<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2021/5/24 no.19---

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苗床では種まきをした籾米が育っています。田は荒起し済み

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 コロナ禍で生徒を呼べない田んぼの学校、スタッフが作った苗床で稲が育ってます。もう5センチです。緊急事態が6月まで延長されることになれば、田植えも生徒のいない中でやることになりそうです。あいかわらず野鳥の天国です。

八百屋オヤジの ひとりごと

 知らない女性のお客様が「保育園の時に前を通ってお散歩に行くときにいつもおじさんに手をふってもらいました」というのです。立派な大人の女性です。「あなた自身が保育園児のころ?」その通りだそうです。何年前のことでしょうか。今でも店の前を通るかわいい行列には手をふっています。

野菜食堂のかんたんレシピ

★しらたきのピリ辛炒め★

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 たくさんは食べられないので、小鉢に盛って人気のお惣菜。ヘルシーだと評判でした。下ゆでしたしらたき、人参の千切り、油抜きして短冊に切った揚げ、えのきを胡麻油で炒めて、醤油とみりんで味を整えて調味料の水気がなくなるまで混ぜながら炒めてから、お好みの量の七味で辛味を加えます。

★小松菜の煮びたし★

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 冷たくして美味しいお惣菜です。小松菜をお浸しにして3cm幅にきっておきます。乱切りのなす、千切りの人参、しめじをさっとゆでておきます。短冊に切った揚げを油抜きします。みりん・醤油を各1、ダシ汁4の割合で煮たてた漬け汁に準備した野菜を入れて、おろし生姜を加えます。冷ましてから食べると味が染みています。

★ワカメと春雨の酢の物★

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 湯で戻した春雨、人参とキュウリの千切り、戻して細かく切ったワカメを混ぜてポン酢で和えます。水溶性食物繊維で健康のために効果的なワカメをたくさん美味しく食べることができます。

★無限ピーマン昆布炒め★

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 ピーマンが苦手な方にもたくさん食べてもらえる簡単料理、千切りピーマンと玉ねぎ、人参を炒めて昆布の細切り佃煮をたっぷり加えて炒めます。味は塩をひとふりのみ。昆布の味で食べます。

★みさと屋こども食堂★

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 子どもたちを狭い店に呼ぶのは心配でしたが、コロナウィルスの様子もわかってきたので、あらためて子ども食堂から呼びかけます。給食がなくて困っているご家庭、急な残業などで夕食を用意できないご家庭は子ども食堂に300円の温かいご飯を食べに行くようにすすめてください。子どたちだけでのご来店をお待ちしています。お金は持っていなくてもだいじょうぶ。いつでもいいです。店内感染を防ぐ努力をしています。

■みさと屋・野菜食堂

みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

bento

 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 今年もパン屋さん業界から国産小麦粉の測定依頼があり、13時間(800分)をかけて測定して、限界値2ベクレル代での不検出を確定しました。以前に埼玉県の土壌を測定した方から転居を計画している千葉県の土壌7件の依頼もあり、たいへん多忙な今週の測定室でした。測定器のパソコンが壊れて以来、測定は正確で合理的な結果を得ることができているので安心しています。以前の結果との整合性もあります。

book
http://Minnanods.net

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

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 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄