WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3125号(2016/6/25)を発行しました。

目次
2…沖縄・米軍属女性殺害事件 阿部小涼さん寄稿
3…「産むこと」を奪われた女たち
4…シャボン玉フォーラム開催 水の惑星地球を救え!
5…連載 女性議員が行く④
6…music マレウレウ
 
1面 安保法制違憲訴訟原告 志田陽子さん Shida Yoko
[憲法は普通の暮らしのためにある]

聞き手…岡田真紀
撮影…落合由利子

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しだ  ようこ
1961年東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部教員。博士(法学)。子どもの頃から漫画や絵を描いたり、音楽の演奏が好き。著書に『文化戦争と憲法理論―アイデンティティの相剋と模索』『表現者のための憲法入門』など。編著書に『映画で学ぶ憲法』。

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2面 沖縄・米軍属女性殺害事件 阿部小涼さん(「合意してないプロジェクト」)寄稿
軍事主義そのものの拒否を
●ねこのひげ

3面-1 「産むこと」を奪われた 女たち 女性障害者への強制不妊手術 文●利光惠子(優生手術に対する謝罪を求める会)
3面-2 6月5日国会前大行動 参院選の争点は、「憲法」

●FLASH
・公文書管理法の改正には? 秘密保護法廃止に迫る 6月7日
・「安保法制違憲訴訟・女の会」原告団が発足 6月10日
・情報促進の新しい可能性を 日隅一雄・情報流通促進賞表彰式
・老朽原発を廃炉に!市民らの学習会 6月13日

4面シャボン玉フォーラム開催 未来へつながる「いのちと水」 水の惑星地球を救え!

5面-1 【連載】女性議員が行く④ 太田あゆみ(香川県高松市議)中 市民に説明できない「費用弁償」
5面-2 【連載】記憶するベルリン③ ●稲塚由美子 国と市民社会に向けた意志

6面 Music らせん状に沸き立つ歌の力 『cikapuni(チカプニ)』 マレウレウ タフビーツ UBCA-1051 1667円+税 文●岩崎眞美子(ライター)) 

【書評】6/25号の書評ページへ
『戦後の地層 もう戦争はないと思っていました』東京新聞「戦後の地層」取材班  著/現代思潮新社1800円
『フランスを目覚めさせた女性たち』J=L・ドブレほか  著 西尾治子ほか  訳/パド・ウィメンズ・オフィス3400円
『福島が日本を超える日』浜矩子、白井聡、藻谷浩介、大友良英、内田樹   著/かもがわ出版1500円


●books 「慰安婦」問題の現在「朴裕河現象」と知識人/ワクチン被害家族の声を聞いたことがありますか?/首長たちの挑戦 女が政治を変える/思春期サバイバル2(Q&A編)10代のモヤモヤに答えてみた。

●Gallery『市民連合 参院選2016ガイドブック』

7面 【連載】ゆりばら!(240)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく 「連載『女性議員が行く』を読んで」「ありがとう。さようなら…山﨑栖野さん」
●FORUM「「にやりほっと」の効力」
●ふぇみんのお店 金子製麺 手のべ風そうめん(200g)248円 近藤醸造 めんつゆ (360ml)486円 (1L)1080円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●2面 ねこのひげ
●参院選に向けて、1人区の統一候補擁立など野党共闘を呼びかけている「市民連合」と、野党4党の政策協定が成立した●6月7日、市民連合の要求を掲げた「要望書」に、民進、共産、社民、生活の党首らが署名●要望書は、安保関連法の廃止と立憲主義の回復と共に、主に若い世代と女性を対象に格差解消、個人の尊重を求め、公正な税制や辺野古新基地建設の中止なども盛り込まれている●「安保関連法に反対する学者の会」の佐藤学さんは、市民連合の会合で「歴史的一ページだ」と語った。「最新の共同通信の世論調査では、アベノミクスの評価や改憲問題について我々は多数派。それが投票行動につながらないのは政党が信頼を得ていないから。これまで声を上げても市民は政策立案に関われず、不安ばかりで無力感に陥っていた。これから市民と共に政治に希望を取り戻さなければ」と●野党4党がどう動くか、市民が注目する。(さ)


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3面【フラッシュ】

・公文書管理法の改正には? 秘密保護法廃止に迫る 6月7日
公文書管理法が施行されて5年、改正年にあたる今年、秘密保護法に絡めて見直しを考える院内学習会が開催された。主催は「秘密保護法」廃止へ!実行委員会。講師の瀬畑源さん(長野県短期大学教員)は「内閣法制局による公文書不作成同様、秘密保護法による制約、文書未作成を開き直る官僚によって法の理念が骨抜きにされている。秘密解除後を見据えて、行政ファイル管理簿に『特定秘密の指定の有無』の欄を作成するなどの改正が必要だ」と解説した。


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・「安保法制違憲訴訟・女の会」原告団が発足 6月10日
女性たちによる安保法制違憲訴訟が始まる。発足集会が東京で開催された。すでに提訴した先行違憲訴訟よりも、女性の権利が脅かされることに重点を置き、「女性は日常の平和な生活の中で構造化された暴力や差別を受けているが、安保関連法が起動することで、より厳しい環境に曝されることになる点を問いたい」と訴訟代理人の中野麻美弁護士が訴訟の意義を説明。現在原告は約60人。原告からの決意も語られた。今年8月15日に東京地裁に訴え提起の予定という。

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・情報促進の新しい可能性を 日隅一雄・情報流通促進賞表彰式
6月10日、東京・日比谷コンベンションホールで行われた。大賞は映画『夢の間の世の中』監督の金聖雄さん、奨励賞に、継続した原発報道に取り組む中日新聞の榊原崇仁さん、特別賞に共同通信の鎮目宰司さん、毎日新聞の青島顕さんと日下部聡さんが選ばれた。ビデオニュース・ドットコム代表・神保哲生さんは記念講演で、メディア産業が政府から与えられている特権によって政府と相互補完関係となっていると批判した。

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・老朽原発を廃炉に!市民らの学習会 6月13日
原子力規制委員会が老朽炉の運転期間延長を許可しようとしている問題で、ケンドラ・ウルリッチさん(グリーンピース)らを交えた学習会が開催された(主催は原子力規制を監視する市民の会ほか)。米国では2013年から19年に閉鎖される原発が8機あり、平均寿命は24年7カ月。要因は設備の劣化が進んだり、原子炉圧力容器に問題があるなどさまざま。日本では地震活動が活発になる中、原発寿命「40年ルール」を逸脱している。許可を急ぐのは問題だ。



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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