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京都日記とは、2000年1月4日から12月31日まで、京都ものづくり塾のメンバが日替わりで京都のできごと、発見したお店の情報、日常の風景について描いた日記です。
地元に住む京都の生の情報が満載です。

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2月29日(火)
攘夷と本物1 今日は攘夷と本物について書いてみたいと思います.攘夷という言葉の意味は幕 末にはやった言葉ですが,現代の私たちの社会にもどっこい残っています.一種 のナショナリズムかと思いますが,僕はそうは思いません.僕は郷土愛だと理解 しております.生まれた土地や風土,文化に対して誇りまではいかなくともなん となく好きである,なんとなく大切にしたい.そんな気持ちだと思っておりま す.
先日,円卓会議がありました.「よしむら」では,そば粉は純国産を使用してい るそうです.これは攘夷に他なりません.国産がむちゃくちゃにうまいというこ とを味覚的に感じる人はそうはいないでしょう.なんとなくうまいんじゃないか なって感じる.
話は戻って幕末.京都は攘夷思想の巣窟でした.なぜでしょうか.京都には日本 という歴史がもっと長く,本物があるって感じを持っていたからじゃないでしょ うか.(雅楽之助)

2月28(月)
京大生御用達 私の好きな喫茶店を紹介します。
今出川通り百万遍の交差点を東に100メートルほどいったところ。
パンで有名な進々堂のやってはる喫茶店があります。そこは昭和初期を思わせるような 古い造りになっていて、真中にはだるまストーブがあります。
店内には木でできた大きな長机が10台くらいあり、木の長いすにみんな腰掛けてます。 他人との接触を嫌うわけでもなく、触れ合うわけでもなく、同じテーブルで幾人ものひとが お茶してます。
場所がら、京大の学生さんが専門書を持って勉強してはる姿を多く見かけます。かと思えば 歓談するひともいるし、外人さんも、おっちゃんもおばちゃんも、いろんなひとが来ていて、 なんだか落ち着くのです。
ときどき、僕もここにこもってもの書きをしたりしています。 (やっち)

2月27(日)
全国車椅子駅伝 全国車椅子駅伝がおこなわれました。
例年、私はこのボランティアの仕事をしているのですが、今年は都合でおやすみ。 車椅子で駅伝なんて、そんなん競争になるのん?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、 これがすんごい早いんです。普通の車椅子ではなくて、「レーサー」という、競争用の車椅子が あるのです。ままちゃりでがんばって走っても追いつけないかもしれません。
最近、テレビのドラマで車椅子が取り上げられたりしていますが、車椅子というハンディキャップを ばねにして、こういった取り組みができるのはすごくパワーだと思います。 あまり、マスメディアには取り上げられないのですが、すごくすばらしいイベントですよね。 (やっち)

2月26(土)
らんでん 何年かぶりに京福電鉄嵐山線に乗りました。俗に「らんでん」と呼ばれています。 四条大宮から帷子ノ辻を経由して、嵐山まで結ぶ嵐山線と北野白梅町と帷子ノ辻を結ぶ 北野線があります。
一両の電車で民家の合間を縫ってゴトゴト走って行きます。駅は無人。いまどき、こんな電車も珍しいですよね。 これが結構、利用客の方が多い。時刻表を見てみると、10分おきだったりもする。 嵐山線は終電が12時を過ぎているではないか。京都のなかで、一番遅くまで走っているのでは?
すごいやん。(やっち)

2月25(金)
雪の梅花祭 朝の7時ごろに外を見たらこんこんと雪が降ってました。 気がつくと、西陣は積雪10センチくらいでした。そして、 仕事場の長岡天神のほうに行ってみると、地面すら濡れてない。 一応、降ったらしいのですが、その見る影もありませんでした。 こんなに近いのに違うものですね。
そんな寒い中、今日は天神さんです。しかも、受験シーズンかつ 梅も見ごろとあって、大勢のひとで賑わっていたようです。
最近は縁日のない週末でもけっこうひとがいます。 天神さんって、年々訪れるひとが増えているようで、 祖母に言わせても、「昔はこんなにひとは来なかった」らしい。 氏子の私たちとしては、よろこんでいいことなのかな。 (やっち)

2月24(木)
文化の日の雪 今夜も雪がちらついていました。先週あたりから、よく雪がちらついています。 週のうち、雪の降らない日のほうが少ないくらい。 そんな話を米寿の祖母としていたら、今年はまだ暖かいらしい。また暖冬か。
大正のころは正月なんていつも雪やったし、式典のある建国記念日はむっちゃむちゃ 寒かったらしい。そして、明治期、11月3日が天皇誕生日だったころには、 その日に京都でも雪が降っていたとか。へぇ〜、驚きです。(やっち)

2月23日(水)
深草うちわ 今日の京都新聞夕刊に「深草うちわ」復活の記事が掲載されていました。
明治期になくなってしまったものらしいのですが、今年、舞妓さんの「都おどり」 に合わせて復活させたとか。実はこれ、すごく有名なものらしく、200年以上も前の 文献にも登場しています。それが、時を越えて、2000年の今、この世に現れます。
何百年経っても、受け継がれて行くものもあるのですね。たとえ、世間の表面的な ことが変わっていっているように見えても、変わらぬ文化もあります。 たかがうちわですが、ただそれだけでない何かを感じました。(やっち)

2月22日(火)
おあげさん 薄揚げって美味しいですよね。
京都では「おあげさん」と 呼ぶ人もおり、毎日のお惣菜に大活躍しています。 信州方面にスキーに行くと、甘辛く炊いた薄揚げを乗せた 「きつねうどん」がなく、がっかりすることもままあります。
ところで、私は家族の転勤で小さい頃に京都に移り住みました。 そのため、「親子三代ずっと京都」の友人とは、意外な所で習慣の 違いに驚くことがあります。  冒頭の薄揚げもそのひとつ。京都の人に教えられるまで、 我が家は「厚揚げ派」でした。厚揚げよりも薄揚げを好むようになり、 「油揚げ(薄揚げ)」を「おあげ」というようになったのは、独り言が関西弁に なったころからでしょうか・・・。(かつら)

2月21日(月)
左京吉田 吉田山神社に行ってきました。どうやらお菓子の神様らしく、境内の石には、京都の和菓子に関する協同組合の名前やお菓子やさんの名前が刻まれていました。なかなか滑稽な光景に感じられました。
この辺りはまたどくとくの雰囲気があって、おもしろいですね。真如堂や天皇さんの土地があったり、大文字を我が物顔に取り入れた墓地があったり、京大生向けのカレーやさんなどなど、散策してみるのもおもしろいですよ。(やっち)

2月20日(日)
ランニングコース 週末の早朝は良く鴨川沿いをランニングします。七条大橋のたもとから 四条・三条と上流に向けて散歩コースが出来ています。 川沿いを走っていると、渡り鳥がいたり、釣りを楽しむ人、犬を連れて散歩 する人など色々な様子を楽しめます。
面白いのは、御池大橋から上流にかけて川の中に亀の形をした飛び石が あります。向こう岸まで延びており、そこうを渡るのは少しスリルもあります。
今日は、マラソン大会に出場します。頑張るぞ! (たっくん)
2月19日(土)
ここも京都 18日、広河原能見から久多までスノートレッキングをしてきました。
出町柳から京都バスで2時間ほど行ったところが広河原能見です。 わかりやすくいえば、「鞍馬、花背のずっとずっと先」 になります。 広河原には「京都市唯一の天然雪スキー場」があり、 ここから6時間かけて(雪がなければ3時間程度ですが) 京都市最北の集落である 久多まで歩きました。 久多に住む小学生はなんととなりの大津市 の小学校まで越境通学します。 集落に小学校がないからです。
辺りは一面の銀世界で、誰にも踏み荒らされていない新雪に 足を取られてなかなか進めませんでしたが、 幻想的な冬景色でした。
市街地から約40キロも離れた広河原・久多。 でもここはれっきとした「京都市左京区」なのです。(塾長) 写真はこちら
2月18日(金)
伝統工芸とパソコンの関係 先日、「伝統工芸、パソコン飾る」というタイトルでくりすたるあーと 林さんの記事が日本経済新聞に掲載されました。
単なる伝統産業と先端技術のミスマッチとしてとらえられがちな話題ですが、 ただそれだけの問題ではなさそうに思えます。伝統は先端と対比されるために存在 しているのではありません。伝統工芸品は、職人さんの技術や「もの」へのこだわり、 思いが形になったもの。それを携帯電話やノートPCに投影することによって、 大量生産で表情をなくした「もの」への愛着をわかせることができると思います。
「てづくり」のものって、なかなか捨てないですよね。消耗品のようにとらえられがちな 携帯電話ですが、アートを施すことによって、それとは別の視点から眺めることができます。伝統工芸はそんなふうに、「もの」をだいじにすることを 教えてくれるような気がします。そんなことも、この塾を通して伝えられたらと思います。(やっち)

2月17日(木)
続・北山時雨 京都という空間は今では交通の便も発達し,北山から京都駅までは地下鉄でも15分 で行くことができます.だけど北山時雨という言葉が言われ始めた頃はずいぶんと遠い イメージを持っていたのではないでしょうか.たぶんこれは想像ですが,洛中の人が北 山時雨という名を付けたのだと思います.北山までくると天気が変わるなーなんて思い がったのではないでしょうか.何といっても北山は洛外ですし.
これは余談ですが,東京に日暮里という地名があります.上野駅の次くらいでしょう か.今では東京の中心地ですが,江戸の頃は江戸城より大名行列が歩き始めると日暮里 あたりまでくると日暮れ始める里とそんな語源があるそうです.
京も江戸も今ではずいぶんと大きな空間になってしまいました.(雅楽之助)

2月16日(水)
北山時雨 北山時雨という言葉があるそうです.
僕は地下鉄烏丸線の北山駅にほど近いちっちゃな部屋にすんでいます.そこから大阪 の梅田まで平日は通っております.だから平日の京都は朝と夜のほんの短い時間だけです.
夜,会社から帰って北山の地上にでますと,小雨だったり最近では小雪が降っている ことがあったり,ずいぶんと天気(気候とまではいえませんね)が違うようです.その名として北山時雨というそうですね.僕はその名前の音が好きです.実にいい響きで す.(雅楽之助)

2月15日(火)
「コンビニ王国京都」私論 コンビニって今や「物を買うだけの場所」ではないです。公共料金の支払い、情報の配信、場所によっては飲食も出来る。 24時間必要なときに必要なことが、ある程度事足りるという、 人間生活の「多忙化」、「情報化」、「夜更かし化」という流れに 適合している商業形態です。 コンビニから 成功している要因を学びましょう。
商店街も、伝統産業も 一部成功例はあるものの、多くが勉強不足。 時代を読み、自らの「強み弱み」を認識し、活かしていかなければ この先、生き残れません。
でもコンビニに猛省を期したいのは あまりにもエネルギーや資源の無駄遣いとも思える商売スタイルと マナーの悪い客に対しての「我関せず」の態度。 やはり、地域社会と共存したものにするためには 外装、商売のやり方を含め地域に溶け込まなければなりません。(塾長)
2月14日(月)
コンビニ王国 つい最近、千本通り、自宅の近くにまたコンビニができました。 去年だったか、上七軒の角にできたばっかりなのに、またきたか、という感じです。 気がつくと、自宅から歩いて5分程度の範囲内に4件ものコンビニがあります。
しばらく前に聞いた話ですが、なにやら、京都は人口あたりのコンビニの数が 全国一多いらしいです。まさにコンビニ王国。
コンビニこそ、消費者と作り手の距離を遠ざける、きわめてシステム的な、心の見えない 売買形態なのに...まことに嘆かわしいことです。(やっち)

2月13日(日)
春の気配 ソーラーシステムのアーケードで知られて入る、大手筋商店街。 出店が多く立つのも特色の一つで、安くて新鮮な地場野菜はかなり魅力的。
他にもカステラ焼きや花の苗、瀬戸物などなど 時には「ポスター」の出店まで出ることもあります。 さてその中でヒソカに目をつけていたのが、焼き芋屋。
行儀悪くてもいい、買ったその場でアツアツをほお張ってみたい・・・ ささやかな夢ながら思い続けていたのですが、今日行って見たら、 やや、出店が撤収しているではありませんか!
立春も過ぎ、焼き芋の似合うシーズンは終ったのかもしれません。 春の気配を感じつつも、一抹の寂しさを拭い切れない午後でした。 (かつら)

2月12日(土)
北白川の古着屋さん 北白川の梵という古着屋さんに行ってきました。
そこでは、古布や着物の素材を生かした雑貨やその生地そのものも 売られていました。 なかなか、古布の味があっていい感じです。おもしろいのは、ただそれだけでなく、そこで売られている古布をいかして、ちりめん細工教室も開いてられるとのこと。 さまざまな飾りものや小物をつくってられるようです。
お店の方と話していたのですが、「ぜひとも若い方にも着物の良さをわかって、ちゃんと した着かたで着てほしい。崩して着てもらうのは、それをわかってからにしてほしい」と。 「でも、やっぱり、ちゃんとした着かたで着ていただくのが美しいですよね」 と共感してました。
白川通り御蔭下がった西側の角から2件めにあります。(やっち)

2月11日(祝)
伝統工芸後継者作品展 岡崎の「みやこめっせ」で開催されている「伝統工芸後継者作品展」を見に行ってきました。 着物や染物はもちろん、仏具や扇子、灯篭など、さまざまな伝統工芸品100点以上がずらりと並べられていました。
これらは「京の伝統産業わかばの会」の所属されてる主に20歳代の若い職人さんの作成されたとのこと。
職人さんって、やはりご自分のつくられたものをひとに説明されるときは生き生きしてますよね。私の自信作です!って、やっぱり言いたいですよね。
お寺の天井絵を描かれてる方や友禅の手描きをされてる方、弓をつくられる方とお話をしてきました。
それぞれ、職人の世界にはこだわりと熱情を持ってられるんだな、と感銘を受けました。
本展は13日まで開催されてます。 (やっち)

2月10日(木)
センボン・ラブ この千本通の商店街も、今は「LA VITA SENBON」というおしゃれな名前になって いますが、10年くらい前までは、「センボン・ラブ」などという、恥ずかしい ような名前の商店街でした。
そして、その商店街のアーケードのスピーカからは、商店街のイメージソングが 流れてくるのです。あまりよく覚えていないのですが、
♪ 新しい街 恋の街
♪ ラブ ラブ ラブ〜 ラブ〜 センボ〜ン ラ・ブ
っていう歌詞だけは頭にこびりついていて、いまだにここだけは歌えます。
メロディ聞いてみたくなりました?(やっち)

2月9日(水)
積雪 昨夜9時ごろから降り続いた雪はしんしんと降り積もり、ひさびさに京都は一面雪景色です。
道路にはあまり積もっていませんが、車や家の屋根には10センチ近く積もっているようです。 雪だるまでもつくれるかな。こんな京都を見たのは何年かぶりのように感じます。
足場が悪くなっています。みなさん、お気をつけて。 (やっち)

2月8日(火)
冬の嵐山 皆さん、嵐山といえば何を連想されますか?
渡月橋、桜、紅葉、タレントショップ、たくさんの観光客… はっきりいって私も観光客ばっかりというイメージで 嵐山はあまり好きではありませんでした。
でも、その認識をこの日ちょっぴり改めました。 この日(2月6日)は朝からあいにくの雨だったのですが、 塾の円卓会議会場の下見で嵐山に出向いたのです。
大堰川沿いにある「嵐山よしむら」というお店なんですが 1階はきものの生地や小物のコーナー 2階は手打ち蕎麦(御主人こだわりの!!) やそば粉を使ったメニューが楽しめ、 雰囲気も大変よく、和めます。 ここから眺める大堰川の向こうの山が 雨に煙ってシルエットだけが浮かび上がるのです。 たそがれ時は特に素晴らしい。 この時期なら5時ごろでしょうか。
皆さんもちょっと足を伸ばしてこの時期ゆっくり嵐山散策なんていかが? 冬の嵐山は人も少なく狙い目です。(塾長)
2月7日(月)
ギャラリー吉祥 昨日、伏見の江戸末期の町家を改装したギャラリーに行って来ました。
場所は、伏見大手筋商店街の中ほどの富士銀行の通りを150メートル 程北上したところにあります。
5・6日は町家の中で、チェロの演奏会がありました。 町家とチェロというミスマッチな組合わせに感じますが、 音の響きもよく、気持ちよく聴く事が出来ました。 ギャラリー『ギャラリー吉祥・武田家』では、明治時代の貴重な雛人形や 武田家に残る、酒造り用の酒袋を使ったバックなども販売しています。
町家を多目的に使わしてもらえるギャラリーなので、これからも 色々な企画をされるそうです。(たっくん)
「大好きな京都」 今朝、NHKのニュースで再選を果たした桝本氏がインタビューに応えてました。
「この大好きな京都を守っていきたい」「みんなが京都に住みたいと思ってもらえるようであってほしい」と、私がふだんからも思っていることをそのままおっしゃっていて、なんだか嬉しくなってしまいました。あ、自分と同じことを言ってはる...と思って。市長がこんな気持ちで京都を守ってくださるのはすごくいいことだと思います。
批判もあるかもしれないし、実際に何をやった?と聞かれることもあるかもしれません。でも、メディアでこんなふうに気持ちを伝えてくれるのが、すごくいいと思いました。ぜひとも、これから具体的な成果を出してほしいと思います。(やっち)

2月6日(日)
卒業作品展 岡崎の京都市美術館で開かれている成安造形大学の卒業作品展を見に行ってきました。
毎年、2月の京都市美術館は市内の芸術系大学の卒業作品展をおこなっているので、 刺激を受けに毎年見に行きます。
若い感性ここにあり!という感じで、それぞれが自分の渾身の思いで作成された作品たちが 並べられています。洋画、日本画、染色、空間造形、映像...
若いパワーが溢れていて、とっても感化されるものがあります。 部屋ひとつに木でできた鳥居をいっぱい並べてある作品がありました。すごいの一言に 尽きます。(やっち)

2月5日(土)
梅だより 今週もすごく天気がよくて、暖かい土曜日です。ふと、2日ほど前の京都新聞夕刊に載っていた写真を思い出しました。 そう、北野天満宮では気の早い梅の花がちらほらと咲き始めています。
行ってみると、意外とたくさんのひとが来ています。カメラを持った人もちらほら。考えることは同じですね。
梅林園はまだまだこれから、これから、2月は梅が天神さんをにぎやかにしてくれます。
最近、京都新聞の夕刊には「梅だより」のコーナーがあります。見ごろの梅情報を教えてくれます。 京都らしくてなんだか嬉しくなってしまいます。(やっち)

2月4日(金)
大学入試
試験監督裏話
「大学のまち」でもある京都では2月に入ると 私立大学の入学試験が始まります。
その後国公立、2次と続く、1ヶ月以上の長丁場です。 私も今月は3、5、9、11、19の5日間入学試験の 監督をすることになっています。
仕事は問題、答案の配布、回収と 見廻りが中心なのですが、それ以外は1時間以上もの間 特にすることもありません。 そこで、問題を読みながら自分でも解いていって 見廻りをしながら受験生の答をチェックしたりします。 「こいつ、ここ間違ってる」なんて風に。 特に意味もない見廻りは要チェックかもしれません。
試験監督が自分の前で立ち止まったら、 ちょっと答案を見直してみるとか。
一番寒く体調を崩しやすい時期の入学試験。 日本国内中飛びまわる受験生も多いとは思いますが、 まずは健康第一。くれぐれも風邪などひかない様に...(塾長)
2月3日(木)
京都駅 僕は毎日の通勤に京都駅を利用しています。
駅の中をすれ違う人々を見ていると、それぞれの 生活が見えて面白いものです。
最近は、夜中に、スキーに行く人達を沢山見かけます。 八条口側の団体バス乗り場は、これからスキーを やりに行く人々でにぎわっています。
週末になると、より多くの人が夜中にスキー場に向けて 出発しています。 スキー板を持っている人よりも、ボードを持っている人の方が多いです。
昨年から、八条口のバス乗り場周辺にはコンビ二が2件もオープンし 便利になっています。(たっくん)
2月2日(水)
甘酒 寒い日が続いています。
こんな時にぴったりの甘酒、そのとっておきの作り方を紹介します。
 ミキサーに好みの量の酒粕と水を入れ、スイッチぽん。
適当に味を見て水や砂糖を加え、鍋に移してアツアツに温めます。
吹き零れやすいので、ちょっと気をつけて見張ってやって下さいね。
すり鉢でするより、ぐっとなめらかな口当たりに仕上がって 絶対病み付きになりますよ。
 それから酒粕は、手に入れば絞りたてのもの (まだパック詰されていないもの)を使ってみて下さい。
 甘酒にはよく生姜を加えますが、酒粕が新しいとそのままで 生姜にも似た爽やかな香りが楽しめます。
 酒処、伏見からの情報でした。(かつら)
2月1日(火)
老舗の書店 老舗の書店チェーン「駸々堂」さんが自己破産を申請したそうです。
全ての店舗は昨日をもって営業を終了したそうです。ニュースで、 片づけられてる三条河原町下がるの進々堂さんが映っていました。
本屋さんもつぶれるものなんですね。驚きです。しかも、京都の あちこちにありるじゃないですか。三条河原町上がったところなんて、 よく寄ったりするのに、それがなくなってしまうのはさみしいものが ありますね。 京都駅の地下街の店にもよく行っていたのですが、残念です。
最近、京都タワービルの3階にもお店を出していましたね。ちょっと 行ってみましたが、全然お客さんいませんでした。なんだか内装も さみしい感じがして、それはあかんやろという感じでした。
でも、まさかこうなるとは。(やっち)



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