WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

  • HOME
  • >
  • ダイジェスト

ダイジェスト

「ふぇみん」3159号(2017/07/05)を発行しました。

目次
2、3…特集 シニアシングル女性と貧困
4…新連載 在日3世、4世を生きる
4…品田知美さん寄稿 「逃げ恥」に見る日本の家事労働
5…ふぇみん聞き書き集『めげない女たちの物語』できました!
6…DVD 『カレ・ブラン』

1面 「女性文化賞」を引き継ぐ  米田佐代子さんYoneda Sayoko
[草の根の女たちの文化創造を]

聞き手…岡田真紀
撮影…落合由利子


よねだ  さよこ
1934年東京都生まれ。歴史学者。2000年大学教員退職。NPO法人平塚らいてうの会会長、らいてうの家館長。著書『ある予科練の青春と死』、共著『おんなの昭和史』、共編著『ジェンダー視点から戦後史を読む』など。ブログ「森のやまんば日記」開設。

---
特集 シニアシングル女性と貧困
2面 「中高年齢シングル女性の生活状況アンケート」から
 生計の成り立つ賃金がほしい。このままだと貧困が若年世代へ

3面-1 女性が世帯主の世帯がまっとうに暮らせるシステムを
3面-2 当事者の声

●FLASH
・ネオニコ農薬で発達障害 脳神経科学者が講演 6月17日
・武器輸出と開発に歯止めを 東京・文京区民センターで講演
・核燃料物質飛散で被ばく事故 原子力規制委員会 6月21日
・MXTV「ニュース女子」はウソ 抗議のサウンドデモ 6月22日

4面-1 【新連載】在日3世、4世を生きる①人生の節目の「呪い」とややこしさ 文●金海翔
4面-2 ●品田知美さん寄稿 「逃げ恥」に見る日本の家事労働 Part2

5面 ふぇみん聞き書き集『めげない女たちの物語』できました!

6面 『カレ・ブラン』監督 ジャン=バティスト・レオネッティ文●中村富美子(ジャーナリスト)
高層住宅が林立する未来都市。人間らしい体温が感じられないこの街を支配するのは、弱肉強食の過酷なサバイバル・ルールだ。人々は感情をおし殺し、不条理な競争を生き抜こうとする。クールでスタイリッシュな映像が描くのは全体主義の恐怖か、過酷な新自由主義経済の行く末か。見る者それぞれの解釈を許す、独創的な寓話。2011年フランス映画批評家協会賞受賞
フランスほか 2011年 DVD1900円+税 ブルーレイ2500円+税 発売・販売 キングレコード

【書評】7/5号の書評ページへ
『保護者はなぜ「いじめ」から遠ざけられるのか』平墳雅弘  著/太郎次郎社エディタス1400円
『PTAという国家装置』岩竹美加子  著/青弓社2000円
『銀幕のキノコ雲 映画はいかに「原子力/核」を描いてきたか』川村湊  著/インパクト出版会2500円

●books マコの宝物/共生主義宣言/ネパールの人身売買サバイバーの当事者団体から学ぶ 家族、社会からの排除を越えて/情報公開と憲法 知る権利はどう使う

●Gallery 映画『歓びのトスカーナ』

7面 【連載】ゆりばら!(274)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「山口泰子さんとのお別れ」
●FORUM「ストレスで胃が悲鳴」
●ふぇみんのお店から 石けん1割引セール ナチュロン粉石けんN(1kg)756円→680円 ナチュロン純粉石けん100N(1kg) 810円→729円


8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


--------------------------------------------------------------------------

●ねこのひげ
●安倍首相が無理矢理幕引きを図った先の国会で、刑法改正が成立した。刑法が制定された1907年以来、初めて●強姦罪の被害者に男性を含めた上で「強制性交等罪」を新設、性交類似行為も対象とし、法定刑は3年以上が5年以上に、「非親告罪」化された。「監護者」の立場を利用した罪も新設。共謀罪法審議が長引き、成立が危ぶまれていただけに、喜びもひとしお●しかし女性たちが切に求めてきた、強姦罪の「暴行・脅迫」要件撤廃にはならなかった。この要件と被害者の抵抗の立証が性暴力被害を訴える女性たちの壁や足かせになり、「泣き寝入り」を強いてきた。暴行・脅迫を用いずとも被害者を支配し性暴力を行えることは、被害者支援者を中心に、すでに常識だ。改正を求め続けよう●一方、成立間近と言われた「政治分野における男女共同参画推進法案」が先送りに。与野党で調整済みの法案。秋の国会で必ず通さねば。(登)

--------------------------------------------------------------------------

3面【フラッシュ】

・ネオニコ農薬で発達障害 脳神経科学者が講演 6月17日
日本消費者連盟主催で 「何で増えているの?子どもの発達障害」が東京都内で開かれた。講師は環境脳神経科学情報センター代表の黒田洋一郎さん。ミツバチの大量死の原因とも言われるネオニコチノイド系農薬使用が増えるのに伴い、子どもの発達障害や自閉症が増加。黒田さんによると、昨年ネオニコ農薬に神経発達毒性があるとマウスで証明されたとし、メカニズムを説き明かした。学校給食を含め、有機・無農薬の食べ物を摂取したほうがいいとのこと。


                                            ●

・武器輸出と開発に歯止めを 東京・文京区民センターで講演
6月17日、東京新聞記者の望月衣塑子さんを講師に、「武器輸出と日本」と題する講演会が開催された。主催は「許すな!憲法改悪・市民連絡会」。武器輸出3原則の変更から3年の現状を多面的に報告。増え続ける世界の軍事費や近年進む無人攻撃機の開発、日本とイスラエルの軍事研究分野での急接近にも警鐘をならした。6月8日の官邸記者会見で菅官房長官を追及した件にふれ、「ほかの記者がやらないので自分がやるしかないと考えた」と発言した。
                                                                                                                          ●

・核燃料物質飛散で被ばく事故 原子力規制委員会 6月21日
日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターでの作業員被ばく事故の報告に対し、原子力規制委員からは厳しい指摘があった。田中委員長は「安全管理の資質にかけている」と。他の委員からも「誰がどんな考えで計画、実施したのか、事故後の対応はどうだったのか、はっきりしない」など。6月21日午後には規制委員会の立ち入り検査も決まった。緊急立ち入り検査は原子力機構・高速増殖原型炉「もんじゅ」以来。


                      ●
・MXTV「ニュース女子」はウソ 抗議のサウンドデモ 6月22日
1月に放送した番組「ニュース女子」で、辺野古に座り込む市民は日当をもらっている、などのデマを流した東京MXテレビ。以来半年にわたり会社前で謝罪と訂正求めて抗議を続ける“沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志”が、番組を制作したDHCテレビやボーイズがある東京・虎ノ門や赤坂界隈を、「電波でうそをつかないで」などと歌いながらデモをした。130人がバナーや楽器を持って参加。山城博治さんからの連帯メッセージも読み上げられた。

【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
このページのTOPへ