WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

ふぇみん」3135号(2016/10/15)を発行しました。

目次

2…上関原発・スラップ訴訟で祝島住民ら勝利的和解
3…福島第1原発 誰も責任を問われない汚染水
4…新連載 わたしと24条
5…3.11甲状腺がん子ども基金設立記念シンポジウム
6…film 『ハート・オブ・ドッグ 犬が教えてくれた人生の練習』


1面 映画『スタート・ライン』監督 今村彩子さん Imamura Ayako
[「聞こえない監督」から自由になる]

聞き手…中村富美子
撮影…落合由利子

いまむら  あやこ
1979年生まれ。愛知教育大学在学中に米留学。名古屋学院大学等で講師。監督作に、強制不妊手術など差別や偏見に苦しんだ世代の証言『昭和を切り拓いた ろう女性からあなたへ』(2011年)、震災時の聾唖者を取材した『架け橋 きこえなかった3・11』(2013年)など。

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2面 上関原発・スラップ訴訟で勝利的和解 スラップ訴訟という足枷を外した祝島住民らは 文●山秋真
●ねこのひげ

3面 福島第1原発・「汚染水告発」で「不起訴相当」 誰も責任を問われない汚染水
文●地脇美和
●FLASH
・安倍政権の暴走止めよう! 臨時国会開会日行動 9月26日
・原子力施設監視・評価検討会 第46回会合 9月28日
・政府の沖縄弾圧を許さない 日比谷野音に2500人 9月28日
・特殊な人の事件にしないで 相模原事件で交渉 9月29日

4面-1 【新連載】わたしと24条① 憲法は大事なもの。渡しません
4面-2 【連載】女ひとり介護経営に挑む② 文●村田則子 マイナスからのスタート

5面-1 3・11甲状腺がん子ども基金設立記念シンポジウム 汚染地域の子どもたちを見守り、支える
5面-2 9月19日 強行採決から1年 戦争法廃止!国会正門前行動
5面-3 9月22日 東京・代々木 さようなら原発さようなら戦争大集会

6面 【Film】『『ハート・オブ・ドッグ~犬が教えてくれた人生の練習~』
監督  ローリー・アンダーソン 文●斉藤綾子(大学教員)
10月22日より東京・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開 配給 テレビマンユニオン TEL03(6418)8383

【書評】10/15号の書評ページへ
『サバイバー 池袋の路上から生還した人身取引被害者』 マルセーラ・ロアイサ  著 藤原志帆子、安田浩一  解説/ころから1800円
『そこが知りたい電力自由化 自然エネルギーを選べるの?』高橋真樹  著/大月書店1600円
『科学者と戦争 』池内了  著/岩波書店780円

●Books 福岡 女たちの戦後 第1号/Q&A 辺野古から問う日本の地方自治/PTAがやっぱりコワい人のための本/こ米騒動とジャーナリズム 大正の米騒動から百年

●Gallery 写真集『フリーダ  愛と痛み』

7面 【連載】ゆりばら!(250)竹内佐千子
●voices  「高江…「抗う」ことを反芻しつつ」
●FORUM「路上死をなくす」
●ふぇみんのお店から 第3世界ショップ メープルシロップ(250ml)1566円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌

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●ねこのひげ
●9月26日、臨時国会の所信表明で、安倍首相は、沖縄・高江の「ヘリパッド移設の先送りは許されない」と発言●29日のヘリパッド建設をめぐる防衛省・警察庁との交渉で、防衛省は12月完成を目指していると、沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんが話した(主催はFoE Japanほか)●北上田さんは、沖縄防衛局が建設する道路工事で、許可面積より広範に立木の伐採を行っていること、ヘリパッドの張り芝が環境保全上問題があることなどを元に、防衛省に工事中止を求めたが、納得できる回答はない●28日に立木伐採を阻止しようとした市民が、機動隊にロープで縛られて強制排除された。現場に通う小口幸人弁護士が、職権乱用だと質したが、警察庁は警察法2条を根拠に正当性を主張。だが、抗議市民側だけを排除するのは、警察法2条2項の「不偏不党且つ公平中正を旨と」する条文に反しないか。無法ぶりに拍車がかかっている。(さ)

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3面【フラッシュ】

・安倍政権の暴走止めよう !臨時国会開会日行動 9月26日
秋の臨時国会の始まりに合わせ、衆議員第2議員会館前で「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催の昼集会が開催され、約800人が参加した。野党議員からは、ハンドルが右にしか行かない、アクセルだけでブレーキが利かない安倍暴走政権だが、野党と国民が力を合わせ、戦争法の発動を止めようと発言があった。主催側からは南スーダンへの派兵反対の青森現地集会開催や沖縄基地建設反対の全国署名スタートなどが、発表がされた。

                                            ●

・原子力施設監視・評価検討会 第46回会合 9月28日
地下水の遮断、汚染水対策として建設した「凍土壁」だが、効果は全く見られない。それでも東京電力は陸側(山側)も凍らせれば改善すると期待を示す。炉に注入する水と地下水の流入量を合わせると1日約700トン。タンクの建設が追いつかない状況だ。汚染水処理設備でも除去できないトリチウム汚染水は膨大な量で増え続けるばかり。資源エネルギー庁が汚染水対策の検討会を立ち上げたが、待ってる場合でないと更田豊志委員が一喝する場面も。

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・政府の沖縄弾圧を許さない 日比谷野音に2500人 9月28日
沖縄平和運動センターの大城悟さんは、「高江に500人超の機動隊が集められ、過剰な警備と弾圧で工事が進められている。民意を無視し、姑息な方法で現場は無法地帯。日米同盟優先の強行を許してはならない」と訴えた。専修大学の白藤博行さん(行政法)は、「辺野古違法確認訴訟」の経緯と、わずか2回の審議で結審した判決は憲法に基づく法治主義も地方自治もあざ笑う内容だと報告。集会後にデモ。主催は「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行委。
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・特殊な人の事件にしないで 相模原事件で交渉 9月29日
障害当事者団体などで構成される「『骨格提言』の完全実現を求める大フォーラム」は、神奈川県相模原市障害者入所施設殺傷事件に関して、警察庁、厚労省と交渉した。厚労省の検討チームが中間報告を出したが、精神障害をはじめとする当事者らからは、「今でも精神障害者は、地域移行が進まず、隔離・拘束がまかり通っている。さらなる人権侵害を生まないように」「特殊な人による犯罪とせず、綿密な検証を」と求めた。


【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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