【3月8日〜9日】G8を問う連絡会 国際調整会議に参加を

■□ 洞爺湖サミットって何だろう? 私たちができることは何か?
□■ 【3月8日〜9日】G8を問う連絡会 国際調整会議に参加を

 7月7〜9日、山頂にそびえるセレブ御用達の高級リゾートホテル、ウィンザーホテルに、退陣間もないレームダックのブッシュ米大統領と、金満ぶりが自慢のサルコジ仏大統領ら世界の要人8人が登場し、さらには急成長しているインド、中国、ブラジル、南アなどの新興国や、アフリカ諸国のリーダーたちを集めて、政府内の意志一致がとれないガタガタの福田首相が「美しい星(クールアース)」のリー
ダーシップを発揮するとされています。そして、政府は洞爺湖サミットに多額の資金を計上し、地方自治体、警察、自衛隊などを大動員して、福田首相に美しいリーダーシップを発揮させようとしています。

 一方で、ウィンザーホテルの足元にある洞爺湖温泉街は、伝統的な和風旅館が立ち並び、サミット中は一般客の宿泊が禁止されます。一旦消えた客足がサミット後に回復できる見込みはなく、旅館関係者は不安の念に駆られています。

 では、このような中で開催されるG8洞爺湖サミットについて、私たちはどのように考えたらよいのでしょうか。そして私たちに何ができるのでしょうか。

 これまでG8が開催されるたびに、それと並行的に市民による様々な行動が行われてきました。昨年ドイツ・ハイリゲンダムで開催されたG8には、ドイツをはじめ、世界各地から約8万人の人々が開催地近くに集まって、自らの主張を表現または発信するために、デモ、コンサート、セミナー、ワークショップ、会議、キャンプなど、様々な行動を行いました。

 そして7月の洞爺湖サミットについても、このような企画を考えている人たちが日本の内外にたくさんいます。そこで、G8洞爺湖サミットのパラレルアクション(G8に関連する市民による並行的な活動)に関心のある日本の内外の人たちが集まって意見交換をする場として、以下の通り国際調整会議を開催することにしました。

 国際調整会議で討論を重ねることによって、各自で計画している表現活動が最大限実現するように互いに協力して、G8に対するパラレルアクションの総体的な成功を目指したいと思います。3月8日〜9日の集まりにぜひご参加ください。

 また3月7日(金)16:00〜から海外ゲストによる記者会見を予定しています。参議院議員会館第4会議室です。こちらへの取材もお待ちしています。

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