「ふぇみん」3101号(2015/10/05)を発行しました。 目次 1、2、3…安保法 たたかいは終わらない 4…「一生派遣」で派遣労働者は泣いている 「改正」派遣法成立 5…寝屋川中学生殺人事件に思う おとなができることは 6…DVD 『ビッグ・アイズ』 1面 9.19 安保法 たたかいは終わらない 雨が降る中、議員会館前で安保法制への抗議を徹夜で続ける「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委」のメンバーら。中央は、総がかり行動の菱山南帆子さん。9月17日夜 撮影…志葉玲 --- 2面 【特集】9.19 安保法 たたかいは終わらない 「戦争する国いらない」と 怒りの叫び あきらめない ここからだ ●寄稿 「おかしい」と言い続ければ、法に正当性は生まれない 青井未帆さん (憲法学者)●寄稿 かえって国民の危険を増す安保法制 猿田佐世さん(弁護士・新外交イニシアティブ) ●9月19日未明 国会前スピーチ 民主主義は止まらないんです 大澤茉実さん(SEALDs KANSAI) 3面 【特集】9.19 安保法 たたかいは終わらない ●9月23日渋谷、24日国会正門前 市民運動を広げ、これからも行動を 高田健さん(許すな!憲法改悪・市民連絡会) ●ふぇみん 安保法制-第2ラウンド始まる 大束愛子さん(ふぇみん・平和部会) ●9月23日 「さようなら原発・さようなら戦争」集会 「諦めない」を共有して 新垣毅さん(「琉球新報」記者) ●9月24日 国会正門前 主権者の力を見せつける 杉浦ひとみさん(「女の平和」実行委員会) ●FLASH ・盗聴法・刑訴法等改正とは? 超党派議員との勉強会 9月11日 ・止めよう ! 辺野古埋め立て 2万2千人が国会包囲で訴える ・どうなる? 電力小売自由化 パワーシフト・シンポジウム 9月21日 ・さようなら原発&戦争 安保法成立後初の大集会 9月23日 4面 働く女性の半数以上が非正規労働者です!「一生派遣」で派遣労働者は泣いている 「改正」派遣法成立 文●渡辺照子 「女性は死ね(shine)」政策を体現した派遣法改定 文●竹信三恵子 5面 寝屋川中学生殺人事件に思う 夜の子どもたちに おとなができることは 文●大森順子 夜の街には子どもたちの葛藤が詰まっている 文●竹下奈都子(BONDプロジェクト) 6面 【DVD】『ビッグ・アイズ』ティム・バートン 監督 文●水島希(大学教員) マーガレット役は『わたしが美しくなった100の秘密』でデビューしたエイミー・アダムス。この映画でゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞しました。ちなみにDVDジャケットの絵をはじめ、映画に登場する絵画はマーガレット・キーン自身の作品です 【書評】10/5号の書評ページへ 『レズビアン・アイデンティティーズ』堀江有里 著/洛北出版2400円 『水曜日の凱歌』乃南アサ 著/新潮社1800円 『2050年 超高齢社会のコミュニティ構想』若林靖永、樋口恵子 編/岩波書店1700円 ●ふぇみん句会 ●Gallery 竹内佐千子著『『わたしが女の子を好きになった日』 7面 【連載】ゆりばら!(213)竹内佐千子 ●voices ぴーちくぱーちく「夫が残した一文」 ●FORUM「平和をつなぐパネル展・堺」 ●ふぇみんのお店から 第三世界ショップ ミルクチョコレート(100g)702円 ビターチョコレート(100g)702円 ホワイトチョコレート(100g)702円 ウインターチョコレート(100g)864円 8面 ●event information ●diary ふぇみん日誌 -------------------------------------------------------------------------- 3面【フラッシュ】 ・盗聴法・刑訴法等改正とは? 超党派議員との勉強会 9月11日 前日に参院法務委員会で趣旨説明が行われたため、緊張感のある学習会となった。主催は超党派国会議員有志。講師の新屋達之さん(前大宮法科大学院教員)は「盗聴・捜査権限の拡大を狙う同法案は危機管理的機能が強化されており、憲法との適合性が問われるだけでなく、刑事司法制度が大きく変わる」と指摘。JCA-NETの小倉利丸さんは、米国国家安全保障局による日本の盗聴問題を「盗聴法改悪は公安警察や諜報機関も利用すると考えられる」と発言した。 ● ・止めよう ! 辺野古埋め立て 2万2千人が国会包囲で訴える 9月12日、政府と沖縄県の辺野古問題集中協議期間が終了することから、世論喚起と辺野古埋め立て計画撤回を目的に、大勢の市民が国会を取り巻いた。ヘリ基地反対協の安次富浩さんは「今朝、沖縄防衛局はボーリング作業の再開をした。たとえつぶされそうになっても私たちは抵抗を続ける。主権者は私たちだ。民主主義を取り返す闘いをしよう」と決意を語った。主催は実行委。この2日後、翁長知事は「埋め立て承認」を取り消すと発表した。 ● ・どうなる? 電力小売自由化 パワーシフト・シンポジウム 9月21日 「自然エネルギー電力会社の直面する現状と課題」を開催した。都留文科大学教員の高橋洋さんは、消費者が小売会社を選ぶための具体的な条件を挙げた。パネルディスカッションでは4つの再生エネルギー会社が参加し、小売電気事業者に立ちはだかる電源表示問題、回避可能費用の問題、送電線使用料などハードルの高さを指摘した。ハードルは高いが生協などは組合員を中心に供給をスタートさせる準備をすすめている。 ● ・さようなら原発&戦争 安保法成立後初の大集会 9月23日 原発再稼働に反対する現地からのゲストも迎え、会場の代々木公園には2万5千人が集まった。福島原発告訴団の武藤類子さんは原発事故被害者団体「ひだんれん」の人々と「原発は民主主義を失う」と訴えた。福島から北海道に避難した宍戸隆子さんは被災者同士が分断されていることに、「憎むべきは隣人でなく、罪を問うべきは原発政策を進めてきた国」だと語った。脱原発と反安保法を訴えるミニ集会も。主催は「さようなら原発」1千万人署名市民の会ほか。