<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2021/5/31 no.20---

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田植えを待つ田んぼの苗床、今年もしっかりと育ちました。

topimage

 スタッフの手で作られた前床、種まきも生徒のいない状態ですが、みごとに育った苗が田植えを待っています。これからくろつけ、しろかき、田植えと続く学校行事はどうなるのでしょう。緊急事態は6月20日まで延長となってしまいました。

先週のお弁当・たくさんのご注文ありがとうございました。

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八百屋オヤジの ひとりごと

 緊急事態の延長により、さらに6月20日まで20時閉店を徹底、お酒類はお出ししない営業となります。近所には「お酒提供宣言」をして飲み放題の店があるようですが、そのような店は利用しないのはもちろん将来にわたって覚えておくことが重要です。日曜日にVIPな家族に特別な飲み物を運ぶ仕事が続いています。多摩川沿いを世田谷へドライブします。

野菜食堂のかんたんレシピ

★カボチャの胡麻和え★

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 久しぶりのカボチャを注意深く調理してみました。みさと屋史上初の宮古島産です。切り分けたカボチャを昆布といっしょに煮て、醤油とみりんで薄味をつけます。すり鉢で白炒り胡麻をすって、蜂密少々と醤油を加えてよく混ぜたらゆでたカボチャを入れて和えます。今年の新カボチャとしては初入荷、それにしては美味しくて、ランチの小鉢セットで食べたお客様が一度帰りながらも味が忘れられずに戻ってきてお買い上げくださったという、先週土曜日の出来事がありました。まだ沖縄県産で高価です。九州のもまが出てきたら安くなります。

★車麩のフライ・畑のカツ★

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 新潟県の伝統食材の車麩を昆布ダシと醤油の薄味で煮たものです。水つけてふやかしてから煮ます。この輪を6等分に切って軽くしぼりながら水溶く小麦粉とパン粉の衣をつけて揚げます。そのまま「畑のカツ」として、「カツ煮」として、また人気の「畑のカツカレー」としてメニューにのります。しぼりすぎないで、昆布ダシでしっとりとするくらいにしてください。

★みさと屋こども食堂★

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 子どもたちを狭い店に呼ぶのは心配でしたが、コロナウィルスの様子もわかってきたので、あらためて子ども食堂から呼びかけます。給食がなくて困っているご家庭、急な残業などで夕食を用意できないご家庭は子ども食堂に300円の温かいご飯を食べに行くようにすすめてください。子どたちだけでのご来店をお待ちしています。お金は持っていなくてもだいじょうぶ。いつでもいいです。店内感染を防ぐ努力をしています。

■みさと屋・野菜食堂

みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

bento

 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 先週は一度に8件もの測定依頼が届いて忙しかった測定室、久しぶりにやり切った感があります。引き続き食品の放射能規準の「緩和」に反対する署名集めなどでがんばりたいと思います。市民測定所では大事な仕事です。タケノコプロジェクトも続行中です。すでに産地は東北地方に移動していますが、故郷のタケノコがある方はぜひ一部を測定に回してください。タケノコについては無料測定中です。

book
http://Minnanods.net

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

takagi

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄