WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

  • HOME
  • >
  • ダイジェスト

ダイジェスト

「ふぇみん」3133号(2016/9/25)を発行しました。

目次

2、3…わたしと24条
4…相模原市・入所施設障害者殺傷事件が私たちに問いかけるもの
5…イルダ 安倍首相は「慰安婦」問題を解決したのか?
5…台湾・「東アジア強制立ち退き法廷」に参加して
6…mystery 『埋葬された夏』

 
1面 ライブラリアンに団結を呼びかける 谷合佳代子さんTaniai Kayoko
[全国の司書よ、専門職たれ]

聞き手…社納葉子
撮影…井上陽子

---

たにあい  かよこ
1958年、大阪市生まれ。2013年「第15回図書館サポートフォーラム賞」、16年「Library of the Year 2016 優秀賞」受賞。谷合さんの臨場感あふれる解説付きで書庫を見学するツアーを随時開催。http://shaunkyo.jp/

---

2、3面 わたしと24条
2面 ●山口智美さん寄稿 24条改憲で「家族保護」? 今、なぜ、24条なのか
●ねこのひげ

3面 ●「24条変えさせないキャンペーン」キックオフシンポジウム
24条の実現こそ必要です!

●FLASH
・豊洲市場移転に“黄信号”どうなる? 「築地ブランド」 9月5日
・「もんじゅ」を廃炉に 首相に申し入れ 9月7日
・チェルノブイリに学ぶ支援を 東京・北とぴあで 9月8日
・高江の過剰警備を許さない 機動隊は沖縄から帰れ ! 9月11日

4面 相模原市・入所施設障害者殺傷事件が私たちに問いかけるもの

5面-1 【イルダ】 安倍首相は「慰安婦」問題を解決したか? 文●チョウイ・ヨウル(イルダ編集長)
5面-2 台湾・「東アジア強制立ち退き法廷」に参加して 文●小川てつオ

6面 ミステリーの本棚 『埋葬された夏』キャシー・アンズワース  著 三角和代訳 1340円(税別)創元推理文庫 文●稲塚由美子(ミステリー評論家)

【書評】9/25号の書評ページへ
『女子力で読み解く基地神話  在京メディアが伝えない沖縄問題の深層』三上智恵、島洋子  著/かもがわ出版1600円
『沖縄を語る  1 次代への伝言』沖縄タイムス社  編/沖縄タイムス社1600円
『兵士のアイドル 幻の慰問雑誌に見るもうひとつの戦争』押田信子  著/旬報社2200円

●books ぼくのジャングル 富盛菊枝児童文学選集3/安保法制から考える憲法と立憲主義・民主主義年/女性議員が増えれば 社会が変わる 赤松政経塾 第1期/非戦を貫く三〇〇人詩集

●Gallery ドキュメンタリー映画『チリの闘い』

7面 【連載】ゆりばら!(248)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく 「森本志磨子さんのインタビューを読んで」「安保法制はまさに「戦争法」」
●FORUM「公民館の取扱基準、廃止に」
●ふぇみんのお店 わかちあいプロジェクト セイロンバスケット(25包)702円  

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌



--------------------------------------------------------------------------
●ねこのひげ
●福島第1原発事故の放射能の影響で、福島県では173人が甲状腺がんまたは疑いと診断され、131人が手術を受けた。甲状腺がんになった子どもや家族は孤立し、治療費や通院費などで経済的に困窮し、再発や転移によって一生治療と向き合わなければならない●9月9日、「3・11甲状腺がん子ども基金」の設立記者会見が行われた。甲状腺がん患者へ療養費を給付するほか、健康被害調査、相談なども行う●代表理事の崎山比早子さんは「患者や家族への継続的支援は、本来政府がやるべきことだ。調査次第では甲状腺がん以外の疾患も視野に入れる」。副代表理事の武藤類子さんは「たくさんのまなざしの中で患者と家族を応援し、関係機関につなげることが必要」と訴えた。(登) 療養費申請受け付けは11月から。基金寄付先=城南信用金庫 営業部本店(普)845511  サンイチイチコウジョウセンガンコドモキキン)

--------------------------------------------------------------------------

3面【フラッシュ】

・豊洲市場移転に“黄信号”どうなる? 「築地ブランド」 9月5日
敷地の盛り土や土壌汚染で話題沸騰の豊洲新市場移転問題。食の安全・監視市民委員会が主催し、豊洲と築地市場の見学会が開催された。豊洲では日本消費者連盟の山浦康明さんの案内で、完成済みの市場建物周辺を見学し、土壌汚染と海水の取水口の関係などを聞いた。築地では、仲卸業者で働く東京中央市場労組の中澤誠さんが移転計画の推移、土壌汚染の偽装、交通アクセスの悪さ、建物と店舗の使い勝手の悪さ、床の強度不足などを説明、豊洲移転の撤回を訴えた


                                            ●

・「もんじゅ」を廃炉に 首相に申し入れ 9月7日
新もんじゅ裁判の第4回口頭弁論が東京地裁であり、裁判の原告らは原子力規制委員会に対して高速増殖炉「もんじゅ」の安全上のリスクの減少を求める要請をした。もんじゅをめぐっては5月に文科省の有識者会合が存続を前提に運営を新たな組織に委ねるとの報告をまとめたが、受け皿が決まらず難航。首相官邸が最終判断に向けた検討を始めた。福井県敦賀市長は存続要請をしているが、脱原発政策実現全国ネットワークは、決断の時だと廃炉を要請した。

                                                                                                                            ●

・チェルノブイリに学ぶ支援を 東京・北とぴあで 9月8日
講演会「チェルノブイリの教訓は本当に活かされたのか?」が開かれた。講師はチェルノブイリ法研究者の尾松亮さんと毎日新聞記者の日野行介さん。尾松さんはチェルノブイリ法によりロシアやウクライナでは健康診断が続けられていると報告、日本では官僚、政府による同法へのネガティブ・キャンペーンが成功していると語った。日野さんは、日本は自然災害時の法制度を原発事故に無理やり当てはめており、帰還政策は避難打ち切りのための棄民、と批判した。

                       ●


・高江の過剰警備を許さない 機動隊は沖縄から帰れ ! 9月11日
沖縄・高江のヘリッド工事をめぐる住民の強制排除について、「オスプレイ基地をつくるな」と新宿の街で訴えてきた「辺野古への基地建設を許さない実行委」が、この日もアピールとデモを呼びかけた。沖縄平和運動センターの大城悟さんは「機動隊や警察の車が工事関係者を運んでいる」と批判。高江の抗議行動に参加した男性は、資材を運ぶダンプカーの前を抗議側が「ノロノロ運転」するなど阻止行動の工夫を話した。



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
このページのTOPへ