安子の〝小児園〟 日米中で孤児を救った父と娘/私たちは戦争を許さない 安保法制の憲法違反を訴える/ポピュリズムと死刑 年報・死刑廃止2017

●Gallery 絵本 『手紙  お母さんへ』

7面 【連載】ゆりばら!(286)竹内佐千子
●voices  「市民連合の課題は?」
●FORUM「私の世代の課題とは?」
●ふぇみんのお店から オリーボディークリーム(110g)1188円 ソンバーユ馬油(70ml)2160円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●ねこのひげ
●11月3日、「9条改憲はさせない」と国会包囲をした集会に4万人が集った●野党第1党となった立憲民主党の枝野幸男さんが「国会の中と国民が車の両輪として共に闘い、立憲主義を取り戻すために頑張りたい」●作家の落合恵子さんは総選挙での与党得票率は20%で、「安倍政権に白紙委任した覚えはない。私たちの安全保障は原発と米軍基地をなくすこと、憲法を守ること」●ノーベル平和賞受賞のICAN・国際運営委員、川崎哲さんは北朝鮮の核問題解決のためには「日本が禁止条約に批准し、北朝鮮にも署名批准を迫ることだ」と訴えた●韓国のキャンドル革命のリーダーの一人、キム・ヨンホさんも登場し、「9条は戦後世界平和体制の柱です。9条が改憲されればアジアは軍拡の悪循環になる。9条を守ることはアジアや世界にも重要なこと」との発言に参加者の拍手が高まった●平和の礎である9条を守る決意を新たにした。(い・さ)

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●数 114位
世界経済フォーラムが11月2日に発表した、男女格差の度合いを示す「ジェンダーギャップ指数」の報告書における、世界144カ国中の日本の順位。過去最低の前年の111位からさらに後退。

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3面【フラッシュ】

・戸籍へのマイナンバー導入 学習会で考える 10月26日
政府は電算化した戸籍にマイナンバー制度を導入する戸籍改正法案を、来年の通常国会に提出する方針だ。戸籍研究者の遠藤正敬さんが問題点を解説した。「戸籍は『家』『日本人』『臣民』としての身分登録簿。出自等の個人情報が収集され、『戸』を単位とする、個人より国家のための制度。しかし番号導入が簡便・効率化の印象を市民に与えれば、戸籍に管理されることが『自然』となり戸籍制度の延命に繋がる」と語った。主催は共通番号いらないネット。


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・危ない!国民投票「幻想」 改憲発議を封じよう 10月28日
「許すな!憲法改悪・市民連絡会」主催の憲法講座で、講師の田中隆弁護士は、現在の改憲手続法・国民投票法は第1次安倍内閣の2007年に「3つの附則と18項目の付帯決議が付き強行採決された『欠陥法』である」と断じた。14年の改正では憲法審査会で投票権年齢が決まり、重要な最低投票率や公正な広報のあり方等については「必要とされる検討」も「措置」も講じられなかったことを指摘。いま私たちがやるべきことは「改憲発議をさせないこと」だと結んだ。


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・放射能濃度上昇の原因は?施設監視・評価検討会 10月30日
建屋内高濃度汚染水の放射能の濃度は処理装置による循環浄化や地下水注入によって低下していたが、2016年末以降上昇している。東京電力は、復水タンクへの移送が原因で一時的なものと説明するも、移送が原因ならすぐに戻るはずと規制庁が指摘。また凍土壁の閉合による地下水位上昇に対して、東京電力は閉合途中と説明。規制庁は海側は完全に閉合していると指摘。サブドレインの地下水位の設定ミスも見逃され、東京電力の姿勢が問われた。


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・国会開会日に安倍政権へ 疑惑追及と退陣要求を 11月1日
議員会館前の集会では野党代表から、国会会期が12月9日まで伸び、与党提案の野党の質問時間短縮問題をめぐる攻防が語られた。吉田忠智さん(社民党)が「森友・加計問題や日報隠蔽問題の追及を」、糸数慶子さん(沖縄の風)は「沖縄から平和憲法を変えさせない運動を」、主催者代表の高田健さんが「改憲発議を止める運動が、改憲阻止の闘いになる」と訴えた。主催は「全国市民アクション実行委」ほか。参加者は1000人。



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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