「ふぇみん」2935号(2010.9.25)を発行しました。 1面 ハンセン病療養所でコンサートを開く 沢 知恵さん [気にかける人がいれば生きていける] --- さわ ともえ 1971年、神奈川県生まれ。在学中に音楽事務所にスカウトされ歌手デビュー。98年、第40回日本レコード大賞アジア音楽賞受賞。アルバム『ともえ・ミーツ・みすヾ』『りゅうりぇんれんの物語』ほか多数。ウェブサイトhttp://www.comoesta.co.jp --- 2.3面 【特集】人身売買 人身売買、人身取引は「遠い国のこと」「過去のこと」と思われているかもしれない。しかし、グローバル化と新自由主義経済が進む現在において、貧困、経済格差、移動、人種差別、性差別などが複雑に絡み合い、性的搾取、強制労働、臓器の売買などその根絶は決してたやすくない。日本は世界でも有数の受け入れ大国だが、認知度は低く、日本人の人身売買があることもあまり知られていない。加害者処罰、被害者への支援も十分とは言えず、人身売買の形態が多様化する中で被害がますます見えにくくなっている。私たちはまず実態を知り、自分たちの生活そのものが人身売買と密接に関係していることを前提に、この問題に取り組む必要がある。 ・広がる「人」の売買 現代の奴隷制度 ・エゼイロ報告と今後の課題 ●FLASH ・女性国際戦犯法廷から10年 アジア平和国民基金とは何か ・中国電力が深夜埋め立て 祝島島民の抗議で中止9月9日 ・辺野古にオスプレイ配備?普天間「移設」は断念しかない! ・ついに宮下公園強制排除 15日早朝、予告なく完全封鎖 4面-1 びょうきになること生きること 対談 太田清子×渡辺容子 4面-2 国勢調査 大幅見直し 郵送、手渡しの選択制に 文●白石孝 5面-1 20世紀の朝鮮半島の軍隊と性暴力を徹底検証 文●宋連玉 5面-2 【連載】ベトナム駐在員だより「夏休みの料理教室」文●安井朝乃 6面 【film】『冬の小鳥』監督 ウニー・ルコント 文●ミヤマアキラ(ライター) 【書評】→9/25号の書評ページへ 『大逆事件 死と生の群像』田中伸尚/著(岩波書店) 『ヒトの子育ての進化と文化 アロマザリングの役割を考える』根ケ山光一、柏木惠子/編著(有斐閣) 『講座 現代の社会政策 社会政策のなかのジェンダー』木本喜美子、大森真紀、室住眞麻子/編著(明石書店) ●句会 ●Gallery 『「恨(はん)」 三菱・廣島・日本 46人の韓国人徴用工被爆者』 7面 【連載】ゆりばら!(50)竹内佐千子 ●voices ぴーちくぱーちく「「びょうきになること 生きること」に参加して」「安曇野・有明美術館へのお誘い状」 ●FORUM「新潟中越沖地震から3年」町田支部(東京都)山口雪子 ●ふぇみんのお店から「ダージリン紅茶・リーフ(100g)1155円 ダージリン紅茶・ティーバッグ(20包)577円 セイロン紅茶・リーフ(100g)525円 セイロン紅茶・ティーバッグ(20包)472円」 8面 ●event information ●diary ふぇみん日誌