WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3122号(2016/5/25)を発行しました。

目次
2…改憲止めたい 全国約200カ所に20万人集結
3…「保育園落ちた日本死ね」 待機児童解消緊急施策の問題点
4…酒井啓子さん寄稿 中東・欧州危機 「イスラム国」が全ての原因か?
5…連載 あの日からの選択~原発事故とわたし~⑰
6…ミステリーの本棚 『マプチェの女』
 
1面 『刑事司法とジェンダー』の著者 牧野雅子さんMakino Masako
[加害者に対する司法の姿勢を問う]

聞き手…大森順子
撮影…谷口紀子

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まきの  まさこ
1967年富山県生まれ。京都大学 文学研究科アジア親密圏/公共圏教育研究センター所属。社会学・ジェンダー研究。「痴漢撲滅系ポスター」調査プロジェクトhttp://posterproject.jimdo.com/管理人。LOVE PIECE CLUBウェブサイトで「今月のマモルくん」を連載中。

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2面 5月3日、全国約200カ所の集会に20万人集結 党派宗派を超え「改憲止める」の一心で
●ねこのひげ

3面 全ては「保育園落ちた日本死ね」ブログから始まった 子どもを犠牲!? 待機児童緊急施策の問題点 文●普光院亜紀

●FLASH
・刑事訴訟法改悪を許さない 緊急院内集会開催 5月10日
・「いらんじゃろう ! 上関原発」 東京で訴える 5月14日
・石けんで水の惑星地球を救え シャボン玉フォーラム 5月13、14日
・沖縄「日本復帰」から44年 「沖縄人を侮ってはなりませんよ」

4面 欧米諸国で広がる「中東発の脅威」という認識 「イスラム国」が全ての原因か? 文●酒井啓子 
・IS支配とイラク軍空爆で犠牲になるイラクの人たち ●高遠菜穂子

5面-1 あの日からの選択~原発事故とわたし~⑰ 苦渋の「新」生活
5面-2 【イルダ】韓国とベトナムの青年たちの事業 ●ク・スジョン

6面 ミステリーの本棚 『マプチェの女』カリル・フェレ  著 文●稲塚由美子(ミステリー評論家) 加藤かおり・川口明百美  訳 ハヤカワ文庫 1200円(税別)

【書評】5/25号の書評ページへ
『日本の女性議員 どうすれば増えるのか』三浦まり  編著/朝日新聞出版1600円
『いのちを“つくって”もいいですか?』 生命科学のジレンマを考える哲学講義』島薗進  著/NHK出版1300円
『日常と不在を見つめて ドキュメンタリー映画作家 佐藤真の哲学』里山社  編/里山社3500円


●books 「慰安婦」問題・日韓「合意」を考える 日本軍性奴隷制の隠ぺいを許さないために/柔らかな 自由な心 育てよう 炎は消えず「日の丸・君が代」強制に抵抗する 小・中学校教員の記録/別れる? それともやり直す? カップル関係に悩む女性のためのガイド 

●Gallery『イヌとからすとうずらとペンと 山川菊栄・山川均写真集』

7面 【連載】ゆりばら!(237)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく 「原発全廃!「びわ湖一周デモ」堂々成功」
●FORUM「「ふぇみん聞き書き」が楽しみ」
●あっぱれ百姓	一茶丸茶(200g)1080円 特上煎茶(100g)864円/両谷園 煎茶大雲取(100g)1080円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌

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●ねこのひげ
●今国会に女性の権利に関する2法案が提出され、各法案に対する意見交換会が「女性と人権ネットワーク」主催で開かれた●「女性の健康の包括的支援に関する法律案」は2014年に続き自公など6党・会派が議員立法で参院へ提出(14年時は、本紙14年9月25日号参照)。今国会では男女共同参画など文言が入り修正された●だが前法案と同様、「女性の性の自己決定権・産む/産まない選択・人工妊娠中絶への言及が全く欠けている」「目的は女性に子どもを産ませること」などと、厳しい指摘が続いた。民進党は条文追加をした修正案を準備中●一方、野党5党の衆議院議員が「性暴力被害者の支援に関する法律案」を提出。根拠法を求めていた支援者らから法制定が期待されている。法案提出者の阿部知子議員(民進党)は「成立を急ぎたい」と語った●今国会会期末が迫るが審議の行方は不透明だ。今はまず、広く議論されてほしい。(さ)


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3面【フラッシュ】

・刑事訴訟法改悪を許さない 緊急院内集会開催 5月10日
刑訴法は、参議院法務委員会での採決を巡り緊迫が続いている。改悪を許さない緊急集会に300人が参加。録音・録画(可視化)は取調官の裁量権が盛り込まれた「部分可視化」でしかなく、新たな冤罪が起きることが明らかになった。東住吉事件冤罪被害者の青木恵子さんは、虚偽自白に追い込まれた当時の厳しい取り調べ状況を語り、「最初から全部録画して密室の取調べ状況をわかるようにするべきだ」と訴えた。主催は市民・法律家・刑事法研究者の8団体。



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・「いらんじゃろう ! 上関原発」 東京で訴える 5月14日
「祝島島民の会」代表の清水敏保さんは「1982年より30年以上続く建設計画は、福島原発事故後、埋め立て工事は中断したが今後も予断を許さない状況」であるが、「島民減少の中、若手のUターンもあり、子どもたちの声が聞こえるようになった」と報告。元京大原子炉実験所の小出裕章さんは「原発は電気が足りなくなってもやってはいけない」と講演。地震の巣にある日本の現状、起きてしまえば誰も責任を取らないと、怒りを強調した。


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・石けんで水の惑星地球を救え シャボン玉フォーラム 5月13、14日
せっけん運動ネットワーク主催「シャボン玉フォーラムin東京」が開催された。東京農工大教員の高田秀重さんが「化学物質による海の汚染」、水ジャーナリストの橋本淳司さんが「限りある地球上の水 100年後の水を守る」をそれぞれ講演。全国各地から600人以上が参加した。「地球は未来からの預かりもの。未来の人にできる限り汚さないで返しましょう」のメッセージに拍手した。大量消費が問われている。


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・沖縄「日本復帰」から44年 「沖縄人を侮ってはなりませんよ」
「復帰」44年の現在も、日米両政府は沖縄県への自治権介入をやめない。5月15日、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックは「辺野古新基地断念へ追い込むまで気をゆるめるな!」と新宿デモを呼びかけた。集まった200人は青空に揺れるジュゴンの風船を先頭に「基地はいらない」「海を壊すな」と訴えた。デモに先立つ集会で、玉城愛さん(SEALDs琉球)は「両親も自分も生まれた時から基地があり、あって当たり前だった」「いま、諦めない沖縄がある」と発言した。






【 新聞代 】(送料込み)
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 6カ月4,500円、1年9,000円
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