WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3151号(2017/4/15)を発行しました。

目次

2…共謀罪法案を廃案に
3…48トンのプルトニウム 日本はどうする?
4…ふぇみんベトナムプロジェクト主催ツアー報告
5…連載 ジェンダーと天皇制⑤
6…film 『台北ストーリー』

1面 東京都写真美術館・チーフキュレーター 笠原美智子さん Kasahara Michiko
[価値観をひっくり返した時が幸せ]

聞き手…栗原順子
撮影…落合由利子

かさはら  みちこ
1957年、長野県生まれ。89年から東京都写真美術館学芸員、現在、同事業企画課長。写真評論家、明治学院大学非常勤講師。企画展覧会は「愛と孤独、そして笑い」など。著者に『ヌードのポリティクス 女性写真家の仕事』(筑摩書房)、『写真、時代に抗するもの』(青弓社)ほか。

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2面 抗議活動の計画で逮捕される日が来る!?共謀罪法案を廃案に 文●海渡雄一
●ねこのひげ

3面 世界の専門家が集まり国際会議PuPo2017開催 48tのプルトニウム 日本はどうする? 文●松久保肇(原子力資料情報室)

●FLASH
・玄海原発等の廃止措置認可 原子力規制委員会開催   3月29日
・森友疑惑解明を求めて集会 安倍内閣は退陣せよ! 3月30日
・自主避難者の住まいを奪うな ! 国会前の緊急抗議集会 3月31日
・一人も路頭に迷わせないで ! 福島県でも被害者訴え 3月31日

4面 ふぇみんベトナムプロジェクト主催ツアー報告ベトナム「希望の村」とミャンマーを訪ねて 
4面-1 (ベトナム)自立支援」で羽ばたく子どもたち 文●竹内みどり
4面-2 (ミャンマー)今も残る「慰安所」跡と民主化の息吹 文●佐藤かおり

5面-1 【連載】女天研と考える ジェンダーと天皇制 第5回 天皇制の女性差別をどう問題化できるか? 文●大橋由香子 
5面-2 【連載】ハーストーリーⅡ⑦ 1987 「農村花嫁で村おこし」に批判の声が集まる

6面 【Film】『台北ストーリー』監督 エドワード・ヤン 文●斉藤綾子(大学教員)
5月6日より東京・ユーロスペースほか全国順次公開 配給 オリオフィルムズ TEL 090(1882)4816

【書評】4/15号の書評ページへ
『2015年安保、総がかり行動 大勢の市民、学生もママたちも学者も街に出た。』高田健  著/梨の木舎1800円
『マラス 暴力に支配される少年たち』工藤律子  著/集英社1800円
『日本型ヘイトスピーチとは何か 社会を破壊するレイシズムの登場』梁英聖  著/影書房3000円

●Books 日本の子連れ再婚家庭再婚して幸せですか?/標的の島 自衛隊配備を拒む先島・奄美の島人/これでわかる 核燃料サイクルの破綻 やめるのは今だ!/自由貿易は私たちを幸せにするのか?

●Gallery  写真展 「人権という希望」

7面 【連載】ゆりばら!(266)竹内佐千子
●voices  「ウィメンズ・マーチ東京に参加して」
●FORUM「アパホテルの南京大虐殺否定を許さない」
●ふぇみんのお店から ナチュロン日やけ止めクリーム  SPF15(45g)756円 ベビーUVクリーム  SPF17(30g)594円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●ねこのひげ

●森友学園が子どもたちに教育勅語を暗唱させて世間を震撼させたが、政府は、「学校で、憲法や教育基本法に反しない形で」用いることを否定しないとする答弁書を決定。菅官房長官も「普遍的なことまで否定すべきではない」と●教育勅語は天皇が「臣民」に示した12の徳目。それらは最終的に皇室の運命を助けるため命を捨てよという文言に収れんされ、戦中の軍国主義教育の柱。1948年に排除、失効が国会で決議されている●国民主権や人権尊重、平和主義を謳う憲法と根本の成り立ちが違うのだから、「反しない形」はあり得ない●では徳目の内容は普遍的なのか。「一見現代に通ずる」と言う人もいるが、親孝行、兄弟仲良く、夫婦仲むつまじく…など、人権尊重や両性の平等に一つも触れぬまま、家族の助け合いを強調する。それはまるで憲法24条を改悪する自民党草案そのものだ●個人の尊重、憲法の価値にこそ立ち返ろう。(登)

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3面【フラッシュ】

・玄海原発等の廃止措置認可 原子力規制委員会開催   3月29日
玄海原発1号炉をはじめ敦賀原発1号炉、美浜原発1、2号炉、島根原発1号炉の廃止措置(廃炉)を原子力規制委員会が認可した。各委員からは「火山、地震、津波等について触れられていないが、それは考慮しているということでいいのか」、田中俊一委員長からは「運転中の部署もあるので連携してしっかりやってほしい。廃棄物の管理も長期間になるのでしっかり管理するように」、との注文が相次いだ。

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・森友疑惑解明を求めて集会 安倍内閣は退陣せよ! 3月30日
総がかり行動が呼びかけ、3月9日から毎週木曜日、森友疑惑の解明をと集会が国会の議員面会所前で開催されてきた。30日は森友疑惑追及のきっかけを作った大阪の豊中市議の木村真さんも参加し「おぞましいカルト右翼学園が建てられないようにと、昨年から仲間と会を立ち上げ動いてきた。やっとマスコミが取り上げたと思ったら、大きな騒ぎになり正直驚いた」と語った。野党議員らも「首相夫妻の関与は明白」と国会論戦を報告、今後も追及を続けると述べた。
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・自主避難者の住まいを奪うな ! 国会前の緊急抗議集会 3月31日
避難指示区域外からの自主避難者への住宅支援が、3月31日で打ち切られた。この措置に対し、関係者らが抗議した。「明日から自主避難者になる人は2万人。帰還しない人は生活困窮者になる」と佐藤和良さん(いわき市議)が声を振りしぼり、瀬戸大作さん(避難の協同センター)は、「今日も公共住宅への申し込みの支援を行っている。これから路頭に迷う人が出るはず。これは人権問題だ」と訴えた。参加は130人。さようなら原発1000万人アクション実行委主催。

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・一人も路頭に迷わせないで ! 福島県でも被害者訴え 3月31日
3月31日の区域外避難者への住宅無償提供の打ち切りに対し、福島県でも、当日の朝、県庁前でのスタンディングの後、ひだんれん等3団体が福島県に打ち切りの撤回と抜本的な被害者救済制度の確立を求める声明を提出。午後には福島駅頭で、道行く人々に向けて、「みんな同じ被害者だ」「原発事故は終わっておらず、放射能の不安を抱えて戻ることはできない。区域外避難者の住宅支援の打ち切りは命にかかわる問題」などと理解を訴えた。


【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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