<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2022/8/15 no.30---

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■先週は夏休みをいただきました。4年ぶりの尾瀬に行きました。

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 コロナの第7波の真っ最中でありますが、自主抗原検査をして旅行にでました。福島の母の強いリクエストで鬼怒川温泉で夏休みを過ごす母娘のためにいね子さんを会津の実家に送り届けてから、ひとりで尾瀬へ。とはいっても写真に写っている燧ケ岳に登る体力はすでになく、7キロほどを歩くハイキングで尾瀬沼へ。16才で初めて来てから50年通い続けてきた場所です。早朝のSAでパンを食べただけでしたが、食べなれた山小屋食堂の山菜蕎麦を楽しみにして歩いたのに、食堂は閉鎖されて荒れ果てていました。

八百屋オヤジの ひとりごと

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 友人の川崎哲さん(ICAN)が新しい本を出したのでさっそく注文。「核兵器をなくすと世界が決めた日」。核廃絶をめぐる最近の情勢を小学生向けにわかりやす解説した絵本です。文章を担当している岩崎由美子さんは丸木美術館の理事で、評議委員の私とも仲間なのですが、会議は高齢者が多いのでほぼリモート開催なので、PC画面上でしかお会いできないのが残念です。ご来店の際にぜひお読みください。

◼︎野菜食堂のかんたんレシピ

★にんじんとたまごの炒め物★

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 塩・コショウで薄味をつけて焼いたスクランブルエッグを先に作っておき、人参の千切りを炒めてこちらも塩・コショウだけのシンプルな味付け。ふたつを合わせてよく混ぜたら出来上がり。簡単なお惣菜ですが、意外な組み合わせが美味しい簡単料理でした。

★ニラ玉キクラゲ切干大根★

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 切干大根の新しい栄養満点の食べ方です。湯で切干大根を戻しておきます。たっぷりのキクラゲも戻しておきます。まずニラを炒めて塩を少し入れた溶きたまごを加えてニラ玉。これをフライパンから取り出しておいて、胡麻油で切干大根とキクラゲ、彩りの千切り人参を炒めて、みりんと醤油で味を整えます。味が決まったら、ニラ玉を加えてよく混ぜます。

★モロヘイヤのかき揚げ★

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 スタミナ野菜のモロヘイヤは天ぷらでも美味しい野菜です。葉を一枚ずつ揚げるのが一般的ですが、それでは揚げるのも食べるのもたいへんです。玉ねぎ、彩りの人参なども加えてかき揚げにするのが当店風です。これでたっぷりのモロヘイヤの栄養とその夏の味を一度に味わえます。

■みさと屋・野菜食堂

みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

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 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 みんなのデータサイトの測定所に義務づけられている「基準玄米」測定の順番が回ってきました。汚染されたコメを容器に高濃度から微濃度まで4段階に分けて詰めてあり、それがゲルマニウム半導体測定器で厳密に測定してあります。私たちのシンチレーション式の簡易測定器で、どこまで値付けされた数値に迫れるかを試す検査です。既定の範囲内の測定値を出せないと不合格となります。3回目ですが、緊張する1週間を過ごします。

book
http://Minnanods.net

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

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 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄