WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3096号(2015/08/05)を発行しました。

目次
 
2、3…ふぇみん泊まってシンポ in東京
4…教育を標的にする自衛隊
4…沖縄戦の子どもたちを描いた『石になった少女』著者、大城将保さんに聞く
5…連載 ジュゴンの里に暮らす⑧
6…DVD 『響け! ユーフォニアム』
 
1面 映像クリエイター 武隈善子さん Takekuma Yoshiko
[しょうがない、で済ませない仲間を]

聞き手…室田元美
撮影…落合由利子

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たけくま  よしこ
1976年、富山県生まれ。大学で美術・デザインを学び、都内映像会社勤務を経てフリーランスの映像クリエイターに。東京都世田谷区内で「憲法カフェ」を開くなど、親たちが政治や社会を語れる場をつくっている。

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2面 【特集】ふぇみん泊まってシンポ in東京
片働きモデルの転換、家事労働の分配、そして新しい女性運動を 竹信三恵子さん講演
●ねこのひげ

3面 ふぇみん泊まってシンポ in東京 分科会報告
第1分科会 フィールドワーク「靖国神社」行ってみよう! 見てみよう!
第2分科会 電力自由化―電力を選べるってどういうこと?
第3分科会 自立支援10年・ベトナム留学生の学びと将来
第4分科会 フェミにとって子育てはタブー?! フェミと子育てぶっちゃけトーク
第5分科会 宇井眞紀子さんの写真を見ながら語り合おう~アイヌのこと、差別のこと~

●FLASH
・東電原発事故責任の追及を 検察審査会激励行動 7月17日
・イラク戦争から安保法制を問う 現場の視点で考える戦争法案
・大間原発の建設を止めよう! 大間で現地集会 7月18、19日
・「イスラム国」へ流入させない 玉本英子さん講演会 7月21日

4面-1 監視の目を光らせよう! 教育を標的にする自衛隊
4面-2 沖縄戦をくぐり抜けた同級生へ 『石になった少女』著者、大城将保さんに聞く

5面-1 【連載】ジュゴンの里に暮らす 文●浦島悦子 ⑧守るべきもの
5面-2 【連載】鼠のような猫の話 文/イラスト●是恒香琳 ④「ゆるふわ」を狙う猫の話

6面 【DVD】『響け! ユーフォニアム』石原立也 監督 文●水島希(大学教員)
小説では想像するしかなかった実際の演奏が魅力のこの作品。作中曲『三日月の舞』はアニメ用に作曲されたそう。主人公の久美子と麗奈による「愛をみつけた場所」の二重奏は原作にはないのだけど、涙ものです 。
第1巻~第3巻5700円(+税)〈第3巻は2015年8月19日発売〉 発売元 京都アニメーション・『響け!』製作委員会 販売元 ポニーキャニオン TEL03(5521)8033 

【書評】8/5号の書評ページへ
『新安保法制は日本をどこに導くか』柳澤協二  著/かもがわ出版900円
『国防政策が生んだ沖縄基地マフィア』平井康嗣、野中大樹  著/七つ森書館1800円
『学生のためのピース・ノート2』堀芳枝  編著/コモンズ 2100円

●ふぇみん句会

●Gallery 「環境ホルモン最新事情」

7面 【連載】ゆりばら!(211)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「夏休み、神奈川・横浜の中学校で、自衛隊演習見学会の衝撃」
●FORUM「地域で平和活動しています」
●ふぇみんのお店から 堀内製油 なたね油(900ml)1890円 ごま油(900ml)1890円 (185g)540円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌

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●2面 ねこのひげ
●闘いは続く。安保法制関連法案が参議院で審議入りした●7月21日の記者会見で、憲法共同センターの小田川義和さんは、世代、地域を超えて大きな行動が広がり、憲法審査会での憲法学者の発言を転機に安保法案は違憲との認識が拡大、影響は地域保守層に及び、政権支持者にも逡巡が生まれていると指摘●平和フォーラムの福山真劫さんは、衆議院での強行採決を、これ以上衆議院では議論できなかった安倍政権の弱さの表れとした上、採決をとめられなかった運動の弱さともとらえ、総がかりの取り組みをより強化すると発言●一方、麻生副総理は事務所に抗議の電話はほとんどないと豪語する。国会周辺と同時に地域で声を上げることが重要だ●60日ルールは自然成立を意味しない。沖縄で辺野古新基地反対運動を闘ってきた宮城康博さんは言う。「もし自分たちがあきらめていたら、とっくに基地はできている」「勝つ方法はあきらめないことだ」と。(い)


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3面【フラッシュ】

・東電原発事故責任の追及を 検察審査会激励行動 7月17日
東電勝俣元会長らの罪を問う「2012年告訴」の検察審査会議決が近いといわれている中、福島原発告訴団が、東京地裁前で検察審査会激励行動と参議院議員会館での院内集会を行った。東京地裁前では200人以上、院内集会にも150人もの参加があった。地裁前の激励行動では、事故の責任の追及を訴え、院内集会では京都に避難する鈴木絹江さんが障がい者の状況について話したほか、4人の告訴人が被害を訴えた。

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・イラク戦争から安保法制を問う 現場の視点で考える戦争法案
「安保法制で日本と世界は平和になるか?」と題した講演会が7月18日に開催され、元・防衛官僚の柳澤協二さん、イラク支援を続ける高遠菜穂子さん、紛争地を取材する志葉玲さんが話した(主催はイラク戦争の検証を求めるネットワーク)。高遠さんは「イラクで殺された側はPTSDを抱え、IS(イスラム国)につながった。これが対テロ戦争が導き出した結果。むしろ戦争を止める国にならなければ」と訴え、柳澤さんは、「市民は怒りの火種を持ち続けること。来年の参院選が重要」と語った。
 
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 ・大間原発の建設を止めよう! 大間で現地集会 7月18、19日
大間原発反対現地集会と大MAGROCKが青森県・大間原発敷地隣接共有地で開催された。主催は同実行委員会。18日夜は大間町総合開発センターでアーサー・ビナードさんが講演。ビナードさんは、プルトニウムを中心とした核兵器開発の歴史に言及、六ヶ所・再処理工場と大間原発をともに止めていこうと語った。19日は反対集会の後、大間町内をデモ行進。青森県内ほか函館や北海道内、全国から350人が参加した。



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・「イスラム国」へ流入させない 玉本英子さん講演会 7月21日
IS(イスラム国)が支配するイラク北部とシリアについて、フォトジャーナリストの玉本英子さんが東京で現地報告を行った(主催は「今とこれからを考える一滴の会」)。IS
は、イラク・モスル近郊にある少数宗教ヤズディ教徒居住区を襲撃し、男の子を少年兵に、少女は戦利品として売買したり強制結婚させていると言う。「IS内部でも心から支持する人は少ない。若者をISに流入させない社会を」と訴えた。

【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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