WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3092号(2015/6/25)を発行しました。

目次

2…派遣法「改正」で女はどうなる?
3…TPP交渉を司法に問う
4…石川真生さん寄稿 「大琉球写真絵巻」
5…新連載 波のはざま~からだの流れのつかみ方~
6…music  HK & LES SALTIMBANKS
 
1面 性暴力サバイバー キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん
[70年間の怒りとともに]

聞き手…梅山美智子
撮影…落合由利子

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Catherine  Jane  Fisher
オーストラリア・パース出身。1980年代に来日。自らのレイプ被害とその後の2次被害の経験から、米軍関係者による多くの事件を知り、ウォリアーズ・ジャパンを設立。性暴力被害者支援、日米地位協定を変える取り組みを行っている。連絡はメール  warriors.japan@gmail.com

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 2面-1 派遣法「改正」で女はどうなる? 一生派遣、合法的“首切り” ●宇山洋美(派遣労働者)
 2面-2 雇い止めの不安で眠れない人続出 ●廣瀬明美(元・派遣労働者)

●ねこのひげ

 3面-1 私たちの命に対する権利侵害のおそれがあるのに秘密!? TPP交渉を司法に問う ●池住義憲
 3面-2 議員と国民へ情報開示を ●内田聖子
 
 FLASH
 ・辺野古埋め立て阻止 「知事の10の権限」とは 6月5日
 ・もっと“高江”を知ろう 「ゆんたく高江」でつながって 
 ・秘密保護法廃止 ! 6月8日「12・6を忘れない6日行動」
 ・戦争法案を通すな6月11日、14日 国会前行動

4面 【不定期連載】すりかえられた復帰 なぜ日本は沖縄を  “植民地”扱いするのかを知る「大琉球写真絵巻」 文・写真●石川真生

5面-1 【新連載】波のはざま~からだの流れのつかみ方①悩めるからだ ●富永純枝
5面-2 【連載】飯舘村民立ち上がる③女たちの話を聞いて! ●佐久間淳子

6面 【Music】 歌うように声をあげよう! 文●岩崎眞美子(ライター)
『Rallumeurs D'Etoiles』HK & LES SALTIMBANKS (輸入盤) 2400円~。通信販売はこちらからhttp://elsurrecords.com/

【書評】6/25号の書評ページへ
『遊郭のストライキ  女性たちの二十世紀・序章』山家悠平  著/共和国2400円
『私はこうしてストーカーに殺されずにすんだ』遙洋子  著/筑摩書房1500円
『民族でも国家でもなく  北朝鮮・ヘイトスピーチ・映画』李鳳宇、四方田犬彦  著/平凡社2000円

●books アル中ワンダーランド/抗う島のシュプレヒコール OKINAWAのフェンスから/ドコカ行き難民ボート。/続 アボジがこえた海 在日朝鮮人一世の戦後

●Gallery Viva! イタリアvol.2

7面 【連載】ゆりばら!(207)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「親の介護で思うこと」、「別姓親子の、とある1日」
●FORUM「音訳に携わって」
●ふぇみんのお店から 庄内協同ファーム 有機麦茶(500g)540円
金子製麺 手のべ風そうめん(地粉)(200g) 248円 

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌



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●ねこのひげ
●憲法審査会の名が今回ほど報道に登場したことはない。6月4日、衆院の参考人質疑に招かれた3人の憲法学者が揃って「安全保障関連法案」を「違憲」と断じ、さらに昨年夏の「閣議決定」にも疑義を示した●マスコミが飛び付いたのは自公政権推薦の長谷部恭男さんが「違憲」とした点が大きい。自民党の憲法リーダーを自負する船田元委員に目をやると、一瞬表情が変わるのがわかった●民主党推薦の小林節さんは閣議決定の時も強く批判していたので、当然のことだ●維新推薦の笹田栄司さんは違憲審査の在り方をやや難解に話したが、安倍政権下の内閣法制局の姿勢を批判した●長谷部さんが「投票で数を得ても立憲主義違反は許されない」とし、小選挙区制の問題に触れたのは印象に残る●11日の審査会では、「安保自公協議」座長の高村正彦議員がリベンジとばかりに持論の「砂川判決」論を展開。傍聴席から失笑がもれた。(H)


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3面【フラッシュ】

・辺野古埋め立て阻止 「知事の10の権限」とは 6月5日
 前知事の辺野古埋め立て「承認」に法的欠陥がなかったか、県の第三者委員会による検証結果が7月にも出されるなか、翁長知事が「承認取り消し」を出すかどうか注目されている。一坪反戦地主会関東ブロックなどの集会で土木専門家の北上田毅さん(ヘリ基地反対協抗議船船長)が、岩礁破壊許可取り消しを含む知事の権限について説明。地方自治法研究者の白藤博行さんは、国による県提訴などの可能性に触れた。辺野古が重大な局面を迎えていることは事実だ。
 

                                             ●

・もっと“高江”を知ろう 「ゆんたく高江」でつながって 
 米軍のヘリパッドの建設・使用が進む沖縄・東村高江の反対運動を伝える東京応援団「ゆんたく高江」のイベントが、6月7日に東京・新大久保で開催された。トークや音楽ライブ、飲食やグッズコーナーのほか、高江への行き方指南もあり、子連れも含め多くの参加者でにぎわった。反対運動に関わる大宜味村の男性は、「反戦平和運動と生産・生活が一体の中で、循環農業を行っている」と、暮らしや闘いを語った。
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 ・秘密保護法廃止 ! 6月8日「12・6を忘れない6日行動」
 衆院第2議員会館前に、4日の衆院憲法審査会で「安保法案は違憲」と述べた憲法学者の一人小林節さんが参加。「憲法審査会で潮目が変わった。戦争法は憲法9条違反であり、それを無視するのは独裁政権」と発言。続く院内学習会では、情報公開クリアリングハウスの三木由希子さんが情報公開の実態を講演。「公開された情報の見立てが重要だが、その前に知りたいことの論点整理が大切。秘密にも迫ることできる」と。主催は「秘密保護法」廃止へ!実行委員会。



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・戦争法案を通すな6月11日、14日 国会前行動
安倍政権の安保法制に抗議する「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動」主催の国会前行動が続く。11日夜は1700人が集まり、砂川判決の政府評価の欺瞞を突くほか、「憲法を法律に合わせるなど逆転も甚だしい」「戦後70年の節目の年に、戦争法案を通してはいけないと」と、発言が相次いだ。14日は、2万5000人の市民が集結して国会包囲をして抗議し、大手メディアも報道した。通常国会終了まで、国会前での座り込みを続ける予定。



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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