<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2020/7/20 no.27---

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「コロナウィルス感染拡大防止」店となりました。毎日必死。

topimage

 東京都のアンケートに答えて交付されるステッカーが当店にも。すでに感染拡大防止店として協力金もいただいています。東京都と政府のあまりにもちぐはぐな対応にイヤ気を覚えながらも、ご来店のお客様が少しでも安心できればと思い、恥をしのんで申請しました。毎日開店前に店内の消毒、エアコンを入れても窓を開けて換気、いつも換気扇を3台回して空気を動かしています。以前は同時に18人ものお客様に座っていただきましたが、今は8人が限界、スペースを空けています。

八百屋オヤジの ひとりごと

 仕事を終えてスタッフも交えて夕食賄いピザなどを焼いて一杯飲むのを至極の楽しみとしてきましたが、自宅の風呂の崩壊で改修を余儀なくされて銭湯通いの日々です。近所にないのでクルマを使わざるをえないので飲めなくなりました。今年も新麦の測定依頼、返却不要の試料なので不検出の「新麦ピザ」を楽しみにしています。

野菜食堂のかんたんレシピ

 ★高野豆腐と野菜の煮物★

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 三鷹市にある大学の寮に住むアメリカ人の留学生、SOSのようなビーガン弁当のご注文をいただきます。遠いので希望どおりには行けないのですが、それでも毎度3食分を届けます。ひとつずつなら飽きないように作れますが、同時に3個となるとたいへんです。アメリカ人に高野豆腐はどうかなと思いましたが「これ知ってる」といいまた。ベジタリアン料理をかなり食べ歩いているようです。しかしコロナ渦中で寮から一歩も出ていないようで食事に困っている様子です。学生寮の食事ではビーガンの対応はできないでしょう。当店でも30人分を作る時に一人分だけ別にして鰹ダシを使わずに煮ることになります。

★豚肉と野菜の塩麹焼き★

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 お客様のリピート注文がたいへん多いメニューです。これだけを食べにいらっしゃる方もいます。有機玄米麹を自家発酵させてから使うので、たいへん手間のかかる料理です。丹沢高原豚のこま切れ肉とキャベツ、玉ねぎなどを炒めるのですが、味付けは塩麹とコショウ少々のみ。人気の秘密は塩麹の味の良さではないでしょうか。「有機塩麹の素」販売中です。832円。

★いわしの蒲焼風★

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 みさと屋の生いわし開を使います。開きを2枚に切り分けて、片栗粉をまぶして揚げてから、酒1、みりん1、醤油1、砂糖と水少々を煮立てた漬け汁を沸騰させて揚げたいわしにからめます。白炒りごまをふります。いわゆるなんちゃって蒲焼です。

★みさと屋こども食堂★

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 子どもたちを狭い店に呼ぶのは心配でしたが、コロナウィルスの様子もわかってきたので、あらためて子ども食堂から呼びかけます。給食がなくて困っているご家庭、急な残業などで夕食を用意できないご家庭は子ども食堂に300円の温かいご飯を食べに行くようにすすめてください。子どたちだけでのご来店をお待ちしています。お金は持っていなくてもだいじょうぶ。いつでもいいです。店内感染を防ぐ努力をしています。

■みさと屋・野菜食堂

みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

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 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 久しぶりの実業界からの測定依頼。国産小麦を使うパン屋さん業界からの新麦の依頼です。今年で3年め。続けて依頼してくださることは私たちの誇りです。国産小麦の私たちの測定履歴では、群馬県など北関東のもので検出例があります。イネ科の植物は他のウリ科やアブラナ科などの野菜よりセシウムの移行率が高いので放射能汚染しやすい作物です。しかし10年が経過して検出例はほぼなくなっています。 http://Minnanods.net

放射能測定

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

takagi

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄