WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3164号(2017/09/05)を発行しました。

目次
2…北朝鮮ミサイルと米国の挑発 私たちはどうする?
3…弾道ミサイルプリント、学校で配布?!
4…“若いうちに産め”のプロパガンダ教材が高校生に
5…連載 在日3世、4世を生きる②
6…DVD 『クロワッサンで朝食を』

1面 キッズドア理事長の渡辺由美子さんWatanabe Yumiko
[すべての子どもたちに夢と希望を]

聞き手…赤石千衣子
撮影…飯田典子


わたなべ  ゆみこ
1964年生まれ。2001年から1年間、家族でイギリスに滞在し、「社会全体で子どもを育てる」ことを体験する。07年任意団体キッズドアを立ち上げ09年特定非営利活動法人に。日本のすべての子どもが夢と希望を持てる社会を目指し、活動を広げている。

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2面 北朝鮮ミサイルと米国の挑発私たちはどうする?
2面-1 危機回避のための有効な話し合いの場を 文●高田健(「許すな!憲法改悪・市民連絡会」事務局次長)
2面-2 挑発を繰り返すのは誰か 文●野平晋作(「ピースボート」共同代表)

3面 北朝鮮弾道ミサイル 学校でプリントを配布?!
3面-1 滋賀県 配布しない市もあったのに、なぜ? 文●岡田由布紀
3面-2 東京都世田谷区 区教委事務局の単独の判断で 文●根本善之

●FLASH
・「共謀罪」で監視社会は? 緊急集会開催 8月3日
・「基本計画」見直しに向け エネルギー庁ヒアリング 8月10日
・私たちも翁長知事を支えよう 沖縄県民大会に呼応 8月12日
・市民文化フォーラム開催 東京・日本教育会館で 8月15日

4面 『文科省/高校「妊活」教材の嘘』出版記念シンポジウム
〝若いうちに産め〟のプロパガンダ教材生殖ハラスメントです!

5面-1 【連載】在日3世、4世を生きる② 母と、お弁当と 文●朴金優綺
5面-2 【連載】ハーストーリーⅡ⑫ 1991 被害者の告発で動き始めた「慰安婦」問題 文●山崎ひろみ

6面 『『クロワッサンで朝食を』監督 イルマル・ラーグ 文●中村富美子(ジャーナリスト)
エストニア出身の若き監督の長編デビュー作。実母の体験を基に仕上げた脚本には、監督自身が学び愛したパリへの思いもあふれている。死も遠くない老女と、50歳で雪深い故郷を後にした女。二人の孤独に一人の男が寄り添い、フランスらしい大人の愛を味わい深く描く。85歳のジャンヌ・モローが久々に主演を張り、神々しいまでの老いを演じた秀作だ。2012年ロカルノ国際映画祭エキュメニカル賞受賞
フランス・エストニア・ベルギー 2012年 4700円+税 発売・販売元 ポニーキャニオン TEL 03(5521)8033

【書評】9/5号の書評ページへ
『在日米軍 変貌する日米安保体制』梅林宏道  著/岩波書店 880円
『不寛容な時代のポピュリズム』森達也  著/青土社1700円
『ピネベルク、明日はどうする !?』ハンス・ファラダ  著 赤坂桃子  訳/みすず書房3600円

●books 人間の居場所/障害のある私たちの 地域で出産、地域で子育て 11の家族の物語/拉致問題を超えて 平和的解決への提言 拉致・人権・国際社会/14歳からのパレスチナ問題 これだけは知っておきたいパレスチナ・イスラエルの120年

●Gallery ドキュメンタリー映画『もうろうをいきる』

7面 【連載】ゆりばら!(279)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「ふぇみん泊まってシンポ・フィールドワーク「油日岳の麓 蚕居堂(山崎農園)を訪ねて」に参加して」
●FORUM「私はスルーできない」
●ふぇみんのお店から 健康自然工房 養蜂園 はちみつ(470g)3240円、(220g)1814円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●ねこのひげ
●昨年暮れに米軍へ引き渡された沖縄・高江のヘリパッド。米軍からの周辺自治体への事前通告もなく、7月11日から運用開始。昨年12月の名護市沖のオスプレイ墜落事故の原因もいまだ報告はない●「ヘリパッドいらない」住民の会と沖縄島北部3村の「島ぐるみ会議」などが、北部訓練場でのオスプレイ運用中止等を求めて防衛省と交渉を行った●交渉に先立ち、住民たちは騒音や墜落の危険の中で暮らす恐怖や、県民の水瓶である北部の森を守る決意等を語った●交渉ではオスプレイが深夜も飛行訓練している事実や北部訓練場の全面返還時期、ヘリパッド造成追加工事の実態などを問いただした。だが防衛省は住民たちが納得できる明確な回答は避け、「地元の負担を最小限にする」が「米軍にも理解を示す」態度に終始。全面返還も「予定はない」●高江住民の伊佐育子さんは「こんな防衛省の態度を全国の人に知ってほしい」と語った。(さ)

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3面【フラッシュ】

・「共謀罪」で監視社会は? 緊急集会開催 8月3日
「共謀罪」下での監視社会を見据え、私たちの新たな闘い方を構築するために開催。講師で監視問題研究者の小笠原みどりさんは、「世界を網羅する米国による無差別監視の実態がスノーデンの告発で明らかになったが、共謀罪は日本における大量監視の始まりであり、監視の理由を合法化した。棍棒(警察権力)による言論弾圧と、情報操作(メディアコントロール)による萎縮効果が進む。知ることは私たちの権利であり、語る自由を手放してはならない」と語った。


                                            ●

・「基本計画」見直しに向け エネルギー庁ヒアリング 8月10日
エネルギー基本計画の見直し作業が始まった。超党派議員連盟「原発ゼロの会」事務局、国会エネ庁有識者チーム、eシフト主催でヒアリングを開催。審議会では原発を重要なベースロード電源と位置付け、原発の建て替えや新設の意見も出たことから、5年前の国民的議論の結果が全く配慮されなかったことや、全国各地での意見交換会の開催もなかったことに対して、公平で中立な審議を要請する市民からの発言があった。


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・私たちも翁長知事を支えよう 沖縄県民大会に呼応 8月12日
辺野古に新基地を造らせないため、翁長雄志沖縄県知事は、工事差し止め訴訟の提起を予定。その知事と県民を支えようと、東京・池袋で集会が開かれた(主催は実行委)。首都圏の各団体から応援の言葉が続く。沖縄と千葉を結ぶ会は、自衛隊木更津駐屯地でのオスプレイ整備に反対し、地域に根を張った運動を広げると訴えた。約800人が参加。池袋の繁華街を、「辺野古新基地反対」「埋め立てやめろ」等と訴え、デモをした。


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・市民文化フォーラム開催 東京・日本教育会館で 8月15日
「改憲前夜 今、私たちがすべきこと」と題して集会が開催された。第1部は「改憲を阻止するために」として、森達也さん、明田川融さん、山口菊子さんが、第2部は「民主主義のオルタナティブ」を李泳采さん、新垣毅さん、佐々木寛さんがトーク。法政大学の明田川さんは「戦後、日米安保が国体になってしまって手の付けられない状態になっている、地位協定の改定が先決」、琉球新報の新垣さんは「沖縄の状況は日本の植民地主義の問題」などと発言した。


【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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