<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2022/1/24 no.3---

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■また「まん防」で、当店はお酒類を提供しないコースを選択。

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 また同じことの繰り返しとなりましたが「まん防」です。来月の3週めまですべてお客様の閉店時間を8時とさせていだだきます。新年会などのご予約で時間制限なしの店でしたが、これも「まん防」の期間中はすべてお受けできません。それより、ご会食の人数を4人までとさせていただき、お酒類の提供も中止いたしますので、新年会などのパーティはできないことになります。店企画の講演会、映画会などもできなくなりました。「緊急事態」にならないことを祈りながら「まん防」が明けるのをみなさんと待ちたいと思います。そしてしばらくはテイクアウトに力を入れていきたいと思います。

■「みさとや子ども食堂」に来てください!

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 調布市内の3校の小中学校が、コロナのために学校閉鎖・学年閉鎖となりました。急な休校で食事に困っている子どもたちは、毎日やっている「みさとや子ども食堂」に来てください。カップラーメンやコンビニ弁当を食べなければならないとき、みさと屋に来れる子は、子ども食堂の有機野菜たっぷりで栄養満点のご飯を食べにきてください。300円ですが、お金はいつでもいいです。お金がいまなくても、食事が用意されていない子どもたちはぜひ来てください。子どもだけでレストランには入りにくいと思います。「子ども食堂弁当」といってください。お弁当にします。こんな時だから、野菜たっぷりで、経験ゆたかな調理師がバランスよく作るごはんがカラダにいいのです。免疫力がつきます。小学校でいま学年閉鎖になっているところは少し遠いので、子どもだけで来るのはむずかしいかもしれません。近くの第一小、八雲台小のこどもたちは来れるから、日曜日いがいは毎日やっている子ども食堂があることを覚えておいてください。学校閉鎖の第3中の生徒たちは、自転車なら10分なので来れます。11:45~14:30、夕ごはんでもOK、17:00~20:00。日曜は休みです。

八百屋オヤジの ひとりごと

 就職坊主が突然ラインしてきて「ツィッターがたいへんなことになってる」といいます。思い当たることはなく、それでも何か変なことをして炎上してしまったのかと不安に。「市内の3校の小中がコロナで学校・学年閉鎖。食事が準備されていないこどもたちは日曜以外は毎日やっている「みさと屋子ども食堂」に来てください。店に入りにくいならお弁当にします。300円ですが、お金はいつでもいいです。食事が用意されていない子は、ぜひ野菜たっぷりで栄養満点のご飯を。」とツィッターの文字制限内で書いたのです。自分で投稿していながらツィッターのことはよくわからず、反響を読んだりリツイートを見たりする方法を知りませんでした。聞いてみたら457のリツイートと、956の「いいね」があるそうです。こんな反応は初めてのこと。大手のテレビ局から取材依頼の電話も。これは断りました。当店に来れる距離の中学校では「学校閉鎖中は外に出るな」と命じられているそうで、子ども食堂の客はまだ来ていないのです。

◼︎野菜食堂のかんたんレシピ

★ししゃもフライ★

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 時々ランチメニューにのる魚料理です。干物のカラフトししゃもにパン粉の衣をつけて揚げます。焼いてそのまま食べてもおいしいししゃもは、ソースをつけた味もよく、骨も食べられます。みさと屋に三陸水産の商品があります。

★野菜のかき揚げ弁当★

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 好評のかき揚げをお弁当に。さつまいも、春菊、玉ねぎ、人参などが入っています。天つゆ付き。低温圧搾法一番搾りで、遺伝子組み換えではない良質の油で揚げるので、たいへんおいしいといっていただいています。天ぷらはやはり油が重要ということです。

★小松菜のおろし和え★

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 殺菌効果があり、消化酵素がたっぷり含まれる大根おろしをたっぷり食べることができ、寒くておいしくなる小松菜も楽しめる簡単和え物です。小松菜のお浸しにたぷりの大根おろしと瓶詰めのなめ茸を混ぜて醤油で味を整えるだけです。お腹の健康のためにも。

★ある日のこども食堂定食★

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 またまだ需要が少ないこども食堂の食事。この日は来た子の好きな物を聞いて主菜を決めて、あとは栄養のバランスを考えて盛り付けました。もちろんご飯と味噌汁がついて300円。お金はいつでもいいので、ご飯が用意されていない子どもたちはぜひ来てください。家で食べたい子にはお弁当にします。

★ベジタブルカレー弁当★

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 最近はご希望があればカレーのテイクアウトにも応じています。以前は容器がなくて無理でした。最近つかっている紙製の弁当箱は深さが十分なので、サラダと分けて盛り付けることができます。このカレーは野菜たっぷりです。

★みさと屋こども食堂★

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 子どもたちを狭い店に呼ぶのは心配でしたが、コロナウィルスの様子もわかってきたので、あらためて子ども食堂から呼びかけます。給食がなくて困っているご家庭、急な残業などで夕食を用意できないご家庭は子ども食堂に300円の温かいご飯を食べに行くようにすすめてください。子どたちだけでのご来店をお待ちしています。お金は持っていなくてもだいじょうぶ。いつでもいいです。店内感染を防ぐ努力をしています。

■みさと屋・野菜食堂

みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

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 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 韓国の女性研究者に放射能から子どもたちを守る調布の会の方といっしょに採取してもらった調布のカニ山のどんぐりは、2.83 ベクレルのセシウム137を検出。先日の測定とほぼ同じ結果でし た。韓国では普通の食材であるどんぐりの汚染ですから、関心が高いだろうと考えたのです。これが当たりでした。10年たってもまだセシウムを吸い上げていることを証明できました。さて研究結果はどうなるでしょう。

book
http://Minnanods.net

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

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 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄